入力文書:
366
(WP7C
), 389
(米国)出力文書: 4C/TEMP/164
〔結論〕
・
1215-1300MHz
帯におけるEESS(能動)から RNSS
受信機へのパルス干渉について、WP7C
で新勧告草案(PDNR) ITU-R M.[EESS_SAR-RNSS]を検討していたが、2018 年5
月のWP7C
において、この内容を、干渉検討方法(PDNR
:新勧告草案)
と干渉検討 方法を適用した計算例(PDNRep:新報告草案)に分けることとなったことがWP7C
から のリエゾンで送付された。このWP7C
の方向性の変更後も干渉検討方法に複数RNSS
からのaggregate
干渉の扱いが残っていることについてWP4C
が合意していることを連 絡するリエゾン文書の返信を米国が提案し、議論の後にWP7C
へリエゾン返信として出 力された。〔主な議論〕
1215-1300MHz
帯におけるEESS(
能動)からRNSS
受信機のパルス干渉について、WP7C
で検討していた新勧告草案ITU-R M.[EESS_SAR-RNSS]が、ITU-R
勧告M.2030
を参照する干渉計算方法(ITU-R勧告M.2030
をベース)を記載する新勧告草案と、これまでWP7C
にて計算されてきた干渉計算例を新報告草案にするように、構成を見直すことが2018
年5
月のWP7C
にて決定された。この連絡が、WP7Cからリエゾン(4C/366)され、米 国の提案(4C/389)をベースにリエゾン返信が審議された。米国の提案においては、上述の構 成見直しの支持と、構成見直し後においても干渉検討方法に複数RNSS
からのaggregate
干渉の扱いが残っていることを支持(ITU-R勧告M.2030
には複数RNSS
からのaggregate
干渉の扱いは明示的に含まれていないので、上述のWP7C
の新勧告草案のみが複数RNSS
からのaggregate
干渉の扱いを記すITU-R
勧告となる)する内容が含まれていた。日 本は米国提案を支持したが、ロシアが米国提案の一部に懸念を示した。ロシアの懸念を反映 するために、上述の構成見直しを支持するテキストがリエゾン返信の内容から削られることと なった。また、ロシアが、既存のITU-R
勧告SA.1347
を維持するかこの新勧告草案に置き換 えられるかという既にWP7C
で行われている議論をリマインド(WP4C
としてはこの議論に特 段の意見は示していない)する内容をリエゾンに入れる提案を行い、反映することになった。こ れらの議論を反映してWP7C
へのリエゾン返信(4C/TEMP/164)を出力した。5.3.4
新報告案M.[IMT-RNSS]
入力文書: 4C/192 (Annex 8)(WP4C議長報告), 394 (ロシア) 出力文書: 4C/TEMP/163
〔結論〕
・
2016
年のWP4C
会合において、600-700MHz帯IMT
からの高調波やスプリアス放射 のレベルが1GHz
帯RNSS
保護レベルを超過しているとの検討結果をロシアが入力し、ITU-R
報告M.[IMT-RNSS]に向けた作業文書として出力されており、2017
年4-5
月にWP4C
会合を最後に入力がなされていなかった。過去2
回の会合で入力がなかったこと を理由にロシアが新報告案としてSG4
へ送ることを提案したが、米国、フランス、英国、ドイツ、カナダから反対があり、新報告草案のままとなった。
〔主な議論〕
ロシアが、過去
2
回の会合で入力がなかったことを理由に、前々回WP4C
会合の議長報 告中の新報告草案をそのまま新報告案としてSG4
へあげる提案(4C/394)を行った。新報告 案としてSG4
へあげるというロシア提案に最も強く反対したのは米国であった。米国は新報 告草案のまま残すよりもこの新報告草案自体を削除することの検討を提案した。米国は、こ こで扱われている問題は国内マターでありITU
で扱うものではないということと、何の解決策 も示されていないので主管庁にとって有益な点が何もないと主張した。ロシアは、まずは問題 を提起し、解決は今後行うという段階的な方法とするべきとの主張をしたが、米国は受け入 れなかった。EU
は、本件に関する今後の検討の方向性を変えるよう検討することを促すべき と主張した。これらの議論を反映して議長報告に添付する新報告草案(4C/TEMP/163)
にEditor’s Note
として入れるテキストと議長報告中に記載するテキストが作成された。次回WP4C
会合において”future direction or disposition ”を検討するように主管庁に促すテキス
トとなった。5.4 SWG 4C4:1.5 GHz
のIMT
とMSS
入力文書:
4C/343 Annexes 9
、10
、16
、18
、19
、4C/350
(WP 4A
) 、361
(IMO/IMSO)、399(スラヤ)、404(インマルサット)、405(インマルサッ ト)、
408
(スラヤ)、415
(WP 5D
)出力文書: TEMP/150、170、171、172、173、174、175
SWG 4C4
は、Mr.P. Deedman(インマルサット)が議長を務め審議を行った。
〔結論〕
・
ITU-R
新報告草案M.[REP.MSS & IMT L-BAND COMPATIBILITY]へ向けた作業文書
が議長報告に添付された(TEMP/174
)。・
ITU-R
新勧告草案M.[REC.MSS & IMT L-BAND COMPATIBILITY]へ向けた作業文書
が議長報告に添付された(TEMP/173)。・
WP 4B
へのリエゾン文書の発出が承認された(TEMP/150
