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第 7 茸 総 合 考 察

7 ‑ 1. 粘 1命

本 研 究 で は 海 中 懸 濁 粒 子 お よ び 海 底 地 獄 粒 子 の 褐 藻 類 の 遊 北 子 と 配 偶 体 へ の 影 響 を 定 量 的 に 知 る た め 、 ( J ) 諜 場 の 荒 廃 し た 海 域 の 濁 り の 現 状 調 査 ( 2 ) 遊 必 子 の 遊 泳 、 沈 降 お よ び 治 生 へ の 海 中 懸 濁 枝 子 の 影 響 調 査 ( 3 ) 遊 走 子 の 着 生 と 生 長 、 生 残 お よ び 成 熟 へ の 海 底 堆 積 粒 子 の 影 響 調 査 お よ び (4 ) 遊 走 子 の 拡 散 に 関 す る 数 値 シ ミ ュ レ ー シ ョ

ン を 行 勺 た 。 そ の 結 果 は 以 下 の よ う に ま と め ら れ る 。

( 1 )  路 樹 荒 廃 海 域 の 濁 り

加 JPJ波 沿

J ' ? ‑

梅 域 に は 高 濃 度 の 濁 り が 分 布 し 、 そ の 濃 度 は

19.7‑‑24. 8mg/R

で あ り 、 そ の ほ と ん ど が 無 機 粒 子 で あ った。 また、 過 去 30年 間 の 透 明 度 の 資 料 〈 決 峨 県 水 産 試 験 場 資 料 〉 を 用 い て 、 次 式 に よ り 濁 り へ の 換 算 を 試 み た 。

Cr= C o e x p  { 一 (

) ・ R } 

こ こ で 、 C 0は 一 般 に 透 明 度 仮 の 反 射 耶 が 82%で あ る の で 約

40

で あ り 、

rは 人 間 の コ ン ト ラ ス ト 刷 値 の

O .066

86‑

あ る。 Cと Kの 関 係 は C

3 Kと し た。 よ っ て 次 式 の 関 係 が 得 ら れ る CTylcr.1968)。

R . C = 4 . 8  

こ こ で 、 Rは 透 明 度 、 Cは 光 束 消 散 係 数 で あ る。

一 方、 光 点 消 散 係 数

C c 

) と 懸 濁 粒 子 濃 度 (S S ) の 聞 の 関 係 は 、

c  = 

‑1.23+1.01S S  で あ っ た。

そ の 結 果 、 3mg/2 の 濁 り 浪 度 で 藻 場 の 衰 退 が 始 ま り 、 6mg/. e で 枯 渇 し た と 考 え ら れ た 。

( 2 )  遊 定 子 の 遊 泳 、 比 降 お よ び 沼 1 : . へ の 海 中 懸 湖 粒 子 の 彫 溜

ろ 過 海 水 中 に 放 出 さ れ た 遊 走 子 は 鞭 毛 を 使 っ て 遊 泳 し

な が ら 比 降 〈 沈 降 速 度 0.81cm/min) し、 11;質 に 到 達 す る と ま も な く 若 生 し た 。

こ れ に 対 し 、 懸 濁 海 水 中 に 放 出 さ れ た 遊 定 子 は 1f固 ま た は 数 仰 の 懸 湖 粒 子 と 吸 着 し た 。 吸 着 は 鞭 毛 の あ る 場 合 に

も な い 場 合 に も 見 ら れ た 。 吸 着 率 は 粒 子 濃 度 の 地 加 に と

こ の 吸 着 に よ っ て 遊 走 子 に は 以 ド の よ う な 影 響 が 現 れ た 。

①  遊 志 子 の 遊 泳 時 間 は 濁 り 濃 度 が 助 す ほ ど 短 縮 し た。

(O.2mg/

  e . ; 

21時間、 2mg/

  e . ; 

16時 間 )

②  遊 定 子 の 最 大 の 遊 泳 距 離 は 濁 り 濃 度 の 地 加 と も な っ

て 減 少 し た 。 (O.2mg/

e ;  .

140cm.20mg/

  ;  e .

75cm) 

③  逃 走 子 の 沈 降 速 度 は 濁 り 濃 度 の 地 加 に と も な い 低 下

した。 (O.2mg/

e ;  .

O.81cm/min, 2mg/

  e . ; 

O. 42cm/min) 

@  遊 Åと子の基質着生率は濁り濃度の~加にともなって

減 少 し た。 (3mg/

e ;  .

