かんきょう
にやさしい自動車
(3)大気を汚さないために
工場や車などが増
ふ
えてくると、大気を汚
よご
す物質もたくさん出てきます。自然
し ぜ ん
の力できれいにできないほど多く出てくると、大気が汚れてしまいます。こ れを「大気汚染
お せ ん
」といい、環境の問題のひとつになっています。
そこで、国や大阪府ふ などで決まりをつくり、工場や車などから出てくると 大気を汚
よご
す物質の 量
りょう
を制限
せいげん
しています。
工場や車などは、すすなどの汚れを少なくする装置そ う ちをつけ、良よ い 燃 料ねんりょうを使 うことで、大気の汚れを減
へ
らしています。わたしたちも電車やバスを使うな ど、車の利用を減へ らして、排気は い きガスを少なくする工夫が必要ひつようです。
さがしてみよう
ハイブリッド自動車・プラグインハイブリッド自動車
ハイブリッド自動車は、エンジンと電気で動くモーターを動力として走る自動車です。プ ラグインハイブリッド自動車は、 直 接ちょくせつコンセントから充 電じゅうでんできるハイブリット自動車です。
電気自動車・電動バイク
電気自動車や電動バイクは、電池にたくわえた電気で走ります。走行中はまったく排気ガ スを出さず、騒音そうおんが少ないのが特長です。家庭のコンセントなどから 充 電じゅうでんでき、 充 電じゅうでん用ス タンドがもっと整備せ い びされれば、走行の合間に 充 電じゅうでんすることもできます。
枚方市ひ ら か た し役所では、電気自動車を 導 入どうにゅうしているほか、大阪府内で初めて電動バイクを 導 入どうにゅうし て、二酸化炭素に さ ん か た ん そ
や排気は い きガスを出さないようにしています。
燃 料
ねんりょう
電池自動車
燃 料
ねんりょう
電池で水素す い そと酸素さ ん その化学か が く反応はんのうによって作り出した電気をエネルギーにして、モーター で動く自動車です。走行時に水しか出ないため、注目されています。
天然
てんねん
ガス自動車
1 回の 燃 料ねんりょうの補充ほじゅうで走行できる距離き ょ りは短いですが、排気は い きガスがきれいなことから、環 境かんきょうと 人にやさしい自動車のひとつです。
27
地球ができたのは、今から約やく46億おく年前のことです。そして、はじめて生き 物が生まれたのが約やく35億おく年前で、人じん類るいの祖先そ せ んが誕たんじょう生したのが数百万年前とい われています。
そして、わずか 200 年ほど前に 産 業さんぎょう革命かくめいが起こって多くの機械き か いが発明され、
石炭や石油を使う 産 業
さんぎょう
が生まれました。
その後、わたしたち人類じんるいは、豊ゆたかな生活を求めて、地球の資源し げ んやエネルギ ーをどんどん使い始めました。
このようにして、わたしたちの生活は大変たいへん便利べ ん りになりましたが、一方で、
空気や川を汚よごしたり、たくさん木を切ったりして、地球に大きな負担ふ た んをかけ てきました。わたしたちがこれまでのような生き方を続つづけていくと、やがて 大変
たいへん
な 環 境
かんきょう
問題
もんだい
が世界の多くの国で起こり、その結果
け っ か
、わたしたちや次の世 代の人々が、安全で健康けんこうに暮く らしていくことができなくなると心配されてい ます。
6.地球のはなし
6 年 生
地球温暖化お ん だ ん か
海水面上昇じょうしょう
海洋汚染お せ ん
(マイクロプラスチック)
絶滅ぜつめつ
危きぐ種し ゅの増加ぞ う か 森林ばっ採さ い
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地球の表面から出る熱ねつを 吸 収きゅうしゅうして、温室効果こ う かとい う地球の温度を保たもつ性質せいしつを持った気体のことです。
いろいろな種類しゅるいがありますが、今の日本が 排 出はいしゅつして いる温室効果こ う かガスのうち、約やく95%が二酸化炭素に さ ん か た ん そ
です。
二酸化炭素に さ ん か た ん そ
は生き物がはく息や、工場や自動車、も のを燃もやすと出てくる気体に含ふくまれている身近なもの です。
木や草花は、二酸化炭素に さ ん か た ん そ
を 吸 収きゅうしゅうして、酸素さ ん そを出し ています。
(1)地球温暖化お ん だ ん か
①地球温暖化お ん だ ん かとは
昔と今の地球を比くらべてみましょう。地球は太陽の熱ねつで温められ、余分よ ぶ んな熱ねつ は宇宙うちゅうに出て行き、一部が大気中の「温室効果こ う かガス」に 吸 収きゅうしゅうされて地球 をほどよい気温に保たもっています。ところが、温室効果こ う かガスが増ふ えすぎると 宇宙
うちゅう
にでる熱ねつも 吸 収きゅうしゅうしてしまい、地球の気温が上がってしまいます。
むかしの地球
自然がたくさんあり、
二酸化炭素に さ ん か た ん そ
の排はいしゅつ出が 少ない暮くらしをしていました。
いまの地球
工場や自動車が増ふえて 二酸化炭素に さ ん か た ん そ
の排はいしゅつ出が 多い暮くらしになりました。
二酸化炭素に さ ん か た ん そ
などが増ふえて 濃くなった温室効果こ う かガスの層そ う 地球を温めている
適度て き どな濃こさの温室効果こ う かガスの層そ う 宇宙う ち ゅ う
に余分よ ぶ んな熱ねつが
放出される 熱ねつの放出が少なく
余分よ ぶ んな熱ねつが残の こってしまう 太陽の熱ねつ 太陽の熱ねつ
温室効果
こ う かガスってなに?
