To:基質を含有せず,水に酵素液を加lえた液の落下速度(秒)
十方還元力の増加はW工LLSTÅTTER,ScHUDEL沫の改良法に・より,作用液1ccについての0 02N沃素溶液の 所要CC数の増加を以て表わした
酵素作用液の配合は次の通りである・
1%ペクチy酸溶液2.5cc,McILVAINE緩衝液(pH5‖0)1lOcc,酵素液1り5cc,トルオqル・・作用温度ほ 350cとした
Ⅱ 酵素剤の調製法
Cg小ノ々J.扇力功別解Var..虚血戯庭傲仰 の培養液より・エ・タ′
−・ル沈殿に.よって粗酵素剤を調製した‖その際,淑庄旗 縮後イオソ交換樹脂に.よって処理し爽雑イオyを除去し た
Ⅱ PGの酵素作用 1..酵素濃度の影響 第3囲に.結果を示す
2.作用時間の影響
基質をベタチソ酸及びべクチソとし,各作用時間後の 粘度低下率,還元力の増加,凝固反応並びにべ−パーク ロマトグラフィーによる生成物の検団結果を第27表に示 す
籍3因polygalacturonaseの濃度が反 応速度に及ぼす影響.
153D 68 90!20
作用時間(分)
第27表 Cl…felsineumvar・Sikokianum Opolygalacturona$eによるペクチy酸及び ペクチソの分解申に凝る変化..
̲̲̲̲̲
\→→ 両面専蘭▼
\ ㌧㌧\\、
、、−−−、−−−、、、
1‡ 2 3 1 7
粘度低下度(A%
還元力の増加(cc)
HCトアルコー・ル に.よる凝固 PPCによる
生成物(RF)
粘度低下度(A%)
還元力の増加(cc)
Hα−アルコ−ル による凝固 PPCによる
生成物(RF)
べ ′テン 酸に.対す る作用
ペクチン′
に.対する 作用
(a)べクチソ酸に対する作用 第27表に示す如く粘度低下が急激に起るにも拘らず,還元力の増加は僅少で あり,寧ろ粘度低下が終了した後で,徐々に増加する,.しかし長時間作月∃後も著しい還元力の増加は指摘できな
い,生成物ほdi−,t‡igalac七uronicacidであるが酵素濃度をOl1%に高めるとき144時間後にmonogalacturo−
nic acidも認められるい しかし何れも徴放である,.
かびの酵素剤,タラワナーゼを使用して,粘度低下度を上記と同一濫調節して作用せしめるときは,粘度低下 と同時に還元力も増加し,7時間後に既にdi−,mOnOgalacturonic acidを認めた.
以上の如く,この細菌の一PGの大部分ほ液化塾PGであって,糖化塑PGの生産は極めて少い‖
(b)ベタチノに対する作用 ベタチソを基質とするときは,粘度低下率は約50%で停止する∴還元力の増加
ー 29一
策4図 細菌のpolygalactuIOnaSe作 用と反応pH佃との由係 は殆どみられない..凝固現象も消滅はしない.低分子の
galacturonicacidも認められない..奨験舜件を変更し ても同株である
筒この細菌はpectinesteIaSeを殆ど生産しない
(RERTESZの方法(77)に.よって確認した。)
3.作用pH価の影響
第4因に示す通り5..0一一6.0の間に・最適pH価が存在する 4..作用湿度の影響
第5因に示す通り,4500において■最大の作用カを京した..竜 訳
第5図 細菌のpolygalacturonase 作用と 反応温度との関像
80 訳ワ0 可
60 50
3 4 5 6 7 ∈i
pH
35 40 45 50 55 温度Oc 5い 温度による酵素作用の不酒性化
第28表に示す通り,700Cに・おいて20分間保持すれば完全に酵素作用が消波した 第28表 糸田薗のpolygalacturOnaSeの不活性化の湿
壷盲温度 Ocl40
50 60 70 100 Cot
粘 度 低 下(A%)l 66.3 64.7 8.4 0 0 68‖9
比 較 値(%)J 96√.2 93什9 12.2 0 0 100・・0
6..賦摺物贋及び阻害物質
