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( AIS 社)

ドキュメント内 アニュアルレポート2018 (ページ 44-58)

Panasonic IR Day 2018 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社説明会資料」PDF)もご覧ください。

車載・産業を軸に、安心・快適な社会づくりに貢献します。特に、

車載事業では、社会的な要請や世界的な環境規制強化を背景に クルマが進化する中、積極的な投資を推進、パナソニック全体の 成長を牽引していきます。

事業の収益力が向上

Connectivity(接続性)、Autonomous(自動運転)、

Shared(共有)、Electric(電動化)の略。

となりました。しかし、これらの影響を除いた事業から創出 される利益は前年度から300億円強増加しました。

 2017年度は、将来の成長に向けた取り組みを着実に進め ました。オートモーティブ事業では、公道における自動運転 走行の実証実験を開始しました。エナジー事業においては、

車載用角形リチウムイオン電池のさらなる進化を目指す ため、トヨタ自動車(株)と協業の検討を開始しました。また、

中国大連工場における車載用角形リチウムイオン電池の

13/317/3 年平均成長率 +7% 17/322/3 年平均成長率 +14% 車載事業売上高

自動車部品メーカートップ10入りに挑戦

中期計画 次期中期計画

 2018年度はこれまでに実施した大規模投資を着実に成長 に結びつけ、パナソニック全体の増収増益を牽引していき ます。車載電池が大きく伸びるエナジー事業をはじめ、

オートモーティブ事業、インダストリアル事業のすべてで 為替影響を除く実質ベースで増収、売上高は3兆円(前年 度比107%)を目指します。営業利益については、エナジー 事業における車載電池の増販益や、インダストリアル事業 の車載・産業向けデバイスの収益拡大、半導体、液晶などの 収益改善が寄与することで、1,360億円(前年度比146%)、

営業利益率4.5%を目指します。

 各事業の主な取り組みとしては、まずオートモーティブ事業 において、重点カテゴリーのIVI(車載情報通信システム)、1

(見込み)

’18/3 9,288 (138%)

3.4%

’19/3 9,227 (99%)

為替影響除く (102%)

’17/3 6,716

各事業グループの戦略

2018

年度の方針・戦略

今後の戦略

モロッコ工場の新設、中国珠海のモーター工場拡張など、旺盛 な需要に対応するための生産能力強化に取り組みました。

コックピット、ADAS(先進運転支援システム)、電動化2 システムを中心にさらなる事業成長に取り組みます。2018 年度はIVI、コックピットなど高付加価値商品の納入車種 拡大や、開発効率向上の取り組みなどにより、為替影響を 除く実質ベースで増収増益を目指します。なお、2017年度 に連結子会社化したフィコサ社との協業効果として、電子 ミラーや通信ユニットなどの新製品も増販に寄与します。

 エナジー事業では、一層の経営基盤強化を図るべく、組織 体制を20184月より顧客・業界別に再編しました。車載電 池に関しては、重点顧客の需要に同期した増産と稼働率向上 に取り組むことで、円筒形・角形ともに大幅な増収を見込んで います。大規模投資による設備償却費や人件費などの固定費 増や、コバルトやリチウムなどの材料高騰の影響があるもの の、車載電池の増販や合理化などによって増益を目指します。

 インダストリアル事業では、基盤事業と位置づけるメカ トロニクスやデバイスソリューション、電子材料において、

さらなる高収益化を図ります。具体的には、サーボモーター

オートモーティブ事業

重点4カテゴリーIVIコックピット、

ADAS、電動化)の本格増販寄与

エナジー事業 インダストリアル事業

’17/3 ’19/3

4カテゴリー その他 売上高(億円) 営業利益率(%)

売上高構成比(%)

「車載・産業」への転地を加速、

大規模車載電池工場が本格稼働、収益貢献

’17/3 ’19/3

売上高構成比(%)

「車載・産業」への比重をさらに高め、

増収増益を継続

’17/3 ’19/3

売上高構成比(%)

( )内は、前期比

車載 産業 その他 車載 産業 その他

14% 27% 33% 29% 30%

36% 45%

54%

29% 26%

(見込み)

’18/3 5,625 (114%)

’19/3 7,580 (135%)

’17/3 4,936

売上高(億円) 営業利益率(%)

( )内は、前期比

(見込み)

’18/3 9,452 (109%)

’19/3 9,841 (104%)