光合成こ う ご う せ い
酸素さ ん そ 酸素さ ん そ
二酸化炭素に さ ん か た ん そ
(温室効果こ う かガス)
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地球温暖化
お ん だ ん かが進むとどうなる?
②二酸化炭素に さ ん か た ん そ
はどれくらい出ているの?
平成
へいせい
27 年(2015 年)にエネルギーを使うことで発生した二酸化炭素に さ ん か た ん そ
の 量りょうは 世界で約やく329億おくトンでした。そのうち、日本から出た二酸化炭素に さ ん か た ん そ
は、3.5%(約やく 11億おくトン)で、世界で5番目に多く出しています。
出典:EDMC/エネルギー・経 済
けいざい
統 計
とうけい
要 覧
ようらん
2017 年版 中国
アメリカ
インド ロシア 日本 ドイツ
韓国 カナダ ブラジル メキシコ
インドネ シア イギリス オースト
ラリア
イタリア フランス
他
約329億トン 二酸化炭素排出量
2015年
国名 排出量(Kg-CO2) 国名 排出量(Kg-CO2)
中国 9,333 ブラジル 471
アメリカ 5,071 メキシコ 468
インド 2,107 インドネシア 451
ロシア 1,578 イギリス 399
日本 1,147 オーストラリア 362
ドイツ 713 イタリア 323
韓国かんこく
582 フランス 295
カナダ 504 他 9,106
6 年 生
地球温暖化お ん だ ん かが進んで、地球全体の気温が高くなると、植物や動物にはどのような変化が起こる だろう。わたしたちの暮くらしはどんなに変わるのだろう。考えてみよう。
やってみよう
1 2 3 4 5
やく おく
にさんかたんそ はいしゅつりょう
集中ごう雨 が増える
熱帯地域の 病気がはやる 南極や北極の
氷が溶ける
大型の台風 が増える 海水面が
上昇する
30
どんなことに使っているかな?
日本でたくさん使われている化石 燃 料ねんりょうは、いつかなく なってしまいます。
そして、化石 燃 料ねんりょうを燃もやすと、温室効果こ う かガスのひとつ である二酸化炭素に さ ん か た ん そ
が出ることも問題になっているよ。
いつまでも化石 燃 料ねんりょうにたよることはできないのです。
(2)エネルギー
エネルギーとは、熱を作ったり、物を動かすために必要ひつような「活動のもと になる力」のことをいいます。
わたしたち人間は、ずっと昔から薪まきを燃も やして火をたき、風を利用り よ うして 船を動かすなど、生活に必要ひつようなエネルギーを使ってきました。
やがて、動物や植物の死がいが地中で変化
へ ん か
してできた化石
か せ き
燃 料
ねんりょう
(石炭や 石油、天然てんねんガスなど)を燃も やしてエネルギーを作るようになりました。今 では、太陽光、風力、地熱ち ね つなどの自然し ぜ んの力からエネルギーを作る取り組み が世界中で広がっていますが、まだ、これらの再生さいせい可能か の うエネルギーだけで暮く らしていくのは 難むずかしく、日本で使われているほとんどのエネルギーは化石
燃 料
ねんりょう
によるものです。
自動車の 燃 料
ねんりょう
や、わたしたちが毎日使っている電気やガス、きれいな水 を作るのにも、たくさんの化石 燃 料ねんりょうが使われています。
石 炭 あ
天然
てんねん
ガス
53 年 134 年
やってみよう
いつもの生活でも、たくさんのエネルギーが使われているよ。どんなことにエネルギーを使って いるか書き出してみよう。
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あと何年使えるの?
出典:BP 統計 2018
石 油 z
50 年
水を出すのにもエネルギー を使っているよ
車や公共交通機関を動かす のにもエネルギーがいるよ