第 4 章 基本的な操作・機能
4.2 AVR Trim および AVR Boost
本装置 には、商用電源電圧の 低下、上昇を自動的に修 正し、負荷装置への供 給電圧レベルを通常 範囲ないに維持する機能があります。
AVR Trim (出力電圧を下降させる機能)
GP5SUP110、GP5SUP111、GP5-R1UP8の場合
UPSの商用電源電圧がAC110V〜119Vの場合約12%出力電圧を下降させます。
GP5-R1UP7の場合
UPSの商用電源電圧がAC110V - 124Vの場合約12%出力電圧を下降させます。
117 V 109 V 101 V 92 V 84 V
基本的な操作・機能
4.2 AVR TrimおよびAVR Boost
4
AVR Boost (出力電圧を上昇させる機能)
GP5SUP110、GP5SUP111、GP5-R1UP8の場合
UPSの商用電源電圧がAC76V - 83Vの場合約24%、AC約83V - 90Vの場合約10%出力電圧 を上昇させます。
GP5-R1UP7の場合
UPSの商用電源電圧がAC81V - 90Vの場合約12%出力電圧を上昇させます。
UPSの 入力電圧を横軸とし、UPSからの出力電圧 を横軸として、その関係をグラフで表すと下図 のようになります。
電圧感度
UPSの感度は通常デフォルトでは"高"になっています。これをUPS背面パネルにある感度設定 用ボタンまたは別売のアプリケーションソフトでUPSの感度設定を"中"または"低"に変更さ れます と、停電などが発生し た場合、商用電源からバ ッテリ運転への切 替時間が長くなり、負荷 側の装置によっては動作に予期せぬ影響(サーバのリブート等)を与える可能性がありますので、
お客様での変更は行わないでください。また、ご使用の前にUPS背面パネルの設定LEDが最も明 るく点灯して感度が「高」になっていることを確認してください。
LEDの点灯が最も明るいとき=感度高 LEDの点灯が中程度の明るさのとき=感度中 LEDの点灯が最も暗いとき=感度低
AVR Boost LEDの点灯
出力電圧
AVR Boost
AVR Trim
バッテリバックアップ 100V 入力電圧 100V
第4章 基本的な操作・機能
バッテリ低下警告の継続時間
バッテ リ低下警告の継続時 間は、バッテリでバックア ップできる時間が短く なった時に警報音を 鳴ら す機能で、警報音が 鳴るタイミン グを設定変更す ることができま す(GP5SUP111はソフト ウェアからのみ設定変更が可能です)。
バッテ リ低下警報インター バルは、バッテリでバック アップできる時間が短 くなった時に警報音 を鳴らす機能で警報音が鳴るタイミングは下図の3つの時間を設定変更することができます。
バッテリ運転の時 ...前面 パネルのバ ッテリ残量/ 商用電源電 圧ディスプ レイが点滅 し連続的に 警報音が鳴ります。
商用運転の時 ...前面パネルのバ ッテリ残量/商用電源電圧ディスプレイ が点滅するのみで、
警報音は鳴りません。
バッテリ低下警告の継続時間を変更するには、前面パネルのON/TESTボタンを押しながら、ペン などの先の尖った物を使って背面パネルの設定ボタンを押してください。
設定ボタンを一回押すとバッテリ低下警告の継続時間が 約5分に設定され、再び押す と約2分に 設定されます。もう一度押すと、警告の継続時間は約8分(GP5-R1UP7は約7分)にリセットさ れます。
本装置のバッテリ低下警告の継続時間が8分(GP5-R1UP7は7分)に設定されている場合は設定 LEDが最も明るく点灯し、5分に設定されている場合は薄暗く点灯し、2分に設定されている場合 は最も暗くなります。
注意: アプリケーションソフトにより値を変更された場合は、その値が設定されます。UPSの設 バッテリ
運転開始 警報音 警報音 警報音
2分間
5分間 7分間(GP5SUP107では8分)
出力停止
基本的な操作・機能