’17/3 8,708

売上高(億円) 営業利益率(%)

( )内は、前期比

4.7%

2.0%

3.8% 4.4% 5.7%

メカトロニクス事業部 デバイスソリューション事業部

電子材料事業部 基盤事業

再生事業

1 In-Vehicle Infotainment 2 Advanced Driver Assistance System

PSCS、PLD

イントロダクション 成長戦略 成長を支える基盤 当期の成果

’22/3 ’22/3

中長期の方針・戦略

車載事業売上高2.5兆円に向けて

 当社の車載事業は、車載電池を中心に販売が拡大し、

2019年度に売上高2兆円を達成できるものと見込んでい ます。また、2021年度には売上高2.5兆円を目指し、自動 車部品メーカートップ10入りに挑戦します。2016年度から 2021年度までの5年間で、当社有効需要(年率+8%成長)

車載向け受動部品などの増販に取り組み、収益拡大を図り ます。再生事業である半導体、液晶については、2019年度の 黒字化に向けて合理化や歩留まり向上、品種構成の見直し などで限界利益改善を図ります。

 設備投資については、2017年度、米国テスラ社ギガファク トリー内にある当社ネバダ工場への投資を中心に、2,000 億円を上回る投資を実行しました。一方で、ネバダ工場増販 の期ずれに関しては設備稼働時期を遅らせるなどの対応で 償却費の抑制を図り、収支への影響の最小化に努めました。

2018年度もネバダ、大連、姫路の車載電池工場を中心に、

2,410億円の投資を予定しています。旺盛な需要に対応して いくとともに、顧客の生産計画、需要を見極め、段階的な 投資をしていくことでリスクの最小化に努めます。

オートモーティブ事業の中期成長シナリオ

 オートモーティブ事業では、重点4カテゴリーであるIVI、 コックピット、ADAS、電動化システムに引き続き注力します。

 2017年度に出荷を開始したコックピットシステムは、

IVIと組み合わせたシステム提案に取り組み、着実に受注 を伸ばしていきます。ADASは、デジタルAVで培った画像 処理技術や画像合成技術を活かし、センシングカメラや ソナーを使った中低速域での先進運転支援システムで 受注実績を積み重ねるとともに、自動駐車システムなど、

より高度なシステムの受注にも積極的に取り組みます。

電動化システムは、国内で実績のある車載充電器の海外 展開や小型EV向けの電動パワートレインなど、新規受注の 獲得により事業拡大を目指します。

 さらに、これらの車載システムを活用して、移動するすべて の人やモノに配慮したモビリティ社会に求められる新たな サービスについても事業化の検討を進めていきます。

エナジー事業の中期成長シナリオ

 電動車の普及によって車載電池の需要が急速に拡大して います。当社は需要の急速な拡大に対してシェアを追うの ではなく、収益性と確実な投資回収を一層重視し、日・米・

’19/3

売上高成長営業利益率(%)

営業利益率

円の大きさ:売上規模

’18/3

IVI+コックピット」 統合システムでシェア拡大

低速ADAS・電動化で 受注・量産実績を重ね事業拡大

重点4カテゴリーに フォーカスし収益成長を実現

売上高成長/営業利益率(%)

円の大きさ:売上規模

確実な投資回収の下、

旺盛な車載電池需要に対応 姫路:2019年度量産開始、以降拡大(角形)

「つくる」を磨く

ハードに紐づいた モビリティサービスへの貢献

新たなサービス事業への挑戦

情報インフラで新たなお役立ち

パートナーと新たなエコシステム構築

「つかう」にチャレンジ

重点4カテゴリー「IVI、コックピット、ADAS、電動化」でクルマ の進化に貢献

モビリティ社会における新たなサービス事業への挑戦

「つくる」を磨き、加速する電動車普及に貢献

「つかう」にチャレンジ、新たな需要を創出

ネバダ:35GWh/年超へ(円筒形)

大連:

顧客単位でライン増強(角形)

