試験の種類 性 能 適 用
引張降伏強さ
偏平強さ
呼び径 圧縮量（mm） 線荷重（kN/m）
76℃以上 耐負圧性
耐薬品性 ±0.2㎎/㎠以内
ビカット軟化温度
23℃における引張降伏強さは45MPa以上（JIS K6741 共通）
0.078MPaで負圧の変動がないこと
管
管
管 直 管
ゴム輪接合部 75
100 125 150 200 250 300 350 400 450 500 600
4 6 7 8 11 13 16 19 21 24 26 32
1.57以上 1.70以上 2.50以上 3.38以上 4.28以上 4.61以上 5.52以上 6.17以上 6.61以上 7.55以上 8.18以上 10.20以上
水 に よ る 質 量 変 化 度 塩化ナトリウム溶液による質量変化度 硫 酸 に よ る 質 量 変 化 度 水酸化ナトリウム溶液による質量変化度
試験の種類 性 能 適 用
引張降伏強さ
偏平強さ
呼び径 線荷重（kN/m（kgf/m））
76℃以上 挫屈強さ
ビカット軟化温度
23℃における引張降伏強さは45MPa以上（JIS K6741 共通）
64.7MPa以上
全 種 類
直 管 の み 直 管 の み
直 管 の み 150
200 250 300 350 400 450
4 6 8 9 15 17 19 圧 縮 量（mm）
9.61以上 9.81以上 12.94以上 14.51以上 12.65以上 14.32以上 15.89以上
耐負圧性 0.078Mpaの負圧に耐えること 接合部のみ
耐薬品性 各試験液とも±0.2mg/㎠以下（JSWAS K-1の耐薬品性と同じ） 全 種 類 SUSR・SSPS SUSR・SSPS
注 引張強さは、試験時温度を20℃に補正した値とする。
（10%水溶液）
（30%水溶液）
（40%水溶液）
新ゴ L 新ゴ R 新ゴ M 新ゴ B 新ゴ H 新ゴ U 中ゴ 太ゴ
00 中ゴ + ヘルベチカ リュウミン L
リュウミン R
リュウミン M
リュウミン B
リュウミン H
リュウミン U
62
マンホール継手先端の面仕上げにあたっては、管やマンホール継手の縦割れ事故を回避するため、
以下の対策をお願い致します。
面仕上げは、マンホール継手に過大な外力が加わらない状態で行ってください。
①（可能な場合は）埋戻し前に面仕上げを施す。
②マンホール継手･マンホール周辺を入念に締め固める。
③コンクリート防護を施す。
●マンホール継手･
マンホール周辺の締め固め
●マンホール継手の使用･コンクリート防護
●マンホール継手の面仕上げ
●縦割れの発生
縦割れ事故対策
面仕上げハッチング部を削除して Rカットを行います。
●マンホール管口部の変型防止
（ゴム製マンホール継手使用の場合）
ハンドクラインダー G.L.
荷重 ○管底部突き固め ○管側部締め固め
補強コンクリート
マンホール継手
キャンバー又は モルタル 削孔
塩ビ管 キャンバー又は
モルタル
1.性能
（1）日本下水道協会規格 下水道用硬質塩化ビニル管（JSWAS K-1）の性能
（2）日本下水道協会規格 下水道推進工法用硬質塩化ビニル管（JSWAS K-6）の性能
試験の種類 性 能 適 用
引張降伏強さ
偏平強さ
呼び径 圧縮量（mm） 線荷重（kN/m）
76℃以上 耐負圧性
耐薬品性 ±0.2㎎/㎠以内
ビカット軟化温度
23℃における引張降伏強さは45MPa以上（JIS K6741 共通）
0.078MPaで負圧の変動がないこと
管
管
管 直 管
ゴム輪接合部 75
100 125 150 200 250 300 350 400 450 500 600
4 6 7 8 11 13 16 19 21 24 26 32
1.57以上 1.70以上 2.50以上 3.38以上 4.28以上 4.61以上 5.52以上 6.17以上 6.61以上 7.55以上 8.18以上 10.20以上
