Bonjour関連の表示と設定は、bonjourコマンドを使用します。
現在の設定値の表示 msh> bonjour
コンピューター名の設定
msh> bonjour cname 文字列
z 文字列を省略した場合は、現在の設定値を表示します。
設置場所情報の設定
msh> bonjour location 文字列
z 文字列を省略した場合は、現在の設定値を表示します。
プロトコルごとの優先順位の設定 msh> bonjour diprint {0-99}
msh> bonjour lpr {0-99}
msh> bonjour ipp {0-99}
z diprint、lpr、ippそれぞれの優先度を設定します。数字が小さいほど優先度が高くなります。
IP TTL値の設定
msh> bonjour ipttl {1-255}
z IP TTL値(越えられるルータの数)を設定します。初期値は255です。
コンピューター名と設置場所情報のリセット msh> bonjour clear {cname | location}
z cnameを指定するとコンピューター名をリセットします。本機を再起動すると、コン
ピューター名の表示は初期値になります。
z locationを指定すると設置場所情報をリセットします。設置場所情報の表示は空欄にな
ります。
インターフェースの設定
msh> bonjour linklocal インターフェース名
z インターフェース名を省略した場合は、現在の設定値を表示します。
z 接続するPCのIPアドレスが、DHCPのAutonetに使用されるlinklocal アドレスになっ
ており、 本機に複数のインターフェースが装着されている場合に、 インターフェース
を指定することによって通信ができるようにます。
z この設定をしない場合は、自動的にイーサネットインターフェースが設定されます。
IPPのポート番号選択
msh> bonjour ippport [ipp | ssl]
z SSLが有効になっているときに表示されます。
z ippを選ぶとポート番号は631に、sslを選ぶとポート番号は443に設定されます。
インターフェース 設定されるインターフェース
ether イーサネットインターフェース
6. 機器の監視
6
devicename
本体機器名の表示や設定は、devicenameコマンドを使用します。
現在の設定の表示 msh> devicename
本体機器名の設定
msh> devicename name 文字列
z 本体機器名は31バイト以下で指定します。
z 1台の機器に複数の本体機器名を設定することはできません。
本体機器名の初期化
msh> devicename clear name
z 本体機器名を工場出荷時の設定に戻します。
dhcp
DHCPの設定は、dhcpコマンドを使用します。
現在の設定値の表示 msh> dhcp
DHCP機能の設定
msh> dhcp インターフェース {on|off}
z DHCP機能を有効にするには「on」を、無効にするには「off」を指定します。
z DNSサーバーアドレスやドメイン名をDHCPから取得する場合、必ず「on」に設定し てください。
現在のインターフェース優先順位の表示 msh> dhcp priority
インターフェースの優先設定
msh> dhcp priority インターフェース
z DNS サーバーアドレスやゲートウェイアドレスが、どのインターフェースの DHCP サーバーのものを優先して利用するかを設定します。
z 優先順位の設定は、複数のインターフェース装着時に有効です。
DNSサーバーアドレスの選択
msh> dhcp dnsaddr {dhcp|static}
z DNSサーバーのアドレスをDHCPサーバーから取得するか、ユーザーの設定値にする かを選択します。
z DNSサーバーのアドレスをDHCPサーバーから取得する場合は「dhcp」、ユーザー設 定値の場合は「static」を指定します。
インターフェース 設定されるインターフェース
ether イーサネットインターフェース
telnet を使う
6
z ドメイン名をDHCPサーバーから取得するか、ユーザーの設定値にするかを選択しま す。
z ドメイン名を DHCP サーバーから取得する場合は「dhcp」、ユーザー設定値の場合は
「static」を指定します。
z P.236 「DHCPを使用する」
z P.184 「dns」
z P.185 「domainname」
diprint
コンピュータから直接印刷を行うことができるダイレクトプリントポートの表示と設定 は、diprintコマンドを使用します。
現在の設定の表示 msh> diprint
次の設定値が表示されます。
port 9100
timeout = 300(sec) bidirect on
con multi apl async
z「port」使用するポート番号が表示されます。
z「bidirect」ダイレクトプリントポートが双方向通信に対応しているか表示されます。
タイムアウトの設定
msh> diprint timeout[30 65535]
z ネットワークからデータを受信する際のタイムアウト時間を設定できます。
z 工場出荷時の設定値は300(秒)です。
同時接続数の設定
msh> diprint conn {multi|single}
z diprintの同時接続数をmulti(複数)かsingle(1)か設定します。
6. 機器の監視
6
dns
DNS(Domain Name System)の表示や設定は、dnsコマンドを使用します。
現在の設定値の表示 msh> dns
IPv4によるDNSサーバーの設定 msh> dns 対象ID server アドレス
z IPv4によるDNSサーバーアドレスを設定します。
z 対象IDは1 3までです。3件まで登録できます。
z「255.255.255.255」は設定できません。
IPv6 によるDNSサーバーの設定
msh> dns 対象ID server6 アドレス
z IPv6によるDNSサーバーアドレスを設定します。
z 対象IDは1 3までです。3件まで登録できます。
ダイナミックDNS機能の設定