94%、 10mg/

  e . ; 

58%, 

1 0 0 e x p (ー O.047S)(1; 遊 走 子 の 着 生 率 、 S ; 懸 濁 粒 子 濃 度 ) ) 

( 3 ) 逃 走 子 の 若 生 と 生 長 、 生 成 お よ び 成 熟 へ の 海 底 堆 積 粒 子 の 彫 響

z ; . 生 し た 逃 走 子 は 数 時 間 で 発 芽 管 を 出 し 、 生 長 を 始 め

た。 生 長 は 10 0 0 0 1 xを 照 射 し た と き 段 も 良 く 、 1 2日 後 に は ワ カ メ で 平 均 24.8細 胞 、 カ ジ メ で 平 均 I5.  4細 胞 で あ っ た。 ま た こ の 聞 の 生 残 率 は 約 70%で あ っ た 。 さ ら に ワ カ メ で 12日間、 カ ジ メ で 16日 間 培 廷 を 続 け る と 、 雌 性 配 偶 体 の う ち 約 83%の も の が 成 熟 し た 。

88‑

こ れ に 対 し 、 基 質 上 ま た は 配 偶 体 上 に 部 く 粒 子 の 堆 積 の あ る 場 合 に は 以 下 の よ う な 影 響 が み ら れ た。

⑤  遊 定 子 の 基 質 着 生 は 基 質 上 へ の 極 t¥Jい 粒 子 の 堆 肢 で

阻;y.され、 若~三 数は堆積粒子訟の増加に作って急激に減

少 し た 。 (Img/cm23%、 3mg/cm2(O. 045mm) ; 治 生 不 可 ,

Iru ~ lOOcxP(‑1.47q)  ( 1 ; ワ カ メ 遊 定 子 の 岩 生 率 、 I 堆 積 粒 子 温 ) ) 

⑥  配 偶 体 の 生 長 は 配 偶 体 上 へ 極 薄 く 粒 チ が 堆 積 す る こ

と で 著 し く 抑 制 さ れ た 。 Clmg/cm2 ; 約 2/5( 約 10細 胞 ) 、 10mg/cm; 生 長 不 可 〉

①  配 備 体 の 生 残 率 は 栓 子 の 堆 績 で 減 少 し 、 そ の 減 少 傾

│ 句 は 地 積 粒 子 i立 が 多 い ほ ど 急 激 で あ っ た。 (Img/cm

43%、 10mg/cm2 ; 生 残 不 可I Sr=lOOcxp(O.74q) (Sr; 生 残 部 (% )、 I 地 積 粒 子 量 ) ) 

③  配 偶 体 の 成 熟 は 、 粒 子 が 極 lil J く 堆 積 す る こ と で 著 し

く 妨 げ ら れ た 。 (0.5mg/cm2 25%、 1. Omg/cm2(O. 015mm)  成 熟 不 可I Mr= 100exp(‑3. 08q) 

(  M 

r ; 成 熱 帯 、 q I 積 枝 子 ) ) 

走 子 と 配 備 体 へ の 影 響 の 総 合 的 な 評 価 を 行 っ た。

懸 濁 粒 子 猿 度 と 遊 定 子 の 生 成 車 と の 関 係 は 次 式 の よ う で あ っ た。

(Fig.36 )

(T2  M 

= 1 

一一一一‑:‑:e x p ( ‑

o  . 

94 X 1 

o

4

‑ o .  

O47 s) d t 

JT1T2‑Tl 、

こ こ で 、

Lss

は 着 生 に 成 功 し た 逃 走 子 数、

M

は 政 出 さ れ た 遊五!ミ子 数 〈悦 宜 上

100

と し た 〉、

S

は 懸 濁 枝 子 品、 で あ る。

また、 地 積 粒 子 量 と 遊 定 子 お よ び 配 偶 体 の 生 残 率 と の 関 係 は 次 式 の よ う で あ っ た。

( Fig.37 )

L s c = cxp (

5.29q)x 100

ー ⑦

こ こ で 、

Lsc

は 遊 定 子 お よ び 配 偶 体 の 生 成 数 、

q

は 堆 積 粒 子 抵 で あ る。

⑥ 式 と ⑦ 式 を 剰 じ る こ と で 懸 湖 粒 子 お よ び 堆 政 粒 子 の 総 合 的 な 減 託 を 知 る こ と が で き る。 そ の 結 果 を

Fig.38

に 示 し た。 横 軸 は 堆 積 粒 子 量 、 縦 軸 は 懸 濁 粧 子 濃 度 で あ る。 図

I ι J

実 線 は 減 耗 の 総 計 で あ る。

例 え ば 、 那 珂 湊 海 域 の 場 合 、 記 長 場 の 繁 茂 し て い た 1

957 

年 で は 、 1. 

9mg /

. e で あ っ た の で 堆 積 誌 を

0.02 m g / c m

zと す る と

28%

の 減 耗 と な っ た 。 1

989

年 で は

20mg /

. e で あ っ た の で地‑6'(i誌 を

0.2mg / cm

zと す る と

88%

の 減 粍 と な り 、 旗 揚 の

‑ 9 0   ‑

再 生 産 が 難 し く な っ て い る こ と を 示 し て い る。

また、 近 い 例 と し て 館 山 湾 〈千 栄 県 ) の 場 合 を 見 る と 、 懸 濁 粒 子 濃 度 が 約 2mg/. e で あ る の で 、 i佐 伯 粒 fj立 を

O.  lmg/ cm2と す る と 、 遊 走 子 お よ び 配 偶 体 の 減 耗 は 約 50 

% に 述 し た 。

100  90 

80 

会)凶ト

g J g s g ω

20 

1 0 

C O N C E N T R A T I O N  OF SUSPENDED 

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