国立国語研究所が創立以来蓄積してきた社会言語学的調査研究資料の有効 活用をはかるための社会欝語学資料データベースの構築を目指すとともに,
研究所外に蓄積されている社会半語学的調査資料の調査収集を行う。
B 担 当 者 情報資料研究部第二研究室
室長 米田正人 研究員 熊谷康雄 研究補助員 礒部よし子
C 本年度の経過
3年計画の初年度として,全体的な研究計画を検討するとともに,以下に 示す作業を行った。
1.所内蓄積資料の整理とデータ化
国立国語研究所が創立以来蓄積してきた社会言語学的調査資料を整理し 一部資料について計算機入力を行った。
2.データベースの試作版作成
上記資料をデータベース化するために,データベースマネージメントシ ステムについて検討し試作版を作成した。
3.所外資料の調査
国立国語研究所外で作成された社会言語学的調査資料の所在等に関する
1 所内蓄積資料の整理とデータ化の継続
昨年度に引き続き,国立國語研究所内の社会言語学的調査資料について 順次調査整理を行い,計算機入力を続行する。
2 上記データのデータベース化
試作版データベースに上記データを趣え,データベースのボリュームを 増大させる。
3 所外資料の調査収集
圏立国語研究所外で作成され,た社会言語学的調査資料の所在等に関する 情報を収集し,入手できる資料についてはデータの収集も行うQ
地域言語の計量的研究方法に関する調査研究
A 目
的ll本でも諸外国においても,地理的なバリエーションの研究や地域社会に おけるバリエーションの研究において,各種の計量的な研究方法が盛んになっ てきている。これらの研究は同じ事象に関わっていても,その研究の背景や 問題意識の持ち方はそれぞれに異なる。本研究では,内外の厨究をできるだ け広く調査研究し,主に研究方法に焦点を当てた分析整理を行うことを目的 とする。その際,この種の研究とは不可分である計算機の利用について,そ の現状と,この種の研究にとってのあるべきシステムの姿を考える。
B 担 当 者
情報資料研究部第二研究室研究員 熊谷康雄
C 本年度の経過
(1)計量方響学的な論文を中心とする文献調査を行い,特に欝語の地域差 の扱いに関する特徴的な方法について検討を行なった。
(2)計量的な研二究において有用な計算機環境に関する情報収集と検討を行っ た。
D 次年度の予定
録音・録画資料の保存
A 演
的国立圃語研究所が創立以来蓄積してきた多量の録音・録画資料を,将来に 渡る長期間の使用に耐え得るよう,その保存方法を検討し,継続的に保存事 業を行っていく。
B 担 当 者
情報資料研究部第二研究室室長 米田正人 研究員 熊谷康雄 研究補助員 礒部よし子
C 本年度の経過
録音・録画資料の保存のための方法・機材などについて検討を舶えた。特 に劣化の激しい録音資料については,一部デジタルオーディオテープへのダ ビング作業を行った。
D 次年度の予定
録音・録画資料の保存に必要な機器の整備を考えるとともに,劣化の度合 いの激しい録音資料から順次,デジタルオーディオテープへのダビング作業 を継続する予定でいる。
日本語情報資料データベース構築のための
準備的研究
A 羅
的この研究の揖的は「臼本語情報資料データベース」を構築するためにはど のような問題があり,現状ではどの程度まで実現可能であるかという見通し を立てることにある。本年度達成すべきE標は日本語情報資料データベース のサブシステムとなる「テキストデータベース」を構築する際の問題点を抽 出することにある。
B 担 当 者
情報資料研究部第二研究室主任研究官 伊藤雅光
C 本年度の経過
1.アンケート調査の鰐象機関世界のテキストアーカイヴ(文書局)に対して,テキストデータベースの 管理・運営上の問題点を中心にしたアンケートを実施した。アンケート調査 対象機関の総数は122機関である。
(1)欧州 89(72.95%) (2)北米 28(22.95%) (3)中近東 3(2.46)
(4) アジア 2(1.64%)
このうちアンケートの回答があった機関は23機関(18.85%)であった。
有効回答 19機関
(4) アジア 1(韓国 1)
無効回答 4機関
(1)欧州 工(イギリス1)
(2)北米 3(アメリカ2,カナダ1)
2.アンケート調査の結果
テキストデータベースの管理・運営上の問題点としては,つぎの諸点があ げられる。
IO 著作権
資金カミ足りなし・
職員が足りない テキストの質
時間カミ足りf;:し・
テキストの収集・取得が難しい 記憶装置の容董が足りない 出版業者が仕掛けてくる競争 標準画像フt一マットがどうなる か,はっきりしない
デスクフォーマットが異なっている 合計
去 4 3 2 2 1 2 0 0 0
過