第29衆に示す如く,賦清作用を示すものに食塩,NiイオゾがありZnイオゾもその傾向がみられた・・阻害作 用を示すものにはタ∵ゾニソ酸,礎酸アシモソ,Ag及びPbイオソ,亜枇酸があった
Ⅳ 考 察
ペクチン酸の主体はD−galacturonicacidが1,4結合をなしていると考えられている(78)= その水溶液の粘度 は,反応液のpHが変化しない限りほ,分子の長さが大きくなかば大となり,結合が切断すれば粘度低下を兼
務29表 細菌のPOlygalacturonase作f削こ対する促進剤及び阻害
姦加物質l淡 占打粘質釘率卜比(翳)値】添加物質
i汲 度l粘莞箭率卜比(翳)値0..1%
0.01%
0.01凡才 0′′02〟
O .. OOlM 0..02〟
0..02Aオ 0い01凡才
NiCl2・6H20 ノγ
〝
〝 AgNO$
Pb−aCetate
As20$
ZnSO4
0..2gioninL Oい1g 〝 0=05g 〝
0.01g 〝 0.1g 〝 0..1g 〝 0‖1g 〝 0い1g 〝
【 30−
たすイ7980)
従って鵠27表の如き著しい粘度低下が作用液に認められることは,ペクチン酸の加水分解が起ることを京す しかも粘度低下に伴う還元力の増加が極めて小さいことほ,大きい単位で切断され,この細菌のPGが液化型P Gであることを示すり 鋸イヒ型PGは僅かに生産されるのみである
叉,メトオキシル基のために」PGの作月ヨが阻害さかることほ,かび,酵母のPGと同株である 第=節 三棒のCgoぎ才㌻言d言祝m属細菌のpG作用
醗酵精練に着用なる次の四株の細菌のPG作用を比較,換討した CJ.′♂g.蕗緋加沼Vaで.・S吉尾∂点者α〝〝研
E4及びK17 W5 CJ(J(、くイ(フ山車・砧Ⅵ川
ビタ か/f▼けJ(、/…J
これ等のⅧ薗のPGの作用条件等は同顛であった1・
上記の四株を同類の培養基に繁殖せしめた後,薗体を遠心沈殿した液にユタ′−ルを添加して各々の粗酵素剤 を得た..酵素剤を調製した培養液ほ24,48,72時間培養の三鷹類と.し最大の酵素作用を以て判定した・四株粧つ
き,酵素濃度を同一・として−,ペクチソ酸を基質と.してPGの作用を進行せしめた・・結果を籍30表に示す・・この 結果より次の如き事実が観察される..
第30表 CJ.跡如ぬ伸助仰(E4及びK17),Cん物毎払釣卯Var S夏鳥0ゐZα乃〝椚
(W2),CJ..払わ融c〟沼(W5一)のPGの作用
1′液化型PGめ作用力
粘度低下度及び還元力の増加の何れによって測定し ても,W2ほ異常にPGの生産塞が大きいい 弗30表 中の粘度低下度A(.%)をPGの嘩位に換算するとき は第31表の数値に・なる..(第三馨第一灘参照)即ちW
2の液化塾PGめ坐産品は他ゐ三昧の是の30倍以上 に及ぶことが分る
Ⅱ PG及びM偲の生産比率
腐二茸の第二節に述べた如く,醗酵桁族能は,W2
>白4≒K17>W5の順序であった.−・方第31表の結
勝31表 各種のCわめ庖地肌尾部蘭の PG生産盟
蘭株の記弓
1(筑豊表中警値) PG uni七
1:3.2 12.6 91.7 27,.6
1 1 30 1 < く >
尭によかば,液化塑PGの生産掛よ,W2>W5>E4≒K17の順序である・即ち四株のPG及びMEの生産
盈の比ほ決して同一・ではなかった..以上の事実はPGとMEとは別電の酵素であることの判定材料の一つになる・
第三節 Cg.fegg孟花eαm Va甘・g亘た0ゐ言α柁αmの酵素精練
片桐,中浜(2S)は用薗のprotopectinaseの特典牲について敵;雪し,朝井,斉藤(23)はAsp」nigerの粗酵素剤を
調製して苧麻の精練条件を決定した・・著者ほCり〆Sま乃♂〟∽Va‡・S激痛紘伽仰の培養液より粗酵菜剤を調蘭してそ
−31一
の作用条件を決窯し,maCerationenzymeの性質の一偏を明らかにしてPGの性質と比較した T酵素作用力の決定方法
