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ドキュメント内 思春期の子どもの意思決定 (ページ 56-59)

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3326&271220%’52142ⅢⅡ8肌1000

(4)「中学生年代の小児の検査や治療をする前に小児本人に対して行う説明」について 全体的には,「小児からの検査や治療についての疑問・質問に答える」91%,「小児か らの日々の生活上の疑問・質問に答える」76%,「小児の気持ちを聞く」76%,「小児の 表情や視線・行動を観察し,気持ちを把握する」74%が上位であった.ただ「本人の理 解度にかかわらず,説明する」は当てはまる,どちらともいえない,当てはまらない,

それぞれへの回答比率が30%台と意見が分かれた.「母親から小児へ説明してもらう」

は当てはまらないが最も多く38%だった.「納得しているか確認する」は68%にとどま

った.

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55

表「中学生年代の小児本人が納得行く説明」を医師がするかどうか左右する要因

表中学生年代の小児に対する医師の通常の説明

項目 まる1当てはもいえない2どちらとらない3当てはま % 不明 % 計

①小児に病名ないし病状告知をして

いるかどうか 68 55.3% 28 22.8% 20 16.3% 5.7% 100.0%

②検査や治療の成功の度合い 48 39.0% 36 29.3% 31 25.2% 6.5% 100.0%

③検査や治療により発生する痛みの程 65 52.8% 22 17.9% 26 21.1% 10 8.1% 100.0%

④検査や治療の複雑さによる説明の

むずかしさ 28 22.8% 46 37.4% 38 30.9% 11 8.9% 100.0%

⑤検査や治療の必要性の高さ 81 659% 16 13.0% 14 1L4% 12 9.8% 100.0%

⑥小児本人が納得いく説明を医師で

ある自分ができるかの自信の有無 27 22.0% 43 35.0% 44 35.8% 7.3% 100.0%

⑦小児本人が納得いく説明を自分が

する責任があるかの意識の有無 49 39.8% 25 20.3% 37 30.1% 12 9.8% 100.0%

⑧小児本人の年齢 67 54.5% 23 18.7% 20 16.3% 13 10.6% 100.0%

⑨小児本人の理解度 91 74.0% 13 10.6% 7.3% 10 8.1% 100.0%

⑩小児本人の性格傾向 69 56.1% 27 22.0% 16 13.0% 11 8.9% 100.0%

⑪小児本人の反応の予測 50 40.7% 45 36.6% 16 13.0% 12 9.8% 100.0%

⑫親の意向(小児への説明を望むか否 88 71.5% 17 13.8% 6.5% 10 8.1% 100.0%

⑬時間の余裕の有無 33 26.8% 27 22.0% 52 42.3% 11 8.9% 100.0%

項目 1当てはまる ともいえな2どちら

3当てはまらない不明

①本人の理解度にかかわらず、説明する。 39 31.7% 42 34.1% 37 30.1% 4.1% 100.0%

②本人の理解度によって、説明する時と説明し

ない時がある。 59 48.0% 25 20.3% 33 26.8% 4.9% 100.0%

③最初は母親(保護者)に説明し、母親から小

児へ説明してもらう。 19 15.4% 52 42.3% 47 38.2% 4.1% 100.0%

④説明内容が分かるように絵や言葉の表現を工

夫して説明する。 84 68.3% 25 20.3% 6.5% 4.9% 100.0%

⑤今後の見通しについて説明をする。 69 56.1% 43 35.0% 4.9% 4.1% 100.0%

⑥説明内容を理解しているか確認する。 79 64.2% 34 27.6% 3.3% 4.9% 100.0%

⑦検査や治療を受けることについて納得してい

るか確認する。 84 68.3% 32 26.0% 1 0.8% 4.9% 100.0%

⑧小児からの検査や治療についての疑問・質問

に答える。 112 91.1% 3.3% 1.6% 4.1% 100.0%

⑨小児からの日々の生活上の疑問・質問に答え

94 76.4% 20 16.3% 3.3% 4.1% 100.0%

⑩小児の望む方法を探り、選択肢を提示する

(穿刺部位や体位など) 57 46.3% 49 39.8% 12 9.8% 4.1% 100.0%

⑪小児の表情や視線・行動を観察し、気持ちを

把握する。 91 74.0% 23 18.7% 2.4% 4.9% 100.0%

⑫小児の気持ちを聞く。 94 76.4% 20 16.3% 2.4% 4.9% 100.0%

⑬小児を励ます。 83 67.5% 30 24.4% 3.3% 49% 100.0%

(5)「中学生年代の小児本人への検査や治療に関する,あなた自身の説明のあり方」は 適切だと思いますか,について

全体的には「ほぼ適切と思う」51%,「どちらともいえない」33%が多く,「適切と思 う」は7%にとどまった.

(6)「中学生年代の小児本人が検査や治療について『納得」することは,必要だと思い ますか」,について

全体的には「いつも必要」55%,「場合によっては必要」40%という回答が多かった.

自身の説明の適切さと小児が納得する必要性との関連をみると,有意な関連(P>

0.01)があり,自身の説明が適切又はほぼ適切と思う人は,中学生年代の小児が納得す ることを必要と感じる傾向にあった.

