このカメラは、通常の撮影では、「位相差AF」でピントを合わせます。位相差AFと は、オートフォーカス専用のセンサーを用いて、ピントのズレ量を検出する方法です。
一方、ライブビューの[三脚撮影]時は、「コントラストAF」でピントを合わせま す。コントラストAFとは、撮像素子からのデータを使って被写体の画像情報を解 析し、画像のコントラストが最も高くなるレンズ位置でピントを合わせます。「位 相差AF」と比べ、ピントを合わせるのに時間がかかります。
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手持ち撮影(初期設定)
(P.83)
カメラを手持ちで動きのある被写体を撮影するときに設 定します。ローアングルやハイアングルなどファイン ダーがのぞきにくいときに便利です。
•撮影時には、通常のオートフォーカス(位相差AF)で ピント合わせができます。
h
三脚撮影(P.86)
カメラを三脚などに固定して撮影するときに選びます。
液晶モニターに表示される画像を拡大表示して厳密なピ ント合わせや被写界深度の確認ができるため、静物の撮 影に適しています。画面上のどの部分でもオートフォー カスでピントを合わせることができるため、構図を変え ずにピント合わせができます。
•ライブビュー中には、撮像素子からのデータを使った コントラストAFでピントを合わせます。
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k
•
[レリーズモード]では、ライブビュー撮影時に
1コマ撮影するか、
連続撮影するかを選びます。
1 撮影メニューの
[ライブビュー]を選ぶ
•[ライブビュー]を選んでマル チセレクターの2を押すと、
[ライブビュー]画面が表示さ れます。
2 [ライブビューモード]を 選ぶ
•[ライブビューモード]を選ん で2を押すと、[ライブビュー モード]画面が表示されます。
3 設定したいライブビュー モードを選ぶ
•撮影状況に合わせてライブ ビューモードを選んで、Jボ タンを押します。
s
1 コマ撮影(初期設定) シャッターボタンを押すたびに1コマずつ撮影します。
t
低速連続撮影 シャッターボタンを全押ししている間、レリーズモードダ イヤルをCLまたはCHに設定したときと同じ連続撮影速度 で撮影できます(P.77)。u
高速連続撮影k
4 [レリーズモード]を選ぶ
•[レリーズモード]を選んで2
を押すと、[レリーズモード]
画面が表示されます。
5 設定したいレリーズモード を選ぶ
•ライブビュー撮影時のレリー ズモードを選んで、Jボタン を押します。
6 撮影できる状態にする
•シャッターボタンを半押しすると、撮影 できる状態になります。