• 検索結果がありません。

ゲスト OS に依存するサポート項目

ドキュメント内 BladeSymphony BS2500 HVMユーザーズガイド (ページ 41-200)

1.6.3 HVM 用メモリ

サーバブレードで動作しているHVMは,サーバブレードの物理メモリを使用します。

HVMやLPARが使用するメモリは,HVMが動作するために必要なHVM用メモリが必要です。

表 1-13 HVMの動作に必要なメモリ

サーバブレードの種別 HVMの動作に必要なメモリ容量 高性能サーバブレードA1/E1/A2/E2 3,072MB

4,096MB*1 高性能サーバブレードA3/E3 6,144MB 標準サーバブレードA1 2,560MB

標準サーバブレードA2 4,096MB(MM Config Baseが2GBの場合*2) 6,144MB(MM Config Baseが3GBの場合*2

注※1

次に示す組み合わせのシステム構成の場合に,HVMが使用するメモリ量が4,096MBとなりま す。

◦ 高性能サーバブレードA2/E2

◦ 4ブレードSMP構成

◦ I/Oスロット拡張装置 注※2

MM Config Baseの値については,表 2-1 対象サーバブレードとEFI設定値を参照してくださ い。

なお,ほかにもLPARに配分するメモリが必要になります。

関連項目

• 1.3 HVMで論理分割したメモリの特長

1.7 HVM の導入から LPAR 運用までの流れ

WebコンソールによるLPAR作成の流れについて次に示します。

HVMの概要 41

1-9 初期設定の流れ

図 1-10 サーバブレードの電源ONからOSセットアップの流れ

42 HVMの概要

1-11 システム装置停止の流れ

1.8 論理環境の構築や運用にあたっての注意事項

HVMを使って論理環境を構築する前に,知っておくべき注意事項について説明します。

1.8.1 ハードウェア資源が縮退,閉塞したときの注意事項

• プロセッサ,メモリ,PCIデバイスの縮退/閉塞が発生した場合,システム装置のシステムイベ ントログ(SEL)の採取や,JP1/SC/BSMに対するアラート通知が行われます。

• プロセッサ,メモリ,PCIデバイスの縮退/閉塞が発生した場合,次回のHVM起動時にデバイ スを認識できなくなり,関連する一部のHVM構成情報がクリア,または再設定されます。

なお,縮退時構成情報保護(KeepConfig)オプションを使用することにより,マネジメントモ ジュールに保存されているHVM構成情報を保護することができます。詳細については,「8.6.2 デバイスの縮退や閉塞直前の構成情報のバックアップ」を参照してください。

• ハードウェア交換などにより縮退や閉塞させる場合,HVMの停止前にHVMの構成情報をバッ クアップしてください。また,縮退や閉塞から回復させる場合,HVMの再起動前にバックアッ プしたHVM構成情報をリストアしてください。なお,バックアップファイルがない場合は,

HVM起動後にLPARの構成が変わっていないかを確認し,必要に応じて再設定してください。

• 移動元サーバで閉塞状態になっているFCポートが割り当てられたLPARを,障害が発生して いないFCポートを持つ移動先サーバへ,コンカレントメンテナンスモードのLPARマイグ レーションで移動させた場合に,移動後もFCポートの閉塞状態が継続する場合があります。