粗酵素剤は第一備においで記述したと同様に調製した
酵素液40cc,MICHAEL享}占の酪酸塩緩衝液1Scc,慕溜水25cc・トルオq・ルを啓治し,これに腰皮の白皮1I5gを
投入し,400cにおいて⊥層時間反応後∴残存ペクチン盈をNANJI,NoRMAN法(17)によって定盤したいペクチソ
紋少率Dを次式によって求めた
ソ盟)−(作用後の繊維中のペグチy盈)
(対照試験の雁皮中のペクチ
×100 D= (対照謬験の雁皮中のペグチ y畠)
侍McIlvaineの綬衝液は酪酸塩緩衝液より作用力を進める傾向にあった
Ⅱ 各種条件が酵素精練に及ぼす影響
1一.酵素濃度の影響第6因に示す如く,0日1%以上になれば作用カは増加しなかった 2..作用時間の影響 第7囲に示す如く,12時間以上作用しても効果は上らなかった
第6因 雁皮の精練に・及ばす酵素濃度の影響 鵠7因 雁皮の精練に及ぼす作用時間の影響
ハリ ハリ nU ︵U 432−
︵訳︶陳令餐ゝ≠ふγ
002 D.0/10。06 0小08 0..1
酵素濃度(%二)
8 I2 作用時間 3..最適pH及び温度 策8,9因に示す如くpH6・0,400C又はそれよりやや高い湿度が最適条件であっ
た.
第8因 雁皮の精練に及ぼすpH価の影響 第9図 雁皮の精練に及ぼす作用湿度の影響
ハリ n︺ 0 0 ﹄. 3 2 ノ
︵求︶掛令寛ヽかへて
\
\ \ノ
3 4 5 6 pH
4..酵素の安定性に対するpH及び湿度の影響
第10図に示す如くpH6ノ・叫・7において最も安定であった.(隣緩衝液使用)又舞11因に点す如く600cに20分間 保持すると失活した
ー321−
第10因 精練酵素の安定度に対するp‡Ⅰ価の影響 第11図 精練酵素の安定度に.対する温度の影響
0 0 nU nU q︶ QU 7 ︵0
︵訳︶掛令塩ゝ≠ふγ ︵訳︶雫田監性徴 nU nU
4 2
50 2 3 4 5 6 7 8
pH
30 40 50 60 78
温度Oc 5.作用カに/対する種々の化合物の影響
第32表に Ca イ オ
北風(22)が桑皮の醗酵精練に・おいて指摘したところと・一徹する..又かびの酵素剤(2$)について認めらかたと同じく,
藤野ソモ㈹著しい協同作馳蝕
雛表瞭槻作用に対する亜の影響
Ⅱ 考 察
承節において使用した鞍素剤 にむ=よ,PG及びMEの両者が 存在サーる..中英ペクチソの溶静
が進行して精練効果が認められ るのは,MEの作用によるもの と考えられる.PGがmac(∋rか tionを促進する補助的作用を 有するか否かについては,今の 段帽では判然としない..(第三 奉で明らかにする..)
敬匪繊維を膠潜するペクチソ はペクチyのCa及びMgの複 填である(2≡−30・84)..酵素精練の 効果が現われるのは,細菌の
添■加墟寮l濃
度lべクチソ淑少率】比較作用力 無 漆 加CaCI2。2H20
〝
NこICl
ノγ NiSO4・7H20
′′
NH塵−0Ⅹalate
/グ
′′
NH4−0Ⅹalate*
〝 *
〝 *
100..0(%一)
34い3
1.8 78.3
95い7
9..0
48.7 169.4
ユ54‥2 140‖4
70,4 45.1
0
ル〝50 叫/10 怖/50 叫/10
0.2gioninlL O,.1gioninlL
怖/200 肪/300
且の/500
ル〝200 几〝300
几久/500
*酵素を作用しない..
M.Eがこの中英ペクチソを溶醸することに起因する‖その作用についての詳しい考察は,MEを嘩独に皮に作用 せしめた実験,即′ち第三牽の第四節にゆずることにする..承節で酵素精練作用とPGの作用とを比較してみよう.
これを要約すれば次の通りにな る
即ち作用を促進及び阻害する 物質に相異を認める
以上,第一・節より第三飾までの 実験結果によって,PG及びM Eの性質の概略が分ったので,
これ等を基礎に.して更に液化型 PGの性質の追求及びMEの嘩 離及び究明への研究を進めた