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歩行軌跡とpitch角及びPitch角加速度の関係(被験者c、敷居あり)
被験者Bと被験者Cの実験時における動揺条件が異なるため、動揺の周期及び振幅を考慮に入 れて考察する必要がある。それぞれの最大左右移動量を比較すると、被験者Cは300皿〜400㎜
程度であるのに対し、被験者Bは300㎜〜6601皿と幅広い。そこで、動揺及び敷居のない陸上施 設の廊下を歩行した測定結果を基準とした最大左右移動量の増加率と、動揺周期及び振幅の関係 について考察した。
Fig.5.28(a)は被験者B及びcのRoll周期毎の最大左右移動量の増加率を示したグラフである。
縦軸は歩行軌跡の最大左右移動量の増加率、横軸は計測時に観測されたRoll周期を表している。
陸上における通路を強制的に動揺させる実験においては、Fig.5.12に示すように、周期が短 い動揺では、敷居がない場合は最大左右移動量が大きく、分散する傾向にあり、敷居がある場合は動 揺及び敷居のない状態より最大左右移動量が小さい値にある傾向が観測された。
それに対して不規則な動揺における計測結果を見ると、同じRo11周期であっても増加率が一 定でないことがわかる(Fig.5.28(a))。また、増加率を比較すると、規則的な動揺における実験 結果が最大でも2.03であるのに対して、不規則な動揺では5,03と大きく上回っている。
これらの事実より、不規則な動揺中における最大左右移動量の支配要素は動揺周期ではなく、
別の要素が関係するのではないかと推測される。
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3.54
Fig.5.28(a)最大左右移動量とRo11周期の関係
次に、被験者B及びcのRoll振幅と最大左右移動量の増加率をFig,5.28(b)に示す。増加率の 基準は、Fig,5.28(a)と同様に同一被験者の陸上施設の廊下において行った歩行データである。縦 軸は歩行軌跡の最大左右移動量の増加率、横軸は計測時に観測されたRollの有義振幅量を表し
ている。
このグラフより、特に敷居のない通路の計測結果については、Rollの有義振幅量が増加する につれて最大左右移動量の増加率も上昇する様子がわかる。また、被験者Bの実験中における有 義振幅は0.5〜4.0(deg)であるのに対し、被験者Cは0.5〜2,0(deg)程度と動揺が小さいことか
ら、Fig.5.28(a)に示すように動揺周期に大きな差がないが、有義振幅の大きい被験者Bの方が 左右移動量も大きくなったと推測される。
よって、不規則な動揺においては、最大左右移動量は動揺周期でなく、動揺振幅に依存するの ではないかと推測される。
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◆Flat Fbor(Su切ect B)
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