閉塞状態の解除方法については,マニュアル「LPARマイグレーションガイド」を参照してくだ さい。

1.8.2 論理 NIC の注意事項

ここではHVMやLPARを構築するとき,論理NICに関して知っておいて欲しい注意事項を説明 します。

オンボードLAN使用時の注意事項

高性能サーバブレードA1/E1/A2/E2/A3/E3,標準サーバブレードA1/A2のオンボードLANをご使 用の場合は,以下の制限があります。

• 未使用のオンボードLANは,必ず無効に設定してください。

HVMの概要 43

◦ Windowsの場合:[デバイスマネージャー]-[ネットワークアダプター]下に表示される 対象を右クリックして,"無効"を選択

◦ Red Hat Enterprise Linuxの場合:コマンド "ifdown eth* (eth*は未使用ポート)" を実行

• オンボードLANポートの二重化構成での自動Failback機能は,非サポートです。

Emulex 10Gb NIC使用時の制限について

次に示すEmulex 10Gb NICを使用する場合,ファームウェアのバージョンによってサポートに制 限があります。

• Onboard LAN

• Emulex 10Gb 2ポートコンバージドネットワークボード 表 1-14 Emulex 10Gb NICファームウェアとHVMのサポート

NICのファームウェアバージョン HVMファームウェアバージョン

02-01以降 02-45以降

10.2.340.10以降 サポート サポート

10.6.144.2702以降 未サポート サポート

11.1.215.0以降 未サポート 未サポート

ethtoolコマンドによる論理NICの表示内容について

Linuxのethtoolコマンドによる論理NICの表示内容は,オンボード・拡張カード共に次のとお りです。

1-15 ethtoolコマンドによる論理NICの表示内容

項目 表示内容

Supported ports FIBRE

Supported link modes 1000baseT/Full

共有NIC使用時の注意事項

• 共有NIC機能は,HVMがLANコントローラをエミュレーションする機能です。通信性能は物 理LANコントローラに比べて低く,プロセッサの使用状況などの環境によっても性能が変動し ます。さらに,外部ネットワークとの通信では,物理LANコントローラを共有する数が増える に伴い,物理LANコントローラとの通信性能差,性能の変動幅も大きくなります。

そのため,使用する環境や帯域などの要件に応じて,物理LANコントローラと使い分けてくだ さい。

物理LANコントローラの数が多い場合や高速な10Gbpsの物理LANコントローラを使用して いる場合は,その帯域を十分に使用できない場合があります。

• LPARが1つでも起動(Activate)状態である場合,共有NICを追加したり削除したりできま せん。共有NICの構成を変更するには,すべてのLPARが停止(Deactivate)状態にしてくだ さい。

共有NICの構成は,あらかじめLPARをActivateする前に設定してください。

• 物理NICにリンクダウンなどの障害が発生した場合,障害が発生した物理LANコントローラ を共有している共有NICは,外部ネットワークおよびほかのLPARと通信できません。

また,自動回復できるハードウェア障害が発生した場合,回復のため一時的に通信できなくなる 場合があります。この場合,通信できない状態がおおむね60秒程度続きますので,この影響に よりアプリケーションによっては通信異常を検出し異常終了するおそれがあります。

44 HVMの概要

こうした通信障害に備え,システムを冗長化しておいてください。

• HVM起動時,Force Recovery時,またはHVMの予期しない再起動が発生した場合,共有NIC の一時的なリンクダウンを外部装置が検出することがあります。

4ブレードSMP構成でのNIC搭載数の制限について

4ブレードSMPの構成時,CPUのコア数によってIntel 1Gb NICの搭載制限があります。

表 1-16 4ブレードSMP構成のNICの搭載制限

CPUコア数 ハイパースレッディング Intel 1Gb NIC搭載数

10コア 有効 8枚まで搭載可能

無効 5枚まで搭載可能

15コア 有効 搭載制限無し

無効 7枚まで搭載可能

WindowsでのNIC割り当て数の制限について

ゲストOSがWindowsの場合,1つのLPARに対し割り当てられるポート数に制限があります。

この制限を超えてNICを割り当てた場合,次の現象が発生することがあります。

• OSインストールに失敗する,または非常に時間が掛かることがあります。

• OS稼働中に,一時的なリンクダウンが発生することがあります。

表 1-17 WindowsでのNIC割り当てについて(Windows Server 2008 R2,Windows Server 20122012 R2

項目

Windows Server 2008 R2

Windows Server 2012,2012

R2

1コアあたり8ポートまで割り当てできます。  ○   ○ 

占有NIC(オンボードLAN,Emulex 10Gb 2ポート コンバージドネットワークボード)は,1 ポートで4ポート分のリソースを使用します。この NICを割り当てる場合は,1ポートあたり4 ポート分と換算してください。

 ○   - 

占有NIC(オンボードLAN,Emulex 10Gb 2ポート コンバージドネットワークボード)は,1 ポートで2ポート分のリソースを使用します。このNICを割り当てる場合は,1ポートあたり2 ポート分と換算してください。

