この特約の保険価額は、損害が生じた時における建物の家賃月額に約定復旧期間月数を乗じた額とし ます。
第6条(保険金の支払額)
(1)当会社が第2条(保険金を支払う場合)の保険金として支払うべき損失の額は、保険価額によって 定めます。
(2)保険金額が保険価額と同額である場合またはこれを超える場合は、当会社は、保険価額を限度とし、
家賃について復旧期間(注)内に生じた損失の額を保険金として、支払います。
(3)保険金額が保険価額よりも低い場合は、当会社は、次の算式によって算出した額を保険金として、
支払います。
保険金額 家賃について復旧期間(注)内
に生じた損失の額 ×
保険価額 = 保険金の額
(注)復旧期間
約定復旧期間を限度とします。
第7条(保険金の請求)
(1)普通保険約款第32条(保険金の請求)(1)の規定にかかわらず、当会社に対する保険金請求権は、
復旧期間が終了した時から発生し、これを行使することができるものとします。
(2)復旧期間が1か月を超えた場合において、被保険者の要求があるときは、当会社は、(1)の規定 にかかわらず、毎月末に保険金の内払をすることがあります。
第8条(他の保険契約等がある場合の保険金の支払額)
他の保険契約等がある場合において、それぞれの支払責任額の合計額が、家賃について復旧期間内に 生じた損失の額を超えるときは、当会社は、次の①または②に定める額を保険金として支払います。
① 他の保険契約等から保険金または共済金が支払われていない場合 この保険契約の支払責任額
② 他の保険契約等から保険金または共済金が支払われた場合
家賃について復旧期間内に生じた損失の額から、他の保険契約等から支払われた保険金または共 済金の合計額を差し引いた残額。ただし、この保険契約の支払責任額を限度とします。
第9条(時効)
保険金請求権は、第7条(保険金の請求)(1)に定める時の翌日から起算して3年を経過した場合 は、時効によって消滅します。
第10条(準用規定)
この特約に定めのない事項については、この特約の趣旨に反しないかぎり、普通保険約款または水濡 れ等特約の規定を準用します。
20.保険金額調整等に関する追加特約
第1条(用語の定義)
この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。
用 語 定 義
再調達価額 保険の対象である建物に対し、他の保険契約等がある場合は、再調達価額から他 の保険契約等の保険金額を差し引いた残額とします。
建物 保険の対象である保険証券記載の建物をいいます。
風災等特約 この保険契約に付帯された風災、ひょう雹 災および雪災補償特約(建物用)をいいま す。
普通保険約款 この特約が付帯された組立式火災保険普通保険約款をいいます。
水濡れ等特約 この保険契約に付帯された水濡れ、物体の落下・飛来および騒じょう擾等損害補償特約
(建物用)をいいます。
第2条(保険金額の調整)
(1)当会社は、建物について建築費または物価の変動等により、建物の保険金額を調整する必要が生じ た場合は、保険契約者への通知を行うことにより、保険金額を妥当な金額に調整し、未経過期間に相当 する保険料を返還または請求することができます。
(2)(1)に規定する建物の保険金額を調整する必要が生じた場合とは、建物の評価額と保険金額との 乖離が20%を超えるときをいいます。
第3条(保険金額の調整に伴う保険料の払込みを怠った場合の取扱い)
当会社が、前条の規定に基づき保険契約者に保険料を請求したにもかかわらず、保険契約者がその払 込みを怠った場合、当会社は、追加保険料領収前に建物に生じた保険金を支払うべき事故については、
保険金額の調整が行われなかったものとして、次のいずれかに従い保険金を支払います。
① 普通保険約款、風災等特約および水濡れ等特約の損害保険金を支払うべき事故の場合、普通保険 約款、風災等特約および水濡れ等特約の規定にかかわらず、次の算式によって算出した額を損害保 険金として支払います。
保険金額 普通保険約款第6条(損害保険金の支
払額(1)、風災等特約第4条(損害 保険金の支払額(1)および水漏れ等 特約第4条(損害保険金の支払額)
(1)の規定による損害の額
× 再調達価額の80%
に相当する額
= 損害保険金の額
② この保険契約に水災補償特約(建物用)を付帯している場合、同特約の規定にかかわらず、同特 約第2条(保険金を支払う場合)①の事故の場合にかぎり、次の算式によって算出した額を水害保 険金として支払います。
保険金額 水災補償特約(建物用)第4条
(保険金の支払額)(2)の規 定による損害の額
× 保険の対象の 再調達価額
= 水害保険金の額
