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是主岳 上鴻巳42421 部之層舞
層 層
100m
白亜系(日高累層群) 層 断
石 物 化
藻別層の各個柱状図(上モベツ川および支流の沢川)
‑ 46‑
F
植 第 26 図-シブノツナイ火砕岩部層・上古丹四号川喋岩部層および白樺峠火砕岩部層に 区分した。
V. 3. 1
上モベツ流紋岩溶岩部層 (Mr.Mp. Md)
上モベツ川上流域には黒曜石・真珠岩・流紋岩の各溶岩が広く分布する。こ れらの溶岩類は上原峠北方にまで、広がっている。また、富美西方の支流の沢川 にも分布する(第 26 図)。
上モベツ川上流域では基底部に層厚 3m 前後の喋岩層を伴い、その上位に黒 曜石および真珠岩溶岩が重なる。基底部の喋岩は細喋岩と凝灰質組粒砂岩の互 層よりなる。礁は円礁を主とし、その喋種は頁岩・砂岩・凝灰岩など多種類で ある。
黒曜石・真珠岩は黒色~暗灰色を呈し、黒雲母がよくめだっ。新鮮な部分 では黒色の黒曜石が多いが、 灰色に近い部分では真珠岩構造を有し、 水和層 の発達が認められる。これらの溶岩は塊状を呈する部分や発泡孔や流理構造の 発達した部分が認められる。流理構造が発達する部分では真珠岩と流紋岩や石 英安山岩の数 mm- 数em 単位の互層部が認められる。黒曜石は鏡下では斑状構造
を呈し、斑晶鉱物は主として石英(長径 0.2-1.5mm) ・斜長石(長径 0.2-0.7
m m )
・黒雲母(長径 0.2-0.4mm) よりなり、稀に赤褐色角閃石やアノーソクレースが認められる(第 27 図)。石基は火山方、ラスを主とし、晶子を多く含有する。
また、部分的に認められる石英安山岩は斜長石(長径 0.3-2.5mm) と石英(長 径0.2-0.4mm) を斑晶として含有し、石基は変質した火山方、ラス・斜長石・輝
石よりなる。これら黒曜石溶岩の上位には変質した球頼流紋岩や塊状の流紋岩
第 27 図 藻別層黒曜石の顕微鏡写真 (上モベツ川上流) 横幅は 3
m m
(平行ニコル)B
i 黒雲母、 Q: 石英、P1 斜長石
‑47‑
が重なる。
上モベツ川東方支流では下位より真珠岩溶岩・流紋岩溶岩が重なる。真珠岩 溶岩は流理構造や真珠岩構造の発達が著しいが、上モベツ川や本流部と異なり、
斑晶鉱物を全く含有しない。上記の流紋岩溶岩は下部で黒雲母斑品(直径0.2 -0.7mm) がめだち、流理構造が発達している。斑品鉱物は他に石英(長径0.2 -2.0mm) ・斜長石(長径0.2-2.0mm) よりなり、稀に赤褐色角閃石を含有する。
また、石基は全般に変質していることが多い。上部では変質した球頼流紋岩や 流理の発達した流紋岩溶岩が多い。支流の沢川では流紋岩溶岩のみが分布する。
これらの溶岩類は全層厚 350m に達するが、各フローユニットの細分は困難で、
ある。しかし、上モベツ川上流および支流では黒曜石・真珠岩中に数 m の流紋 岩・石英安山岩溶岩が介在したり、黒雲母・角閃石凝灰岩の局部的な介在があ るなど、溶岩流の流出は繰り返し行われたものと考えられる。
ふみ
V. 3. 2 富美石英安山岩部層 (M Fd ・ M F t)
本部層はフミ川中流域のフミ}I I と支流の沢川の合流点付近に分布する。主に、
石英安山岩溶岩と同質の火山角喋岩・凝灰角礎岩よりなる。溶岩は塊状である が、部分的に自破砕化し、末端部では弱い流理構造が認められる。全般に新鮮 で、暗灰色を呈することが多いが、風化部や弱い熱水変質作用を受けた部分で は、淡褐色または縁色を呈している。 火山角喋岩・凝灰角喋岩はいずれも喋 径 2 -60cm の角喋より構成され、 喋のほとんどが溶岩と同質の石英安山岩よ りなる。堆積構造は全く認められないが、各火山岩類の重なりから下位より溶 岩・火山角喋岩および凝灰角磯岩・溶岩の順に重なっている。 これらの上位に はシブノツナイ火砕岩部層の軽石凝灰岩や組粒凝灰岩や社名淵層が重なる。ま た、 本部層の下限は断層関係で白亜系と接するため不明であるが、 富美北方 に分布するシブノツナイ火砕岩部層および流紋岩溶岩との位置関係から本部層 は藻別層の基底部をなすものと考えられる。本部層中の溶岩および石英安山岩 は斑状構造を呈し、斑品鉱物として石英(長径 0.2
