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CND が北ヴェトナム代表の入国のために査証をもらおうと努力した

ドキュメント内 岩 松 繁 俊 (ページ 33-41)

現在の状勢は陥黒である︒労働党政府は︑選挙公約を履行しなかったばかりか︑まさに逆のことをしている︒トー

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党の政策をうけつま︑

アメリカに屈従することによって︑世界の完全な破滅に貢献している︒この政策にたいす る反対は以前にもまさって強力にならなければならない︒とくに︑

ヒロシマやナガサキの残虐行為ゃいわゆる﹁軍縮﹂

会議の恥︑すべき不正直にたいして責任をもたない青年諸君が︑年をとってもその義憤をわすれず︑労働党がいちどは 熱望したあの幸福な世界を創造できるまでに人類を説得できることをつよく希望する︒

このように︑青年のたくましい未来に期待したあと︑ラッセルは︑みずからの行動を明確に宣言する口

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かくて︑ラッセルは︑

つぎのようにのべて︑かれのマハトマ・ガンジー・ホ

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ディがたたかった運動にも比すべき新政覚をめざす新しい運動が結成され︑

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きたひとびとの念願を実現すべきと︑きである︒﹂

これまで現労働党を支持して 以上は︑ラッセルが︑自国において︑自己の属する政党

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政府にたいして︑終始一貫︑大胆卒直に斗争する乙とが

自己の責任であることを明確に宣明したふたつの訪演の概略であった︒以下においては︑かれおよびかれの平和財団 の理事が︑状況に応じ︑ヘルシンキ︑ジャカルタ︑ハバナなどにおいて発表した強硬確固たる意見の概略をみてみる

乙とにしたい︒

1トランド・ラッセルの平和思想と反帝国主義

一七

﹁世界﹂一九六五年七月号︑一二ニ

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二三ページに掲載されている︒

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(位)この講演のテキストは︑一九六五年一O月二二日発信および一一月二六日発信の郵便でおくられてきた︒後者のテキストは︑

活字印刷され︑一シリングで市販されているものである︒

(特)ラッセルは︑これら拷問の方法をとくに重視し︑声明のなかで︑しばしば引用している︒

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︑ そ の 一 部 が す で に 総 合 雑 誌

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︑ ま た 紙 面 の余裕もないので︑ごく簡単にのべるにとどめておく︒この小論においてラッセルが主張している主要な点は︑例ア

メリカがヴェトナムで有毒ガスを使用していることにたいしはげしく非難し︑

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アメリカがこのガスを有毒であるに

もかかわらず無害だといいくるめてきた欺蹄をはげしく非難し︑

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中国をはじめアジア・アフリカ諸国を征服し︑さ

らには世界全体を支配しようとのアメリカの意図を非難し︑

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アメリカ帝国を抑止するためには︑ヴェトナム人民を

支持し︑さらにアメリカ人民のなかの良心的部分が残忍な部分を抑制して人間性を尊重する政府を確立しうるように︑

人類の大多数がアメリカ政府にたいしてはげしく広汎な伯思を表明すべきであると主張し︑制有色人種が︑白人のう

ちのすぐれた部分と協同して︑人間の平等を要求し︑乙の公平無私の思想が世界中に普及し︑強力明確な声明となっ

て公表されることを希望する︑という五点に要約することができるであろう︒

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ヘルシンキで一九六五年七月一

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一五

に開催された﹁平和と民族独立と全般的軍縮のための世界大会﹂のための声明で︑ラッセルが七月八日に執筆したも

のであるが︑これは﹁世界﹂その他ですでに発表されているので︑ここでは省略してもよいであろう︒た︑にここで注

目されるのは︑ラッセルが︑アメリカのヴェトナム侵略戦争の背後にアメリカの収奪と外国支配の体系的計画がある

ことを指摘して︑その帝国主義がラテン・アメリカの全域とアフリカやアジアの大部分の地域にもヴェトナム紛争と

おなじ問題を惹起する諸条件をうみだしていることを強制している乙とと︑アメリカ政府︑とくに軍部と

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中国との軍事衝突を準備し︑中国を破滅させようとの言語道断な作戦をたてていることをはげしく非難していること

