Human cases 31 Deaths 20
WHO
に報告された高病原性H5N1
鳥インフルエンザの 流 行地域(2013
年3
月~10
月)Annual Genomic Replikin
Counts for five strains of
influenza virus, Oct 2013
米国における死亡者数 米国のパンデミック準 備計画における致死率 の推定(2007)
強毒型ウイルス(H5N1など)
によるパンデミック
スペインかぜ(1918)
アジアかぜ(1957)
香港かぜ (1968)
H1N1 (2009)
致死率
新型インフルエンザのリスク比較
H5N1
H9N2 H7N9
H6N1
H2N2
鳥での流行規模
+++ ++ + ++
- ブタでの流行 -+
- - - 人の感染例++ + ++ +
- 人での病原性+++ + + ~ ++ + +
レセプター特異性 鳥型 ヒト型 ヒト型 鳥型 ヒト型 (ヒト型も出現)増殖至適温度 鳥型 鳥型 ヒト型 鳥型 ヒト型 (ヒト型も出現)
新型出現の可能性
++ ++ +++
+ ?
健康被害の程度+++ + + ~ ++ + +
社会的影響+++ ++ ++ ++ +
コメント ヒトにも強毒性 弱毒型 弱毒型 弱毒型 弱毒型 全身感染 ILI 重症肺炎 ILI アジア型 多臓器不全 中国アジア 多臓器不全 ウイルスの 一旦出現したら の鳥で (中高年者) 漏出事故 健康被害甚大 最も流行
<45
歳免疫なし ワクチン準備 プレパンデミック 候補株 ワクチン なし 旧製造株 ワクチンの備蓄 あり 開発中Interferon-‐induced transmembrane protein-‐3 gene8c variant rs12252-‐C is associated with severe influenza in Chinese
individuals. Zhang, Y.-‐H. et al. Nature Comm. (2013)
日本人には、欧米人に比べてインフルエンザ重症化と関連 する遺伝子型
rs12252-C
がCCである割合が高いWHO新型インフルエンザ時系列分類
(2009年改定)
1 - 3
5 - 6
大流行後 大流行
ピーク後
主に動物における感染
ヒトでは限局した感染伝播
地理的拡大(大流行期)
ヒトからヒトへの 連続した感染伝播
4
時間経過
WHOパンデミック・フェイズの連続性
(2013年改定)
パンデミックの時系列は、地域によって進行状況が異なり、
また連続的に経過・移行するので、ある時点で画一的に フェイズを区別することは適当ではない。
各国が各々のリスク評価に応じて判断すべき(無責任)。
新型インフルエンザ大流行対策の基本戦略
1.新型ウイルスの出現阻止
鳥における鳥インフルエンザの監視と制圧 ブタにおける感染伝播の監視、リスク評価
ヒトへの感染防御(教育、宣伝、生活環境改善)
2.新型ウイルスの発生局所での早期封じ込め 早期発見・早期報告(サーベイランス)
ヒト感染例の監視、ウイルス検出と性状モニター
早期封じ込め作戦(移動制限、抗ウイルス剤集中投与)
3.感染拡大の阻止・遅延と健康被害の最小化
公衆衛生的介入(検疫、隔離、行動制限など)
医学的対応 (ワクチン、抗ウイルス剤、医療提供)
4.社会機能、経済活動の維持
社会機能維持に不可欠な職種 事業継続計画(BCP)
5.パンデミック終息後の回復計画
パンデミック対応戦略
・侵入を遅らせる(国境監視)
・拡大を遅らせる(早期封じ込め)
新型ウイルスの 国内侵入
・感染拡大の抑制(公衆衛生的介入)
・流行規模の平坦化
・ワクチンの早期開発,生産,接種
患 者 数
時間経過
流行のピークを下げて 医療への負荷を減らす プレパンデミック
ワクチン事前接種
医療対応
体制の強化
新型インフルエンザの健康被害対策
ワクチン 抗ウイルス薬
公衆衛生上
検疫強化 の対策 個人防御 医薬品による対策
医薬品以外による対策
外出の自粛
学校・職場の閉鎖 集会等の制限
咳エチケット 手洗い
マスクの着用 入国者に対する発熱など
のスクリーニング 渡航の自粛
国内への拡大抑制
医療サービス
有効と考えられる全ての対策を総動員する必要がある。