③ この保険契約に盗難補償特約(建物用)を付帯している場合、同特約の規定にかかわらず、次の 算式によって算出した額を盗難保険金として支払います。
保険金額 盗難補償特約(建物用)第4条
(保険金の支払額)の規定によ る損害の額
× 再調達価額の80%
に相当する額
= 盗難保険金の額
第4条(準用規定)
この特約に定めのない事項については、この特約の趣旨に反しないかぎり、普通保険約款およびこれ に付帯された特約の規定を準用します。
21.初回保険料の口座振替に関する特約
第1条(用語の定義)
この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。
用 語 定 義
指定口座 保険契約者の指定する口座をいいます。
初回保険料 保険料をいい、この保険契約に保険料分割払特約または長期保険保険料月払特約 が付帯されている場合は第1回分割保険料を、長期保険保険料年払特約が付帯され ている場合は初年度の年額保険料をいいます。
初回保険料払込 期日
提携金融機関ごとに当会社の定める期日をいいます。
提携金融機関 当会社と保険料の口座振替の取扱いを提携している金融機関等をいいます。
第2条(特約の適用)
(1)この特約は、保険契約締結の際に、当会社と保険契約者との間に、あらかじめ初回保険料を口座振 替の方法により払い込むことについての合意がある場合に適用されます。
(2)この特約は、次の条件をいずれも満たしている場合に適用します。
① 保険契約締結の時に、指定口座が提携金融機関に設定されていること。
② 当会社に損害保険料口座振替依頼書の提出等がなされていること。
第3条(初回保険料の払込み)
(1)初回保険料の払込みは、初回保険料払込期日に、指定口座から当会社の口座に振り替えることによ って行うものとします。
(2)この保険契約に保険料分割払特約または長期保険保険料月払特約が付帯されている場合で、保険期 間の初日の属する月に当会社による初回保険料請求が不可能なときは、保険期間の初日の属する月の翌 月の払込期日に、初回保険料を第2回分割保険料と同時に指定口座から当会社の口座に振り替えます。
(3)初回保険料を一時で払い込む場合またはこの保険契約に長期保険保険料年払特約が付帯されている 場合で、保険期間の初日の属する月に当会社による初回保険料請求が不可能なときは、保険期間の初日 の属する月の翌月の払込期日に、初回保険料を指定口座から当会社の口座に振り替えます。
(4)初回保険料払込期日が提携金融機関の休業日に該当し、指定口座からの口座振替による初回保険料 の払込みがその休業日の翌営業日に行われた場合は、当会社は、初回保険料払込期日に払込みがあった ものとみなします。
(5)保険契約者は、初回保険料払込期日の前日までに初回保険料相当額を指定口座に預け入れておかな ければなりません。
第4条(初回保険料の払込猶予期間)
(1)初回保険料払込期日に初回保険料の払込みがない場合は、保険契約者は、初回保険料を保険期間の 初日の属する月の翌月末までに当会社の指定した場所に払い込まなければなりません。
(2)当会社は、保険契約者が保険期間の初日の属する月の翌月末までに初回保険料を払い込んだ場合は、
保険料領収前に生じた事故の取扱いに関する規定を適用しません。
(3)保険契約者が(1)の払込みを怠ったことについて故意または重大な過失がなかったことを当会社 が認めた場合は、当会社は「保険期間の初日の属する月の翌月末」を「保険期間の初日の属する月の 翌々月末」に読み替えてこの特約の規定を適用します。この場合において、保険料分割払特約または長 期保険保険料月払特約が付帯されているとき、当会社は保険契約者に対して初回保険料、第2回分割保 険料および第3回分割保険料をあわせて請求できるものとします。
第5条(初回保険料払込み前の事故)
前条の規定により、被保険者が、初回保険料払込み前の事故について保険金の支払を受ける場合は、
その支払を受ける前に、保険契約者は、初回保険料を当会社に払い込まなければなりません。
第6条(解除-初回保険料不払の場合)
(1)当会社は、保険期間の初日の属する月の翌月末までに初回保険料の払込みがない場合は、この保険 契約を解除することができます。
(2)当会社は、(1)の解除を行う場合は、保険契約者に対する書面によりその旨を通知します。この 場合の解除は保険期間の初日から将来に向かってその効力を生じます。
第7条(自動継続契約への不適用)
この特約が付帯された保険契約が、保険契約の継続に関する特約の規定により継続される場合は、継 続された保険契約については、この特約を適用しません。
第8条(準用規定)
この特約に定めのない事項については、この特約の趣旨に反しないかぎり、普通保険約款の規定を準 用します。