- Desmo Service (C)
点検までの残りの走行距離、またはメンテナンス予 定日を知るには、設定メニューに入り “INFO SERVICE” を選択します ページ 194。
実施するメンテナンスの種類が赤色で表示されます。
その後 Ducati 正規サービスセンターでのメンテナ ンスにおいて "リセット" されるまで常時表示され ます。
DESMO ANNUAL
図 56
注意 / 警告 (WARNING)
車両使用中にユーザーに有用な情報を提供するため、
インストルメントパネルは一連の注意/警告 (warnings) を管理します。
KEY-ON 時に警告が検知されると、インストルメント パネルのディスプレイに警告が表示されます。
車両の通常作動時に警告が検知されると、インスト ルメントパネルのディスプレイに警告が自動的に表 示されます。警告が検知されると最初の 10 秒間は っきりと表示され (大きいアイコン)、その後小さく 表示されます (小さいアイコン)。
複数の警告が検知された場合、各警告アイコンが 3 秒ずつ順番に表示されます。
警告
ひとつ以上の警告灯が点灯すると同時に一般的 エラー警告灯が点灯する場合、一般的エラー警告灯 が点灯している間は小さい警告アイコンは表示され ません。警告アイコンは最初の 10 秒間のみ大きく 表示されます。
0
Km/hN
A TOT 302721 Km SPORT ABS 3
DTC 1 10 9 8 6 7
5 4 3 2 1 TRACK CORE
FULL CITY
0
Km/hSPORT 1
2
3 4 5 6
7 8
9 10
TOT 302721 Km
RPM x1000
N
0
Km/hN
P.M.
TOT 302721 Km TOURING
CONS. AVG 5.3 L/100
00:00
910 7 8 6 5 3 4
1 2
0 N
Km/h
P.M.
TOT 302721 Km TOURING
00:00
図 57
凍結
この機能では、外気温が低いため路面凍結の危険が あることを表示します。
温度が 4°C (39°F) に下がると表示され、 6°C (43°F) に上がると表示が消えます。
警告
気温が 4°C (39°F) 以上でも道路が氷結して いる可能性があります。外気温が "低い" 時、特に 日陰や橋の上では細心の注意を払って運転してくだ さい。
図 58
バッテリーレベル LOW (LOW BATTERY) インジ ケーター
この機能は車両のバッテリー充電レベルが低下して いることを通知します。
バッテリー電圧が約 11.0 V 以下になると表示され ます。
参考
この場合、車両を始動できなるおそれがありま すので、正規チャージャーで速やかにバッテリーを 充電してください。
図 59
Hands Free (HF) キー無感知
Hands Free システムが車両付近に "アクティブキ ー" を感知できないとき、この警告が表示されます。
参考
この場合、アクティブキーが実際に車両付近に 存在するか (キーを紛失していないか)、あるいはア クティブキーが正しく作動しているかを確認してく ださい。
図 60
Hands Free (HF) キーバッテリーレベル "LOW"
情報のやりとり、車両の起動を行うアクティブキー の電池が切れかかっていることを Hands Free シス テムが検知すると、この警告が表示されます。
参考
この場合、早急に電池を交換してください。
電池の交換については "アクティブキーのバッテリ ーの交換" を参照してください ページ 231。
図 61
日付の入力
この機能は設定メニューから日付を入力する必要が あることを通知します。
参考
この場合は一旦停車し、"日付の設定 (DATESET)" 機能から日付を入力してください。
図 62
ステアリングロック解除エラー - ステアリン グロック状態
この警告は、Hands Free システムがステアリングロ ックを解除できなかったことを示します。
警告
この場合は、ハンドルレバーを下まで押し下げ た状態で車両の停止と再起動 (Key-OFF/Key-ON) を 行ってください。もしマークが消えない (つまりス テアリングがロック状態のまま) 場合は、Ducati 正 規サービスセンターにご連絡ください。
図 63
エラー表示
インストルメントパネルは車両の不具合をリアルタ イムに識別するためにエラー信号を管理します。
車両 Key-ON 時にエラーが検知された場合、インス トルメントパネルのディスプレイに MIL ランプ (B) (エンジンコントロールユニットに直接関連するエラ ー) もしくは一般的エラー警告灯 (A) (その他エラ ー全般) が点灯します。
車両の通常作動時にエラーが検知されると、インス トルメントパネルには MIL (B) ランプもしくは一般 的エラー警告灯 (A) が点灯します。
警告
ひとつ以上のエラーが表示される場合には、
Ducati 正規ディーラーまたはサービスセンターにお 問い合わせください。
0
Km/hN
TOT 302721 Km SPORT ABS 3
DTC 1 10 9 8 6 7
5 4 3 2 1 TRACK CORE
FULL CITY
0
Km/hSPORT 1
2
3 4 5 6
7 8
9 10
TOT 302721 Km
RPM x1000
N
0
Km/hN
P.M.
