教案その7
経営学史H教室内演習問題(その7)
フリーター問題(その2)InstructionNote
②他人の言うことを聞く素直さを持っている。
周囲のフリーターは続けるべきではないという「アドバイス」に 耳を傾け、それを行動に生かしている。
自分の為を思っての苦言を述べてくれるnomanの存在は、人生 に於ける「見えない大きな財産」(invisibleasset)であり、高い アドバイス受容能力(adviceadaptability)はひとつの才能である。
③仕事能力を高めようという意識が高い。
フリーターをしながら仕事能力を自発的に高める努力をすること や、フリーターとしては仕事の難しさが大きい仕事についていた 経験があり、正社員の仕事とのギャップは小さかったといえる。
仕事を工夫しより良い仕上がりを求めていく行動の根底には、よ り良い仕事をするべきだという「仕事に対する責任感」と、より 良い仕事に工夫していけるr改善能力」があり、この2つは、正 社員に適合的なパーソナリティー特性だと言えるだろう。
④正社員の職探しを実際に真剣になって行なっていること フリーターを脱出するために正社員の職をr必死でさがす行動力」
の持ち主である。しなければいけないと思っていることを実際に 行動に移し成果が上がるまで続けることが、フリーターと脱フリー ターとを分ける大きな分岐点であろう。
補論フリーターに逆戻りしかねない危うい正社員も多いのはなぜか a)中には潜在的フリーター、擬似フリーターもいるように思われる。
b)実家の正社員で好きなことでアルバイトしている女性や契約社員
の男性は正社員というより実体はフリーターに近い
c)好きなことをやはりしたいという人々も心理的には擬似フリーター
と言えるだろう。
d)rフリーターに後戻りする危険」を抱えている人が多いのは、最
初にフリーターをしていたということからフリーターと親和的な
パーソナリティー特性を「正社員に最初からなった若者」より多 く持っていたと考えることができる。それはこれらの擬似フリー ターが自分の仕事に情熱を感じているようには見えないことから も推測可能であろう。
教案その8
経営学史H演習用課題(その8)
製造業の派遣労働
課題
NHKクローズアップ現代2004年12月7日「派遣社員は製造業を変える か」を見て次の設問に答えなさい。
1.工場における派遣労働の企業側にとってのメリットとデメリットを考
えてみてください。
2.工場に派遣される派遣労働者にとり派遣労働のメリットとデメリット
を考えてみてください。
3.派遣労働者を企業は正社員と比べてどのように違った取り扱いをして
いるでしょうか?
4.派遣労働者のキャリアデザインはどのような問題点があるでしょうか?
教案その8
経営学史H
Note
教室内演習用課題(その8)製造派遣問題Instruction
2004年12月21日実施
白鴎大学
経営学部教授
(2004年12月14日作成)
柳川高行
課題その1製造派遣の企業側についてのメリット・デメリット
@メリット
①「コスト競争力」
低人件費によるコストダウンによる競争力の形成
②「弾力的雇用調整の可能性」
生産量の増減に応じて迅速に雇用調整がなされうる
③「採用コストの削減」
自前での採用を行なう必要がないので採用コストを大幅に減らせる
④「長時間労働の可能性」
パートと違い残業や休日出勤という長時間勤務が割増賃金無しで可
能となる
⑤デメリット
①「製品品質の不安」が大きい
②「不良品発生率の上昇を抑えるコスト」
製品歩留率が悪く、正社員によるチェックの必要性が増し正社員の
作業効率が下がる
③「人材育成の為の教育投資の困難さ」
教育投資をしてもその回収が難しくsunkcost化しやすい
課題その2製造派遣の派遣労働者にとってのメリット・デメリット
@メリット
①「職の見付けやすさ」
正社員としての採用が難しい中で、職を見付けやすい
②「適職選択機会の提供」
自分の適職を探す適職選択プロセスとして機能する
③「労働時間と労働期間の自由度が高い」
時間に余裕のある働き方をできる
④「高齢者雇用の受け皿」
⑤デメリット
①「雇用の不安定性」
いつ雇用を切られるのかの不安は少なくなるが、最長でも1年とい
う短期雇用である
②「能力開発機会が与えられない」
能力開発は企業が行なってはくれないので、自己の責任において行
なわねばならない
課題その3企業による派遣労働者の活用方法の特質
①「単純労働中心」
単純労働で機械を操作するような仕事が中心
②「パート・正社員の代替要員」
パート・アルバイト労働の代替と正社員の残業の代替要員として活
③「教育訓練機会の剥奪」
教育投資は殆んど与えられないのでski11の向上は余りない
④「正社員と派遣労働者の技能別分業」
経験と技能を要する作業は正社員に任せ、熟練度の低い作業は派遣 労働者に任せるという工場内分業体制がとられている。
課題その4派遣労働者のキャリアデザイン方法
派遣労働者のキャリアデザインは、次の2づの点で正社員より著しく困難 であろう
①「キャリアの継続性と積み上げ可能性の小ささ」
多様な業種に最長1年づつ雇用されることからキャリアの継続性が 小さく、キャリアの積み上げは大変難しいだろう。
②「workplaceIean玉ng機会の剥奪」
正社員と異なり経験と技能を有する仕事は与えられず、単純労働の みを与えられているのでworkplaceleaningができずski11は高まらな
いままで終わるだろう
③「selfcareerdesignの必要性の高さ」
派遣先の企業現場での労働から意味のあるキャリア形成は困難であ る。従って勤務時間外に自分に投資し教育や訓練を受けてskillup
することが必要不可欠である。
教案その9
経営学史n教室内演習用課題(その9)
C、1,Bamard学説から何を学ぶか
(2004年11月20日作成)
配布したC.1.Bamardの組織均衡論、誘因一貢献の理論、権限受容説に ついての文章をよく読んで、以下の質問に答えなさい。
1.内容を要約しなさい。
2.誘因一貢献の理論は、アメリカ企業には妥当するが、日本企業には妥 当しないように思われるが、それはなぜだと考えられるか、自分の考
えを述べなさい。
3.現在の自分の状況が誘因>貢献で満足している従業員が解雇される場 合がある。それはなぜなのか自分の考えを述べてください。
4.白鴎大学に4年間参加しつづけている学生の皆さんの提供している貢 献と受け取っている誘因とを考えられるだけ書いてください。
教案その9
経営学史H教室内演習用課題(その9)InstructionNote
C.1,Bamard学説から何を学、ヨくか