)。・
WP 5D
へのリエゾン文書の発出が承認された(TEMP/172)。・
IMO/IMSO
へのリエゾン文書の発出が承認された(TEMP/170
)。・
ITU-R
勧 告M.1184-3
の 改定 草案へ 向けた 作業 文書 が議長 報告に 添付 さ れた(TEMP/175)。
・ 作業計画が更新され議長報告に添付された(TEMP/171)。
〔主な議論〕
(1) 1.5 GHz
帯IMT
とMSS
の隣接バンド共存検討(決議223(改 WRC-15))について
前回に続きITU-R
新報告草案M.[REP.MSS & IMT L-BAND COMPATIBILITY]へ向けた
作業文書(4C/343 Annex 10)及びITU-R
新勧告草案M.[REC.MSS & IMT L-BAND COMPATIBILITY]へ向けた作業文書(4C/343 Annex 18)のアップデート作業が行われた。
本件に関する作業計画(
4C/343 Annex 16
)が更新された(TEMP/171
)。(a) MSS TECHNICAL PARAMETERS IN THE RANGE 1-3 GHz
前回
WP4C
会合において、1-3GHz帯における地上業務からMSS
への保護基準を定めた
ITU-R
勧告が存在しないことが認識された。それを受け、地上業務からのMSS
保護基準に関する新たな
ITU-R
勧告を作成すべく、WP 4B
に対してMSS
システムの性能目標、利用 可能性、及び地上局の受信機特性等の提供を依頼する連絡文書を発出することがスラヤか ら提案された(4C/408
)。特に異議は無く、WP 4B
へのリエゾン文書発出が合意された(
TEMP/150
)。(b) ITU-R
新報告草案M.[REP.MSS & IMT L-BAND COMPATIBILITY]へ向けた作業文書
スラヤ(4C/399
)、インマルサット(4C/405
)及びWP 5D
(4C/415
)から入力があった。これまで議論の中心だった、隣接バンド
IMT
からの干渉に対するMSS
保護基準(I/N)とし てどの値を採用すべきか(スラヤ、インマルサット等の主張・・・I/N = -20 or -15.2 dB; 英仏(
CEPT
)の主張・・・I/N = -6 or -10 dB
)については、未だ合意には至らないものの、今回も両 論併記のままで特にこの点については議論にはならなかった。インマルサット(
4C/405
)とスラヤ(4C/399
)からの寄与文書は、それぞれ新たにAnnex 8
および9
として作業文書に追加された(ただし、インマルサットは同じ内容の寄与文書をWP 5D
にも入力していたため、WP 5Dからのリエゾン文書(4C/415)に添付された作業文書には 既に4C/405
の内容が記載されていた)。今回多くの時間を割いて議論されたのは、共存検討において現行
ITU-R
勧告の地球局特 性(blocking performance
)よりも改善された特性を使用することの是非についてであった。インマルサットの寄与文書(4C/405)では、phase 1として
MSS
地球局の現行性能(blockingperformance)に基づいた検討を行い、phase 2
として次世代のMSS
地球局に期待されるblocking performance
値に基づいた検討を行っている。英国、フランス(CEPT)がインマル サットを支持したのに対し、IMSO は、既存の技術基準で長年運用している既存業務側に変 化を求めるのではなく、IMT
側で解決すべきであると主張した。議論の結果、作業文書に当 該インマルサットの寄与をAnnex 8
として記載する一方で、Annex 4の§2に上記論点に関 するEditor’s Note
を新たに追加し、次回以降に検討することとされた。SWG
の審議において、UAEより、次回のWP 4C
会合が今研究会期の最後の会合だが1
回の会合でダブルジャンプ(WD → DNR)はできないことに鑑み、本作業文書のPDN
Report
への格上げが提案されたが、イラン、米国、英国、フランス等が反対し、作業文書のままとすることとされた。格上げについては、最終プレナリでも再び議論になり、議長報告に
It is
expected that this document could be upgraded at the subsequent meetings of WP 5D
and 4C if the content of the document is mature.の一文を記載することで妥協が図られた。
本文書は作業文書として議長報告に添付された(TEMP/174)。また、決議
223(改 WRC-15)
に関する
WP 4C
での検討内容をWP 5D
に連絡するリエゾン文書が作成され、発出に合意された(
TEMP/172
)。IMO/IMSO
からのリエゾン(4C/361)に対しては、WP 4CとしてIMO/IMSO
の懸念を認識 していることを示す返信リエゾン文書が作成され、発出に合意された(TEMP/170)。(c) ITU-R
新勧告草案M.[REC.MSS & IMT L-BAND COMPATIBILITY]へ向けた作業文書
インマルサット(4C/404)から入力があった。関連する報告
ITU-R M.[REP.MSS & IMT L-BAND COMPATIBILITY]
が最終化される前 に本作業文書のドラフティングを進めることについて、イラン、ブラジル、フランス、日本から反 対があった。これに対し、UAE は報告と並行して作業することを支持した。この点については、反対・賛成双方の見解が