msh> dns インターフェー スddns {on|off}
z ダイナミックDNS機能の有効/無効を指定します。
z ダイナミックDNS機能を有効にするには「on」を、無効にするには「off」を指定します。
レコード重複時の動作指定
msh> dns overlap {update|add}
z レコードが重複したときの動作を指定します。
z updateは古いレコードを削除し、新しくレコードを登録するときに指定します。
z addは古いレコードを残し、新しいレコードを追加登録するときに指定します。
z CNAMEの重複の場合は、設定にかかわらず更新を行います。
CNAMEの登録
msh> dns cname {on|off}
z CNAMEを登録するかどうかを指定します。
z CNAMEの登録を有効にするには「on」を、無効にするには「off」を指定します。
z 登録されるCNAMEはRNPからはじまるデフォルトの名前です。CNAMEは変更でき ません。
Aレコードの登録
msh> dns arecord {dhcp|own}
z dhcpは本機を代行して、DHCPサーバーがDNSクライアントとしてAレコードの登 録を行う場合に指定します。
z ownは本機がDNSクライアントとしてAレコードの登録を行う場合に指定します。登 録には、「DHCP」で指定した「DNSサーバーアドレスの選択」および「ドメイン名の 選択」の値が使用されます。
インターフェース 設定されるインターフェース
ether イーサネットインターフェース
telnet を使う
6
z ダイナミックDNS機能を使用しているときに、レコードを更新する間隔を指定します。
z 更新間隔を1時間単位で指定します。1 255の間で指定します。
z 初期値は「24」です。
domainname
ドメイン名の表示や設定は、domainnameコマンドを使用します。
現在の設定の表示 msh> domainname
現在の各インターフェースのドメイン名表示 msh> domainname インターフェース
各インターフェースのドメイン名設定
msh> domainname インターフェース name ドメイン名
z ドメイン名は半角英数字63文字以下で指定します。
各インターフェースのドメイン名削除
msh> domainname インターフェース clear name
help
使用できるコマンドの一覧および使用方法の表示は、helpコマンドを使用します。
コマンド一覧の表示 msh> help
コマンド使用方法の表示 msh> help コマンド名
インターフェース 設定されるインターフェース
ether イーサネットインターフェース
6. 機器の監視
6
hostname
ホスト名を変更するには、hostnameコマンドを使用します。
現在の設定の表示 msh> hostname
現在の各インターフェースのホスト名表示 msh> hostname インターフェース
各インターフェースのホスト名の設定
msh> hostname インターフェース name ホスト名
z ホスト名は半角英数字63文字以下で指定します。
z RNPではじまる名前は、大文字、小文字が混ざった場合でも設定できません。
各インターフェースのホスト名の初期化
msh> hostname インターフェース clear name
ifconfig
TCP/IPの、IPアドレス、サブネットマスク、ブロードキャストアドレス、デフォルトゲー
トウェイアドレスの表示や設定は、ifconfigコマンドを使用します。
現在の設定値の表示 msh> ifconfig
IPv4アドレスの設定
msh> ifconfig インターフェース アドレス
z この設定しない場合は、自動的にイーサネットインターフェースが設定されます。
(例)イーサネットインターフェースのIPアドレスを192.168.15.16に設定する msh> ifconfig ether 192.168.15.16
IPv6アドレスの設定
msh>ifconfig インターフェース名 inet6 アドレス プレフィックス長
(例) イーサネットインターフェースのIPv6アドレスを2001:DB8::100、プレフィックス 長を64に設定する
msh> ifconfig ether inet6 2001:DB8::100 64
ネットマスクの設定
msh> ifconfig インターフェース名 netmask アドレス
インターフェース 設定されるインターフェース
ether イーサネットインターフェース
インターフェース 設定されるインターフェース
ether イーサネットインターフェース
telnet を使う
6
ブロードキャストアドレスの設定
msh> ifconfig インターフェース broadcast アドレス
インターフェース切り替え
msh> ifconfig インターフェース名 up
(例)接続時にイーサネットを使用する msh> ifconfig ether up
z 設定するアドレスはネットワーク管理者に確認してください。
z アドレスを16進形式で設定する場合は先頭に「0x」を付けてください。
info
給紙トレイ、排紙トレイ、およびエミュレーションなどの機器情報の表示は、info コマン ドを使用します。
機器情報の表示 msh> info
z P.202 「ネットワーク経由で確認できる情報」
ipp
IPPの使用環境の設定は、IPPコマンドを使用します。
現在の設定値の表示 msh> ipp
タイムアウトの設定
msh> ipp timeout {30 - 65535}
z 印刷データが途切れた場合に、印刷ジョブを取り消すまでの時間を指定します。設定 範囲は30 65535 秒です。
IPPユーザー認証方式の設定
msh> ipp auth {basic|digest|off}
z IPPユーザー認証を行って、IPPを使って印刷できるユーザーを制限することができま す。工場出荷時はユーザー設定を行わない設定になっています。
z basicまたはdigestで、認証を行います。
z ユーザー認証を行うように指定した場合、ユーザー名の登録を行ってください。ユー ザーは10組まで登録できます。