TOT 302721 Km TOURING
CONS. AVG 5.3 L/100
00:00
910 7 8 5 6
3 4 1 2
0 N
Km/h
P.M.
TOT 302721 Km TOURING
00:00
A B
図 64
サイドスタンドの状態の表示
インストルメントパネルはスタンドの状態を表示し ます。サイドスタンドが下りている/開いている場合 には、赤色の背景に "SIDE STAND" アイコンがディ スプレイに表示されます。
サイドスタンドセンサーエラーが検知されると、イ ンストルメントパネルはサイドスタンドエクステン ド/オープンを表示し、MIL ランプを点灯します。
インストルメントパネルがサイドスタンドの状態に 関するデータを受信しない場合、スタンドが下りて いる/開いている場合の "SIDE STAND" の表示が点滅 し、不明の状態を表します。
参考
サイドスタンドが下りていてギアが入った状態 では車両を始動することはできません。ギアがニュ ートラルの状態で車両を始動し、次にサイドスタン ドが下りている状態でギアを入れると、車両は停止 します。
10
Km/h SPORT1 2
3 4 5 6
7 8
9 10
TOT 199999 Km RPM x1000
2
10
Km/h SPORT1 2
3 4 5 6
7 8
9 10
TOT 199999 Km RPM x1000
2
CORE
CORE
図 65
ライトモード表示 (DRL)
インストルメントパネルは、DRL コントロールが AUTO モードか MANUAL モードのいずれに設定されて いるかを該当するアイコンで表示します。
DRL が AUTO モードに設定されている時は、インス トルメントパネルに緑色アイコンと “A” の文字が 表示されます。
DRL が MANUAL モードに設定されている時は、イン ストルメントパネルにオレンジ色アイコンと “M”
の文字が表示されます。
CORE
A
A M
0
Km/h SPORT1 2
3 4 5 6
7 8
9 10
TOT 302721 Km RPM x1000
N
図 66
設定メニュー
このメニューではいくつかの車両機能の ON/OFF お よび設定を行います。
設定メニューに入るには、KEY-ON の状態で車両実速 度が 5 km/h (3.1 mph) 以下の時にボタン (4) を 2 秒間押します。設定メニューの表示中は他の機能を 表示することはできません。
設定メニューには以下の機能が表示されます。
- RIDING MODE - INFO MODE - LAP - PIN CODE
- DRL CONTROL (DRL 機能を搭載している場合の み)
- BACK LIGHT - DATE SET - CLOCK SET - INFO SERVICE - UNIT SETTING
- BLUETOOTH (Bluetooth モジュールを搭載してい る場合のみ)
- INFO - BATTERY - RPM
- BLUETOOTH version (X Diavel S のみ)
重要
安全のために、このメニューは車両が停止して いる状態で使用してください。
0
Km/hSPORT 1
2
3 4 5 6
7 8
9 10
TOT 302721 Km RPM x1000
N
RIDING MODE SETTING MENU
INFO MODE LAP PIN CODE DRL CONTROL
BACKLIGHT
INFO EXIT DATE SET
CLOCK SET INFO SERTVICE
UNIT SETTING BLUETOOTH CORE
4
図 67
ボタン (1) および (2) を押すとパーソナライズ可 能なパラメーターを一つずつ強調表示することがで きます。ボタン (2) を押すと次のパラメーターが、
ボタン (1) を押すと前のパラメーターが強調表示さ れます。
希望のパラメーターを強調表示した後、ボタン (4) を押すと、選択したパラメーターに対応するメニュ ーページが開きます。
ディスプレイ上部には、機能設定中のメニューおよ びサブメニューのルートが表示されます。
設定メニューを終了するには、"EXIT" を強調表示し てボタン (4) を押します。
以下の機能についてはユーザーによる変更が可能で す。
- ライディングモード (RIDING MODE) のパーソナ ライズ:パーソナライズメニューから以下の設 定が可能です。
- エンジン調整 (ENGINE) - DTC レベルの設定 (DTC) - ABS 調整 (ABS)
- デフォルト設定の回復 (DEFAULT) - 表示モード設定 (INFO MODE) - LAP (LAP の起動 / 表示 / 削除) - PIN CODE (入力/変更)
- DRL CONTROL (AUTO / MANUAL 設定) (DRL が搭 載されている場合のみ)
- ディスプレイの背景の設定 (BACK LIGHT) - 日付の調整 (DATE SET)
- 時計の調整 (CLOCK SET)
- サービス情報表示 (INFO SERVICE):Oil Service、Desmo Service、Annual Service の期 限
- 単位の設定 (スピード - 温度 - 燃費) (UNITS SETTING)
- Bluetooth 設定 (ペアリング / ペアリングデバ イスの削除) (Bluetooth が搭載されている場合 のみ)
OFF ON
OFF LAP DATA
ERASE ALL EXIT