水 に よ る 質 量 変 化 度 塩化ナトリウム溶液による質量変化度 硫 酸 に よ る 質 量 変 化 度 水酸化ナトリウム溶液による質量変化度
試験の種類 性 能 適 用
引張降伏強さ
偏平強さ
呼び径 線荷重（kN/m（kgf/m））
76℃以上 挫屈強さ
ビカット軟化温度
23℃における引張降伏強さは45MPa以上（JIS K6741 共通）
64.7MPa以上
全 種 類
直 管 の み 直 管 の み
直 管 の み 150
200 250 300 350 400 450
4 6 8 9 15 17 19 圧 縮 量（mm）
9.61以上 9.81以上 12.94以上 14.51以上 12.65以上 14.32以上 15.89以上
耐負圧性 0.078Mpaの負圧に耐えること 接合部のみ
耐薬品性 各試験液とも±0.2mg/㎠以下（JSWAS K-1の耐薬品性と同じ） 全 種 類
SUSR・SSPS SUSR・SSPS
注 引張強さは、試験時温度を20℃に補正した値とする。
（10%水溶液）
（30%水溶液）
（40%水溶液）
新ゴ L 新ゴ R 新ゴ M 新ゴ B 新ゴ H 新ゴ U 中ゴ 太ゴ
00 中ゴ + ヘルベチカ リュウミン L
リュウミン R リュウミン M リュウミン B リュウミン H リュウミン U 63
参考資料
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（3）塩ビ管の一般的性質（標準値）
（23℃）性質 項 目 試験方法 単 位 物性値 備 考
物質的性質
色 － － 灰色
比 重 JISK7112 g/cm3 1.43 水中置換法
硬 度 JISK7215 ロックウェル 110～120 －
吸 水 率 JISK7209 mg/cm2 0.01 －
機械的性質
引 張 降 伏 強 さ JISK6815 MPa 49～50 －
引 張 弾 性 率（ヤング率） JISK7113 MPa 3334 15℃
圧 縮 強 さ JISK7181 MPa 72.6 －
ポ ア ソ ン 比 JISK7161 － 0.37～0.38 －
曲 げ 強 さ JISK7171 MPa 76.8～77.8 －
曲 げ 弾 性 率 JISK7171 MPa 3110～3290 －
線 膨 張 係 数 JISK7197 ℃⊖1 6～7×10⊖5 TMA法
熱及び電気的性質
比 熱（ 比 熱 容 量) JISK7123 J/(g･K) 0.85～1.17 転移温度測定方法
熱 伝 導 率 温度傾斜法 W/(m･K) 0.20～0.21 室温
体 積 固 有 抵 抗 JISK6911 MΩ･cm 3～5×109 －
ビ カ ッ ト 軟 化 温 度 JISK6741 ℃ 85～87 －
燃 焼 性 JISC8430 － 自己消火性 －
使 用 限 界 温 度 － ℃ 60※ －
※この温度は、無庄で外力がかからない場合であり、使用条件により低下しますのでお問い合せください。
65
2. 耐薬品性
区分 薬 品 名 温度（℃）
薬 品 名 温度（℃）
区分 温度（℃）
２０ 4０ 6０ ２０ 4０ 6０ ２０ 4０ 6０
無 機 酸
塩 酸35% ◎ ◎ △
有 機 薬 品
ア セ ト ア ル デ ヒ ド × － － 無機塩類他
過 マ ン ガ ン 醸 カ リ ウ ム ◎ ○ △ 塩 素 水 ○ △ － ア セ ト ン 100% × － － 重 ク ロ ム 酸 カ リ ウ ム ◎ ○ △ 次 亜 塩 素 酸10% ◎ ◎ △ ア ニ リ ン 100% × － － 二 硫 化 ナ ト リ ウ ム ◎ ◎ △ シアン酸（青酸）100% ◎ ◎ △ 油 ・ 脂 肪 ◎ ◎ ◎ 次 亜 塩 素 酸 カ リ ウ ム ◎ － － 硝 酸50%以下 ◎ ◎ △ エチルアルコール100% ◎ △ × 硫 酸 ア ン モ ニ ウ ム ◎ ◎ ◎ 硝 酸70% △ △ × エ チ ル エ ー テ ル 100% × － － 硫酸アルミニウムカリウム（明薯） ◎ ◎ ◎ 硝 酸95% × × × エチレンクロライド100% × － －
