3. インストールを終えた後に
3.3 ESMPRO/ServerManager の設定
本機を監視するため、ESMPRO/ServerManagerにESMPRO/ServerAgentServiceを自動登録または手動登 録してください。
1. ESMPRO/ServerManager を起動し、ログインします。
ESMPRO/ServerManager で表示される項目に関する説明は、画面の右上にある ヘルプ
を参照してください。
2. 環境設定を選択します。
3. "ネットワーク"タブの WS-Man 通信にある自己署名証明を"許容する"を選択し、<適用>
ボタンを押します。
自己署名証明を"許容しない"に設定する場合、/etc/openwsman/openwsman.confの[server]
にあるssl_cert_fileとssl_key_fileに認証局(Certification Authority)署名された証明書を指 定することにより、openwsmanがCA署名証明書を使用します。
[server]
:
ipv4 = yes ipv6 = yes
ssl_port = 5986
ssl_cert_file = /etc/openwsman/servercert.pem ssl_key_file = /etc/openwsman/serverkey.pem
digest_password_file = /etc/openwsman/digest_auth.passwd basic_password_file = /etc/openwsman/simple_auth.passwd
4. "root"の"コンポーネントの追加"にある"自動登録"または"手動登録"にて、
ESMPRO/ServerAgentService と BMC (EXPRESSSCOPE Engine)を登録してくださ い。
3.3.1 自動登録
1. 検索範囲にある BMC の IP アドレスと ESMPRO/ServerAgentService の IP アドレス は、開始アドレスから終了アドレスの間になるよう設定します。
EXPRESSSCOPEエンジンSP3搭載サーバー(2BMCモデル)のBMC(EXPRESSSCOPE
エンジン)管理を登録する場合、必ずマスターBMCのIPアドレスとスタンバイBMCのIP アドレスの両方を含む検索条件を設定してください。
2. SNMP (ESMPRO/ServerAgent)にある検索は無効に設定します。
3. WS-Man のユーザ/パスワードを設定し、<追加>ボタンを押します。
4. BMC (EXPRESSSCOPE Engine) にある検索は有効に設定し、認証キーを入力し、 < 追 加>ボタンを押します。
5. < 検索 > ボタンを押し、 ESMPRO/ServerAgentService および BMC を登録します。
3.3.2 手動登録
1. コンポーネント名や監視対象サーバーの OS IP アドレスなど、必要な項目を入力しま
す。
2. SNMP (ESMPRO/ServerAgent)/ WS-Man にある管理は登録に設定し、管理対象は WS-Man を選択します。
ユーザ名とパスワードを入力し、 Communication Protocol は HTTPS を選択し、ポート 番号は 5986 とします。
3. BMC (EXPRESSSCOPE Engine)/ vPro (Common) にある管理は登録に設定し、管理対 象は BMC を選択します。認証キーには、BMC コンフィグレーションで入力した認証 キーを設定します。
4. BMC (EXPRESSSCOPE Engine)/ vPro (LAN)にある IP アドレス 1 に BMC の IP アドレ スを設定します。
EXPRESSSCOPEエンジンSP3搭載サーバー(2BMCモデル)のBMC(EXPRESSSCOPE
エンジン)管理を登録する場合、IPアドレス1にマスターBMCのIPアドレスを、IPアド レス2にスタンバイBMCのIPアドレスを入力してください。