‑
2.5mm) ・斜長石(長径 0.2-2.0mm) ・単斜輝石(長径0.2- 1. 0mm) ・斜方輝石(長径0.2- 1. 5mm) を主 とし、稀に黒雲母(長径0.2mm) を産する。石基は一般にガラス質で斜長石と輝 石を少量含有する(第 28 図)。また、斑品として部分的に緑色角閃石・斜方輝石・単斜輝石・斜長石より構成される部分があるが、この部分では石基に緑色角
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第 28図 藻別層富美石英安山岩の顕微 鏡写真(フミ川)横幅は 3
m m
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px 単斜輝石、 PI: 斜 長石、 Q: 石英閃石(長径o .1-0.2mm) を含有する。本層の層厚は 120m 以上である。
V. 3 . 3
シブノツナイ火砕岩部層 (Mt)
本部層は「上渚滑」図幅内のシブノツナイ川流域に模式的に分布し、その南 方延長部として本図幅北西部に分布する。富美西部および手ぬぐい山北方では 富美石英安山岩部層をおおって分布し、 主に流紋岩質~石英安山岩質軽石凝 灰岩・粗粒凝灰岩よりなる。一般に塊状で淡緑色を呈し、やや粘土化変質を受 けている。
シブノツナイ川最上流および支流の沢川上流部では流紋岩溶岩の上位に重な り、軽石凝灰岩・粗粒凝灰岩・火山喋凝灰岩よりなる。また、部分的に砂岩や シルト岩を介在し、植物化石の破片を含有する。この部分では層理やラミナが
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言系 第29 図藻別層の各個柱状図
(若咲内地区)
号 (凡例は第 26 図と同じ)
‑49‑
観察される。
上原峠では流紋岩溶岩の下位に分布し、主に流紋岩質凝灰角喋岩よりなる。
この地区では珪化変質作用を受けている。
一方、本図幅地域南部の若咲内地区では白亜系を不整合におおって分布する (浦島・庄谷, 1964)。本地区では下位より喋岩・砂岩・凝灰岩・凝灰角喋岩・
溶岩・凝灰角磯岩~火山角礎岩が重なる(第 29 図)。その岩質は石英安山岩質で あるの
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第30図 藻別層基底の不整合露頭のスケッチ (湧別川若咲内地区)
基底部は第 30図に示したように中~細礁からなる円喋岩層が白亜系を不整合 におおっている。礁は最下部ではやや不淘汰で、その基質は砂岩よりなる。喋 岩の上部では粗粒砂岩に移化し、その上位には細粒凝灰岩~粗粒凝灰岩および 凝灰角喋岩が重なる。
上記の火砕岩層はいずれも熱水変質作用を受け、白色~淡緑色を呈する。火 砕岩中の石英安山岩礁は鏡下では斑状組織を呈し、斑晶鉱物は斜長石(長径0.2 -2.5mm) ・単斜輝石(長径0.2-0.8mm) ・斜方輝石(長径0.2-0.9mm) と少量 の不透明鉱物よりなる。斜長石斑晶は変質作用から免れていることが多いが、
有色鉱物はいずれも緑泥石に変質し、その形態から部分的に判断きれるに過ぎ
ハUFhu
泥岩 シルト岩
岩
岩泥岩互膚
岩
安山岩質火山磯凝灰岩
安山岩質濠灰角穣岩・火山角磯岩 石英安山岩質~流鮫岩質軽石凝灰岩 石英安山岩質~流紋岩質凝灰角穣岩 -火山角礁岩 石英安山岩質~流絞岩質細粒
~粗粒灘灰岩 石英安山岩質~流紋岩賀漕結凝灰岩 黒曜石・真珠岩溶岩
岩 溶 岩 紋 流
石英安山岩溶岩
石 泥岩凝灰岩互層
岩 頁
砂
白亜系(日高累層群)
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植 砂
磯