5. RTE
5.3 API
5.3.4 API 関数の概要
API関数の詳細は,下表のとおりである.
表 5.3 API 関数の詳細一覧 セッション関数 Initialize 構文: Initialize(parameter)
解説: 通信セッションを開始(初期化)する.
パラメータ: (“”)−空文字列
返り値: 真理値(True/False)の文字列
true −LMS側での初期化が成功したことを示す.
false −LMS側での初期化が失敗したことを示す.
この場合,API インスタンスにエラーコードの値が設定されるの で,エラー情報を解析する場合にはサポート関数を利用するとよ い.
Terminate 構文: Terminate(parameter)
解説: 通信セッションを終了する.この終了処理は,APIインスタンスに 設定したデータをLMSに送信することも同時に行う.また,一度こ の終了処理を行うと,サポート関数しか呼び出すことができなくな る.
パラメータ: (“”)−空文字列
返り値: 真理値(True/False)の文字列
true −LMS側での終了処理が成功したことを示す.
false −LMS側での終了処理が失敗したことを示す.
この場合,API インスタンスにエラーコードの値が設定されるの で,エラー情報を解析する場合にはサポート関数を利用するとよ い.
データ転送関数 GetValue 構文: GetValue(parameter)
解説: LMSから情報を取得することができる.
SCOがLMSから取得できる情報は以下のとおりである.
・LMSでサポートされているデータモデル要素の値
・LMSでサポートされているデータモデルのバージョン
・サポートされている固有のデータモデル要素 パラメータ: データモデル要素名
返り値: 下記の2つのうち,どちらかの値,返り値はすべて文字列.
・パラメータに関係する値の文字列
・エラーが発生した場合には,空文字列(“”)が返却される.この場合 はAPIインスタンスにエラーコードの値が設定されるので,エラ ー情報を解析する場合にはサポート関数を利用するとよい.
SetValue 構文: SetValue(parameter_1,parameter_2) 解説: LMSへ情報を送信することができる.
データ要素(parameter_1)に対する値(parameter_2)を指定する.
API インスタンスは,設計によってデータを直ぐにサーバ側に送る か,一旦データをキャッシュして送るように実装されている.
パラメータ: parameter_1−設定されるデータ要素名 parameter_2−データ要素する値(文字列)
返り値: 真理値(True/False)の文字列
true −LMS側でのデータ設定が成功したことを示す.
false −LMS側でのデータ設定が失敗したことを示す.
この場合,API インスタンスにエラーコードの値が設定されるの で,エラー情報を解析する場合にはサポート関数を利用するとよ い.
Commit 構文: Commit(parameter)
解説: SCOからのデータをLMSに送信する.前回Initialize()かCommit() が実行された以降に API インスタンスによってキャッシュされたデ ータが送信される.LMS側への送信が成功すると,エラー未発生のエ ラーコードが API インスタンスに設定され, true が返却される.
また,APIインスタンスにデータがキャッシュされていない場合でも,
上記と同様に処理される.
パラメータ: (“”)−空文字列
返り値:真理値(True/False)の文字列
true −LMS側への送信が成功したことを示す.
false −LMS側への送信が失敗したことを示す.
この場合,API インスタンスにエラーコードの値が設定されるの で,エラー情報を解析する場合にはサポート関数を利用するとよ い.
サポート関数 GetLastError 構文: GetLastError ()
解説: APIインスタンスに設定された最新のエラー状態に対応するエラー コードを取得する.この関数を呼び出すと,APIインスタンスのエラ ー状態が変化しないが,単純に要求した情報が返却される.
パラメータ: 何も指定しない.
返り値: APIインスタンスの最新のエラー状態に対応するエラーコードが 文字列で返却される.
GetErrorString 構文: GetErrorString (prameter)
解説: 最新のエラー状態のテキストによる説明を取り出す.APIインスタ ンスは,APIに実装されているエラーコードを支援することを保証し なければならない.このエラーの呼び出しは,最新のエラー状態に影 響なく,要求した情報を返却してくれる.
パラメータ: エラーメッセージに対応するエラーコードの文字列.
返り値: パラメータで設定したエラーコードに対応するエラーメッセージ が文字列で返却される.
・返却される文字列は,最大255文字まで
・エラーコードは規定されているが,エラーに関する記述はLMS 固有のものである.
・LMS が要求したエラーコードを識別できなけば,空文字列(“”) が返却される.
GetDiagnostic 構文: GetDiagnostic (prameter)
解説: LMSが個別利用するための出力関数.APIインスタンスを通して,
診断情報を付加して定義することができる.
パラメータ: 診断の為に実装された個別の値.最大でも255文字の文字列 に指定すべきである.パラメータの値にエラーコードを指定する 場合もあるが,その制限はない.
返り値: パラメータで設定したエラーコードに対応するエラーメッセージ が文字列で返却される.このエラーの呼び出しは,最新のエラー 状態に影響なく,要求した情報を返却してくれる.
注:このcharacterstring (“”)関数のパラメータが空文字列(“”)ならば,この 関数は,直前に発生したエラーについての診断情報の文字列が返却され るように推奨されている.