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100ディ-ゼ ル排気粒子 中の元素状 炭素含有率)×

ドキュメント内 (ページ 59-63)

ディ-ゼル排気粒子中の元素状炭素含有率は,これ迄と同様に,表

4-6-1

の発生源デ-

タ(自動車:

55.7

%)を採用した。道路沿道では特に元素状炭素の発生源はディ-ゼル車が 特異的であると考えられるが,ここでは,単一発生源からの排出と仮定して算出している ため,過大評価(最大見積もり)となる可能性を含んでいることになる。

2- -

-○二次生成粒子の見積もりは,

PM2.5

を対象として,含まれるアンモニウム塩(

SO ,NO ,Cl

4 3 及び

NH

4+の実測値の和)として想定した。

①道路沿道地点における濃度分布

道路沿道の各地点における夏期 冬期の各

, 5

期間の平均により

PM2.5

中へのディ-ゼル 排気粒子と二次生成粒子の負荷濃度を求め,図

4-7-12

に示した。

4-7-12

から,関東甲信静の広い地域における道路沿道地点では,ディ-ゼル排気粒子

濃度は夏期が

3.9

15

μ

g/m

3,冬期が

9.1

29

μ

g/m

3 であり,二次生成粒子濃度は夏期 が

3.0

8.2

μ

g/m

3,冬期が

4.9

9.6

μ

g/m

3の範囲の地域分布であった。ディ-ゼル排気 粒子は夏期では冬期と比べ低い濃度であるが,

10

μ

g/m

3 を超えたのは千葉市役所 沼南大

,

津ヶ丘 更埴IC 自排水戸の首都圏内 外各

, , , 2

地点であり,地域的な濃度差は小さく,

2

μ

0 10 20 30

0 10 20 30

TC μg/m

3

E C   μ g/ m

3

夏期首都圏内  〃 首都圏外 冬期首都圏内 〃 首都圏外 夏期:Y=0.733X 冬期:Y=0.700X

4-7-11 PM2.5

中の

TC

EC

の関係

程首都圏内で高めとなった。冬期では μ を超えたのはいずれも首都圏内の川

g/m

3

20 g/m

3

崎池上 千葉市役所 沼南大津ヶ丘の

, , 3

地点であり,首都圏内で首都圏外と比べ

6

μ

g/m

3

, 3.1

高くなる地域差がみられた。二次生成粒子濃度は,首都圏内 外では夏期にはそれぞれ

4.0 3.0

, ~

8.2

μ

g/m

3,冬期にはそれぞれ

8.3

9.6

4.9

7.3

μ

g/m

3の範囲の地域分布 であり,夏期では首都圏外で

2

μ

g/m

3 程高く,冬期では逆に首都圏内で

3

μ

g/m

3 程高く なっていた。特に,首都圏内では夏期 冬期とも地点間の濃度差が小さかった。

,

各地点の夏期及び冬期における

PM2.5

中へのディ-ゼル排気粒子及び二次生成粒子の負

。 ,

荷率を図

4-7-13

に示した ディ-ゼル排気粒子の負荷率は夏期が

22

67

%(平均

51

%)

冬期が

41

68

%(平均

53

%)あり,平均すると

PM2.5

濃度の半分程はディ-ゼル排気粒 子濃度となり,道路沿道地点の特徴を示している。負荷率

60

%を超えていたのは,夏期 の 自排 水戸 千葉 市役 所 横 浜滝 頭で あり ,冬 期の 矢 板市 片岡 川 崎池 上 千 葉市 役所で あっ

, , , ,

40 , , ,

た。負荷率 %以下であったのは,夏期の藤枝 山梨県庁 国設前橋であった。首都圏内 外における負荷率は夏期 冬期でそれぞれ

, 3

14

%程首都圏内で高くなっており,季節的

17 39 27 18 34

な差異が大きい 二次生成粒子の負荷率は 夏期が。 , ~ %(平均 %) 冬期が, ~

%(平均

26

%)であり,季節的な差異は小さい。夏期 冬期とも負荷率

, 30

%を超えていた のは国設前橋のみであった。首都圏内 外における負荷率は夏期では首都圏外で

, 8

%程,

冬期では首都圏内で

2

%程と高くなる地域差であった。道路沿道の

PM2.5

への負荷につい て,一般環境と同程度の広域的な二次生成粒子に加えて,ディ-ゼル車からの排出強度に 応じた排気粒子が積算されていると考えてみると今回の道路沿道地点の