 -   ○ 

占有NIC(1000BASE-T 4ポート LANボード)は,1ポートで1ポート分のリソースを使用し ます。このNICを割り当てる場合は,1ポートあたり1ポート分と換算してください。

 ○   ○ 

占有NIC(10GBASE-SR 2ポート LANボード)は,1ポートで3ポート分のリソースを使用し ます。このNICを割り当てる場合は,1ポートあたり3ポート分と換算してください。

 ○   ○ 

【割り当てプロセッサ数が32個以下の場合】

占有NIC(10GBASE-T 2ポート LANボード)は,1ポートで3ポート分のリソースを使用しま す。このNICを割り当てる場合は,1ポートあたり3ポート分と換算してください。

 ○   ○ 

【割り当てプロセッサ数が33個以上の場合】

占有NIC(10GBASE-T 2ポート LANボード)は,1ポートで5ポート分のリソースを使用しま す。このNICを割り当てる場合は,1ポートあたり5ポート分と換算してください。

共有NIC,仮想NIC,およびVF NICは,1ポートで1ポート分のリソースを使用します。共 有 NIC,仮想NIC,およびVF NICを割り当てる場合は,1ポートあたり1ポート分と換算して ください。

 ○   ○ 

FCアダプタは,4ポートで1ポート分のリソースを使用します。FCアダプタを割り当てる場合 は,4ポートあたり1ポート分として換算してください。

 -   ○ 

HVMの概要 45

(凡例)

○:該当する

-:該当しない

表 1-18 WindowsでのNIC割り当てについて(Windows Server 2016)

項目

Windows Server

2016

1コアあたり6ポートまで割り当てできます。  ○ 

占有NIC(1000BASE-T 4ポート LANボード)は,1ポートで1ポート分のリソースを使用します。このNIC を割り当てる場合は,1ポートあたり1ポート分と換算してください。

 ○ 

占有NIC(10GBASE-SR 2ポート LANボード)は,1ポートで2ポート分のリソースを使用します。このNIC を割り当てる場合は,1ポートあたり2ポート分と換算してください。

 ○ 

占有NIC(10GBASE-T 2ポート LANボード)は,1ポートで2ポート分のリソースを使用します。このNIC を割り当てる場合は,1ポートあたり2ポート分と換算してください。

 ○ 

共有NIC,仮想NIC,およびVF NICは,1ポートで1ポート分のリソースを使用します。共有 NIC,仮想 NIC,およびVF NICを割り当てる場合は,1ポートあたり1ポート分と換算してください。

 ○  8Gb FCアダプタは,4ポートで1ポート分のリソースを使用します。FCアダプタを割り当てる場合は,4ポー

トあたり1ポート分として換算してください。

 ○  16Gb FCアダプタは,3ポートで1ポート分のリソースを使用します。FCアダプタを割り当てる場合は,3ポー

トあたり1ポート分として換算してください。

 ○ 

(凡例)

○:該当する

1.8.3 マルチキャストの通信障害について

次の発生条件をすべて満たしたとき,共有NICを使用したマルチキャストパケットの送受信ができ ません

• HVMファームウェアバージョン02-02~02-20を使用している。

• マルチキャスト通信経路上の外部スイッチ設定が次の表のNo.2に一致している。

表 1-19 マルチキャスト通信経路上の外部スイッチ設定

No. 外部スイッチ設定

IGMP Snooping IGMP Querier 通信障害

1 有効 有効 なし

2 有効 無効 あり

3 無効 有効 なし

4 無効 無効 なし

発生条件に該当する場合,次の回避策を適用してください。

1. 外部スイッチのIGMP Querierを「有効」に設定(推奨)

HVMの仮想スイッチに接続している外部スイッチに設定が必要です。

ただし,本回避策を実施することで,外部スイッチがIGMPv2のIGMP Membership Queryを 使用する場合,IGMPv3の機能(送信元フィルタリング)が使用できません。

2. 外部スイッチのIGMP Snoopingを「無効」に設定

マルチキャスト通信経路上の外部スイッチのすべてに同じ設定が必要です。

46 HVMの概要

ドキュメント内 BladeSymphony BS2500 HVMユーザーズガイド (ページ 41-200)

関連したドキュメント