ガ ス
塩 素 ガ ス 乾 性 100% △ × × 硫 酸･硝 酸 の 混 合 酸 ◎ ○ － 可 塑 剤 × － － 塩 素 ガ ス 湿 性 5% △ × ×
50～40%：20～40% 可 塑 剤 入 り シ ー ル 剤 × － － 亜 硫 酸 ガ ス 乾 性 ◎ ◎ ◎
50% ： 50% △ × × ガ ソ リ ン △ － － 亜 硫 酸 ガ ス 湿 性 ◎ ◎ ○
ク ロ ム 酸･硫 酸 混 液 ○ ○ ○ グ リ セ リ ン ◎ ◎ ◎ アンモニア100% ◎ ◎ ○
25% ： 20% クレゾール水溶液 5% ○ △ × そ の 他 多 く の 廃 ガ ス ◎ ○ ○
弗 化 水 素10% ○ ○ △ ク ロ ロ ホ ル ム 100% × × － 天 然 ガ ス ◎ ◎ ○
硫 化 水 素 ◎ ◎ ◎ ケ ト ン 類 × － － 石 炭 ガ ス ○ ○ －
硫 酸60% ◎ ◎ △ 酢 酸 エ ス テ ル × － － 各 種 メ ッ キ 液 ◎ ◎ ○ 硫 酸98% × × × 四塩化炭素100% × × ×
そ の 他
写 真 感 光 乳 剤 ◎ ◎ － 燐 酸30%以下 ◎ ○ △ 灯 油 △ △ △ 写 真 現 像 液・ 定 着 液 ◎ ◎ －
有 機 酸
オ レ イ ン 酸100% ◎ ◎ ○ トリクロロエチレン 100% × × × 海 水 ・ 塩 水 ◎ ◎ ◎ 蟻 酸50% ◎ ○ × ト ル エ ン100% × × × 発 酵 ア ル コ ー ル ◎ ○ － ク ロ ー ル 酢 酸 ◎ ◎ ○ 二硫化炭素100% × × × 漂 白 剤 ◎ ◎ － 酢 酸60%以下 ◎ ○ △ フ ェ ノ ー ル 6% △ － × 木材防腐剤（クレオソート） × － － 酢 酸95%以上 △ × × ブチルアルコール100% ◎ ◎ ○ 防 蟻 剤 × × × 脂 肪 酸 ◎ ◎ ◎ ベ ン ゼ ン100% × × × アスファルトプライマー × － － 蓚 酸 ◎ ◎ ◎ 芳 香 族 炭 化 水 素 × × × アスファルトコンパウンド × － － 乳 酸 ○ △ △ ホルムアルデヒド（ホルマリン） ◎ ○ ○ アスファルトルーフコーティング × － － ピ ク リ ン 酸 × × × メチルアルコール100% ◎ △ × 舗 装 用 タ ー ル C-1 ○ － － マ レ イ ン 醸44% ◎ ◎ ○ メチレンクロライド100% × － － 舗 装 用 タ ー ル C-3 ○ － － 酪 酸20% ○ － － ラ ッ カ ー シ ン ナ ー × × × 舗 装 用 タ ー ル A-5 ○ － －
アルカリ
ア ン モ ニ ア 水 ◎ ○ △ 無機塩類他
大 概 の 金 属 の 塩 化 物･
硝 酸 塩 ･ 硫 酸 塩 ◎ ◎ ○ 舗 装 用 タ ー ル B-3 × － － 水酸化ナトリウム（苛性ソーダ） ◎ ◎ △ 舗 装 用 タ ー ル B-2 × － － 水酸化カリウム（苛性カリ） ◎ ◎ △ 過 塩 素 酸 カ リ ウ ム ○ △ ×
石 灰 水 ◎ ◎ ◎ 過酸化水素水 30% ◎ ○ △
＜記号の説明＞ ◎：全く浸蝕されない ○：浸蝕されないとみなせる △：若干浸蝕される ×：浸蝕される（使用不可）
＜概要＞ この表は文献による塩ビ樹脂に対しての評価であり、一部は使用実績、浸せき試廃結果等を基に作成したものです。
また、管に圧力や応力を加えた状態では浸蝕が進行する等、別の挙動を示すことがあります。
無圧排水の場合でも、管固定部に加わった応力により浸蝕が進行しますので、管の締付け固定には注意が必要です。
なお、この表は一般用の塩ビ管VP・VUに適応するものです。
また、継手に使われるゴムシール及び他のプラスチック部品等の耐薬品性についても別途お問合せください。