5%

’19/3

営業利益率

’18/3

9,227億円 5%

4.7%

9,288億円 3.4%

7,580億円 3.8%

5,625億円 2.0%

中期成長シナリオ

オートモーティブ事業 エナジー事業

人・モノの移動に対する お役立ち領域を拡大 - 統合コックピット - ADAS・自動運転

新たな電池需要創出 - データセンターバックアップ電源 - 基地局電源遠隔監視サービス

×

’22/3 中の各工場において段階的に投資を進めていきます。各国・

各地域の環境規制、燃費規制の強化もあり、電動車への シフトと新メーカーの参入が加速している中、当社は、当社 電池の優位性を理解いただいたうえで価値観を共有でき、

リスクをシェアしていただけるトップランナー顧客との関係 を深化させていきたいと考えています。こうした考えのもと、

現時点ではテスラ社、トヨタ自動車(株)をはじめ、12のトップ ランナー顧客に車載電池を納入しています。これらの実績 を強みに、今後さらに車載電池事業を成長させていきます。

そのために、今後も円筒形・角形ともに開発の手を緩める ことなく、顧客の要望に応える車載電池へと進化させ、世界 No.1レベルの性能をさらに向上させていきます。

 一方、車載以外の用途での電池販売も拡大していきます。

例えば、信頼性や寿命の面で評価が高い当社の蓄電シス テムは、データセンターや基地局のバックアップ電源などの 用途でグローバルに採用が進んでおり、中期的にさらなる 拡大を目指します。さらに、バッテリーの遠隔監視やバッ テリーシェアリングなどの新事業創出にも取り組みます。

インダストリアル事業の中期成長シナリオ

 インダストリアル事業では、社会からの要請が大きい

「省人化」「情報通信インフラ」「車載電装化」の3分野を支える デバイスにリソースを集中していきます。省人化では、自動化

を支えるサーボモーター、センサーなどの基幹部品のシステム 提案を推進します。情報通信インフラでは、独自材料技術を 強みとした導電性コンデンサーや多層基板材などの圧倒的な シェアを維持し、高収益を追求します。車載電装化では、EV リレーなどの強いデバイスを軸としたパワーコントロール ユニット事業を推進するとともに、インダクターなど顧客から 高い信頼を得ているデバイスの販売拡大に取り組みます。

2030年度に向けて

 当社はICT(情報通信技術)など既存分野の減収を車載・

産業関連での増収が上回り、2017年度にそれまでの減収 基調から増収へ転換することができました。また、単に商品 を販売するのではなく、顧客に密着し、お困り事に対して 商品をシステムとして提案していくことで収益の向上を 実現してきました。

 これからも、業界をリードするトップランナー顧客と 組み、特徴ある独自技術で業界No.1商品を開発するとと もに、積極的な投資を行うことで成長し続けていきます。

数多くのビジネスチャンスがある中で、当社の特徴や強み が活かせる領域にフォーカスし、リソースを集中していく ことで収益を伴った成長を着実に果たしていきます。

 そして、注力する車載・産業分野を基軸にしつつ、新たな 事業領域を創出し、次なる成長を目指します。

売上高成長/営業利益率(%)

採用モデル数

円の大きさ:売上規模

自動化を支える基幹部品で 顧客価値拡大

産業デバイス 工場省人化 商品力で業界をリード

テスラ社/トヨタ自動車(株)

「サプライヤー」を超え

「パートナー」として協業

高い安全性に加え、

用途に適した商品展開 当社電池の優位性

新材料開発(円筒形・角形)

業界トップのエネルギー密度

(ニッケル比率アップ、コバルト比率最適化)

さらなる進化 トップランナー顧客との

取り引き拡大

顧客との関係深化

独自技術を強みに、基地局、

データセンター向け拡大 多層基板材/導電性コンデンサー

情報通信インフラ

強いデバイスを核とした 車載向けモジュール拡大 車載パワーコントロールユニット

車載(電動化、自動運転)

トップランナー顧客とのパートナーシップを深化

「世界No.1電池」(円筒形、角形)のさらなる進化

社会要請の大きい「省人化」「情報通信インフラ」「車載電装化」

に集中し安定成長実現

強いデバイスを基軸とした「モジュール化」「ダントツ高シェア」

で高収益追求

エナジー事業(車載電池) インダストリアル事業

日系:629モデル 米系:214モデル 欧系:415モデル

’19/3

営業利益率

出力密度

エネルギー密度

’18/3 10%

9,841億円 5.7%

9,452億円 68モデル 4.4%

18 50

74モデル 16 58

角形HV用:高出力 PHV用、EV用:高容量

円筒形

EV用:高エネルギー 密度

イントロダクション 成長戦略 成長を支える基盤 当期の成果

ドキュメント内 アニュアルレポート2018 (ページ 44-58)

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