である︒したがって︑ラッセルの主張は︑アメリカ帝国主義こそが世界平和への脅威であるということにほかならな

い︒﹁かつては︑冷戦の全当事国が軍備競争と核戦争の脅威とのゆえにひとしく非難されるべきだといわれてきた︒

しかし︑いまではどんなに合理化してみたところでもはやそういうことはできない︒近年の諸事件やアメリカの現在

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の政策は︑世界平和にたいする脅威がアメリカ帝国主義にあることをうたがう余地なく明白にしめしているよ

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こうして︑かれは︑いわゆる中立主義の立場を︑アメリカの帝国主義政策にてらして︑明確に否定するのである︒

(いわゆる中立主義の立場については︑解説が必要であるが︑ここではふれないでおく︒)乙れは世界の状勢の推移に

一七

六 応じてその平和主義政策が形をかえたまでであって︑かれの原理の一貫性はいささかもゆるがないことは︑くりかえ

し指摘したとおりである︒

アメリカ政府のヴェトナムでの無暴な行動は︑全世界を核戦争の瀬戸際にたたせている︒それは︑アメリカが︑人

類の絶滅は南ヴェトナムに自由をあたえることにくらべたら︑とるにたりない不幸であるとかんがえているからであ り︑自国の野望と利益のまえには人類の存続はほとんど気にもとめていないからであり︑乙れゆえに乙そアメリカは

人類の敵とよばれるべきなのである︒

このように狂暴なアメリカ帝国主義とのたたかいは︑ヴェトナムだけでおわりはしない︒アメリカ政府をしてその

反革命の教義を放棄させ︑政治的経済的独立の要求をいれさせるまで︑世界中の人々は反対しつづけ︑アメリカを支 持する諸政府をくつがえさなければならない︒ラッセルは︑アメリカ帝国主義とその支持政府にたいする長期にわた

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る全世界的規模の斗争を要望し鼓舞してやまないのである︒

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この声明といっしょに同封されてきた一九六五年八月二O日付のラッセルからの手紙には︑同向︒巳与

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ンマンが七月にヘルシンキで

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おこなった演説であるが︑前述の理由により︑ここにとりあげるべきであり︑まに︑なかんずく︑その内容の重要性

のゆえにもとりあげなければならないであろう︒

アメリカ代表グッドレット博士の多数派報告にたいする

反論のかたちで︑より詳細により具体的に展開しているのである︒その要点はこうである︒

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多数派報告はアメリカ

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ンマンは︑前掲

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のラッセル声明とおなじ趣旨を︑

軍の撤退を要求すると同時に︑関係諸国間の会談を要求し︑そのための準備として﹁平和使節団﹂の結成を提案して

いる︒この要求は矛盾している︒

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なぜならば︑ヴェトナム戦争の責任は︑帝国主義的侵略者アメリカ政府だけにあ

る︒したがって︑アメリカの侵略停止︑アメリカ軍の撤退だけが真の解決である︒しかるに︑関係国間の話しあいや

平和使節団は︑アメリカ軍をヴェトナムにとどめておくための欺附であり︑時間かせぎであり︑アメリカ政府を利す

る危険な提案である︒

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人命尊重の立場から︑理由は何であれヴェトナム戦争はやめなければならない︑との主張も

ある︒しかし︑ヴェトナム人民は斗争をやめても死と破滅におそわれるであろう︒二五年間の斗争で︑かれらは︑抵

抗しなければだめだということを体得した︒アメリカ人はかれらの境遇におかれたことがないので︑全然理解できな

い ︒ 多数派報告はアメリカの帝国主義支配体制を直視していない︒アメリカは︑人民が貧しく土地の盟かなところ

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では︑世界中いたるところで︑軍事干渉をやっている︒制われわれは真実のまえにひるまず︑大胆でなければならな

い︒アメリカ人民に帝国主義の正体を暴倍し︑ヴェトナム戦争の原因をしめさなければならない︒そしてアメリカの

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