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8-10 Gelatin Zymography を用いた MMP 活性の測定

ドキュメント内 目次 (ページ 70-73)

〔測定原理〕

MMP は 37℃、pH7.5~8.0 の条件下でゼラチンやコラーゲンなどの基質を分解

する酵素である。不活性条件下で基質(ゼラチン)を含むゲルにサンプルを電気泳 動によって分画する。電気泳動後にゲルを活性化条件下におくことで、MMP がゲ ル中のゼラチンを分解する。このゲルを染色すると、MMP 活性が見られる部位は 白抜きのバンドが見られる。

〔使用装置・器具・試薬〕

・ゲル板(前面ガラス板、ミミ付ガラス板)、

・シリコンガスケット、

・プラスチック製クリップ

・コーム

・電気泳動槽(AE-6410型,ATTO)

・電源装置(クロスパワー500,ATTO)

・Tris(トリスヒドリキシメチルアミノメタン)

・SDS(ドデシル硫酸ナトリウム)

・HCl

・アクリルアミド(Wako)

・Bis (N.N'-メチレンビスアクリルアミド)(Wako)

・APS(過硫酸アンモニウム)

・グリシン

・TEMED(N,N,N’,N’-テトラメチルエチレンジアミン)

・分子量マーカー(HMW SDS Marker Kit,Amersham)

・CBB-R250(クマシーブリリアントブルー)

・TritonX-100

〔操作〕

Ⅰ.各溶液の調整

・アクリルアミド/bisアクリルアミド溶液

アクリルアミド58gとbisアクリルアミド2.0gを脱イオン水で溶解し、200mlにする。

・separating buffer

Tris54.5g、SDS1.2gを脱イオン水に溶かし、5N HCl(約17ml)を加えてpH8.8に合 わせ、脱イオン水で300mlにメスアップする。

・staking buffer

Tris6.0g、SDS0.4gを脱イオン水に溶かし、5N HCl(約9ml)を加えてpH6.8に合わ せ、脱イオン水で100mlにメスアップする。

・10×ゼラチン基質溶液

ブタの皮膚のゼラチン800mgをガラス容器内で100mlの脱イオン水に溶解する。

均一に染まったバックグランドを得るため、ゲルへの取り込みの前に完全にタンパク 質を溶解する。溶液が沸騰するまで電子レンジで加熱する(吹きこぼれないように する)。タンパク質が溶液に溶解するように回す。

・スクロース溶液

スクロース50gとNaN3 0.02gを~50mlの脱イオン水に溶解する。トルエン30μlを 加え、脱イオン水で100mlにする。

・10%(w/v)過硫酸アンモニウム

過硫酸アンモニウム0.5gに5mlの脱イオン水を加え溶解する。

・泳動バッファー

Tris3.0g、グリシン14.4gを脱イオン水に溶かし、脱イオン水で1000mlにメスアップ する。その後、SDS1.0gを加え、溶解させる。

・染色溶液

クマシーブリリアントブルーR-250(0.125%) 2.5gを混合物(メタノール1.25l、酢酸 0.5l、脱イオン水0.75l)で溶解する。

・脱色溶液

メタノール1.5l、脱イオン水3.5l、ギ酸50mlを混合する。

・Sample loading buffer

SDS(2%) 0.2gとブロモフェノールブルー(0.1%) 0.01gをstacking gel buffer 5mlに 溶解し、グリセロール5mlを加える。

・APMA

4-アミノフェニル水銀アセテート(20mM) 7mgにNaOH (80mM)1mlを加え溶解す る。

・酵素復元バッファー

Developing bufferにTriton X-100を25ml加える。

・Developing buffer

トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン(50mM) 6.055g、NaCl(200mM) 11.69g、ZnCl 0.7mg、CaCl・2H2O(5mM) 0.74g、NaN3(0.02%) 0.2gを~900mlの脱イオン水で溶 解し、HClでpH7.5に合わせる。脱イオン水で1000mlにする。

Ⅱ.電気泳動

① 以下の表に従って separating gel、stacking gel を作製する。ただし、

TEMED はこの時点では加えない。separating gel をアスピレーターで

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