表中学生年代の小児本人への医師の説明の適切さ 号EF 7)ノI、I厚五An.郷 必要性

(7)「中学生年代の小児本人が納得するような説明や配慮をするのは,何のためですか」,

について

全体的には,「本人の体に対して行われる検査や治療のことだから」が91%と最も多 かった.次いで,「医師として本人に納得して受けてほしいから」も81%だった.権利 尊重の立場の「本人が持って生まれた権利だから」(74%)や「同じ人間として尊重さ れるのは当たり前だから」(80%)も高い回答率であり,「医師としての責任だと思うか

ら」も73%と高かった.反対に,低い回答は「検査や治療について訴えられたときに備 えるため」33%だった.

自分の説明の適切さと中学生年代の小児へ納得する説明・配慮をする理由には有意な 関連が見られ,特に,自身の説明を適切だと思う人ほど,納得する説明・配慮をする理 由に「医師として本人に納得して受けてほしいから」や「よい人間関係を結ぶためには 必要だから」と回答する傾向があった.

また,中学生年代の小児本人が納得する必要性を感じる人ほど,そのような説明・配 慮をする理由に「本人は納得して検査や治療を受けたいだろうと思うから」(P>0.01)

や「本人が持って生まれた権禾|」だから」(P>0.05),「本人にとっての最善だから」(P>

0.05)と回答する傾向があった.

-56‐

表中学生年代の小児本人が納得することの 人数

適切と思う

7.3%

ほぼ適切と思う 63

5L2%

どちらともいえない 40

32.5%

あまり適切と思わない

0.8%

その他

1.6%

不明

6.5%

123

100.0%

人数 いつも必要 68

55.3%

場合によっては必要 49

39.8%

どちらともいえない

2.4%

あまり必要ない

0.0%

全く必要ない

0.0%

その他

0.0%

不明

2.4%

123

100.0%

表中学生年代の小児本人が納得するような説明や配慮をするのは何のため

9,74026211%216%433%’00

987970 211710 1080 32400 100

655280, 52423%324%3240100

11291100 9730 108, 1080 100

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■用■■■、■■、、

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(s)「本人が検査や治療について一般的に「納得」できる年齢は何歳以上」だと思いま すか,について

平均11.42歳だった.回答割合をみると,多い||直位に15歳(13.8%),10,12,13 歳(各122%)だった.5歳(24%)や6歳(4.1%)でも納得できるという回答もわ ずかながらあった.

専門の診療科と納得できる年齢との関連をみると,小児科・小児外科という小児専門 の医師ほど納得できるとみなす年齢が低く,9.8歳であり,内科や外科,その他の診療 科医師は,13.0歳,11.7歳,11.3歳の順であった.また,本人に同意を取るべき年齢

も,小児科・小児外科という小児専門の医師ほど同意を取るべきとみなす年齢が低く,

123歳であり,他の診療科医師に比べて低い年齢であった.

中学生年代の小児本人が納得する必要'性と,納得できると思われる年齢との間には関 連は無かった.

納得できる年齢と納得するような説明や配慮をする理由との関連を見ると,「納得でき る年齢」と有意な関連(いずれもP>0.01)があった「小児本人が納得するような説明や 配慮をする理由」の項目は,「本人が持って生まれた権利だから」,「同じ人間として尊重 されるのは当たり前だから」,「本人は納得して検査や治療を受けたいだろうと思うから」,

「医師として本人に納得して受けてほしいから」であった.これらはいずれも,納得で きる年齢として,4つの年齢,つまり7歳,10歳,12-13歳,15歳を挙げていた.

(9)本人の検査や治療に関して大人と同じように本人に同意をとるべき年齢は何歳以 上だと思いますか,について

平均13.48歳だった.多い順位に15歳(17.0%),13歳(13.8%),16歳(11.4%)

だった.6歳(5.7%)や7歳(3.3%)もあった.

専門の診療科と同意をとるべき年齢との関連をみると,やはり,小児科・小児外科と いう小児専門医ほど本人に同意をとるべきという年齢が低く,12.3歳であった.

-57‐

項目 1当てはまる2どちらともいえない3当てはまらない % 不明 % 計

①本人が持って生まれた権利だから 91 74.0% 26 21.1% 1.6% 3.3% 100

②同じ人間として尊重されるのは当

たり前だから 98 79.7% 21 17.1% 0.8% 2.4% 100

③本人にとっての最善だから 65 52.8% 52 42.3% 2.4% 2.4% 100

④本人の体に対して行なわれる検査

や治療のことだから 11291.1% 7.3% 0.8% 0.8% 100

⑤本人は納得して検査や治療を受け

たいだろうと思うから 92 74.8% 26 21.1% 1.6% 2.4% 100

⑥医師として本人に納得して受けて

ほしいから 9980.5% 20 16.3% 2.4% 0.8% 100

⑦医師としての責任だと思うから 9073.2% 25 20.3% 4.9% 1.6% 100

⑧よい人間関係を結ぶためには必要

だから 9073.2% 28 22.8% 1.6% 2.4% 100

⑨検査や治療がうまくいくためには

必要だから 9274.8% 27 22.0% 2.4% 0.8% 100

⑩検査や治療について訴えられたと

きに備えるため 4032.5% 58 47.2% 23 18.7% 1.6% 100

納得できる年齢と本人に同意をとるべき年齢との間には有意な関連 り,両者の平均では約2歳の開きがあった.

(P>001)があ

表本人が紬1号で

きる年齢の回響割 るべき年齢の回答割

と同じように本人}こ

ドキュメント内 思春期の子どもの意思決定 (ページ 56-59)

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