PM2.5

濃度は,デ ィ-ゼル排気粒子及び二次生成粒子の濃度により,夏期 冬期で首都圏内では

, 80

%程,首 都圏外では

75

%程が見積もられたことになる。

3

年間における

PM2.5

濃度変化の特徴

年間の道路沿道地点における 中へのディ-ゼル排気粒子及び二次生成粒子の負

3 PM2.5

PM2.5 ,

荷 濃度 を比較し , 濃度の変 化等に ついて 検討し た。ここ での比 較は, 各年の 夏期 冬期それぞれ

2

週間程度の調査期間中の

PM2.5

濃度について行ったものである。

4-7-14

に, 年間の首都圏内 外における

3 , PM2.5

濃度及びディ-ゼル排気粒子,二次生

夏期                冬期

0 10 20 30 40 50

 μg/m3

その他 二次粒子 DEP

4-7-12

道路沿道地点におけるディ-ゼル排気粒子及び二次生成粒子濃度

55

-調 査期間中の

PM2.5

濃度

は , 夏期 では 首都 圏内 外と

,

14

年 度か ら,

15,16

年度

14

と継続して減少しており,

年 度 と 比 べ た 減 少 濃 度 及 び 減少率は,

15,16

年度では首 都圏内でそれぞれ

17

μ

g/m

3

(

38

%),

28

μ

g/m 62

3( %),

首 都 圏 外 で そ れ ぞ れ

12

μ

g/m 28

3( % ) ,

24

μ

g/m 57

3(

3 60

%)となり,この 年間で

% 程 の 大 き な 濃 度 減 少 で あ った。冬期では

14

年度から 年度にか けた濃度減少及

15

び減少率は,首都圏内で

21

μ

g/m 46

3( %),首都圏外で

5.1

μ

g/m 22

3( %)であった。

16

年 度では

15

年度と比べ

PM2.5

は首都圏内 外とも濃度増加しており,

, 14

年度と比べると首都 圏内では

11

μ

g/m 23

3( %)の濃度減少となったが,首都圏外では

2

μ

g/m 8

3( %)の濃度増 加となった。

こうした

PM2.5

濃度の年度間の違いの大部分はディ-ゼル排気粒子と二次生成粒子濃度

の 濃度変 化により 説明さ れるも のと考え られる。 夏期では各 年度とも首 都圏内 外におけ

,

PM2.5

濃度及びディ-ゼル排気粒子,二次生成粒子濃度に濃度差は小さく,

PM2.5

濃度

の 減 少 へ は , デ ィ - ゼ ル 排 気 粒 子濃度が

48

52

%,二次生成 粒子濃度が

32

41

%減少寄与 したことになり,特に,

16

年度 では

14

年度と比べ,ディ-ゼル 排 気 粒 子 濃 度 の 減 少 に よ り 濃度を %減少させたこ

PM2.5 31

と に な る 。 同 様 に 冬 期 の 首 都 圏 内 で は デ ィ - ゼ ル 排 気 粒 子 濃 度

, ,

の変化が大きく

14

年度に比べ 年度ではそれぞれ 濃

15,16 PM2.5

度を

28

20

%減少させたことに なる。

③一般環境と道路沿道の地点における

PM2.5

濃度等の経年変化

~ 年度では夏期 冬期の一部( 日間)期間に並行して,簡易サンプラ-( )に

14 16 , 4 PM2.5

よる道路沿道調査と一般環境地点を対象としたアンダ-センサンプラ-(

PM2.1

)による調 査 を 実 施 し て い る 。 夏 期 及 び 冬 期 の 首 都 圏 内 外 に お け る 一 般 環 境 (

, PM2.1

) と 道 路 沿 道

(

PM2.5

)を対比させ,

PM2.1

あるいは

PM2.5

濃度,ディ-ゼル排気粒子濃度及び二次生成

粒子濃度の経年変化を図

4-7-15

,図

4-7-16

及び図

4-7-17

に示した。

14年夏期 冬期 15年夏期 冬期 16年夏期 冬期

0 10 20 30 40 50 60

      運行規制→

濃度 μg/m3

その他 二次生成粒子 DEP

夏期        冬期

0 20 40 60 80 100

負荷率 %

DE P 二次粒子

4-7-13

ディ-ゼル排気粒子及び二次生成粒子の負荷率

4-7-14 PM2.5

組成の経年的濃度変化

3

年間の夏期の

PM

濃度は,首都圏内 外とも,ほぼ同様に道路沿道で一般環境よりも

, 10

, 。

μ

g/m

3程高いが

14

年から

15,16

年にかけて

30

μ

g/m

3程の大幅な濃度低下となっていた ディ-ゼル排気粒子濃度は

PM

濃度と類似して,二次生成粒子濃度は両地域の一般環境及 び 道路沿 道ともほ ぼ同様の 濃度低下で あった。低下 した濃度の 二次生成粒 子 ディ-ゼル

/

排気粒子濃度比は

0.8

1.3

であり,ほぼ拮抗した濃度低下であったことが明らかであっ た。冬期の

PM

濃度は

14

年と比べ,

15

年では両地域の道路沿道で

30

μ

g/m

3 程,一般環 境で

10

μ

g/m

3程の濃度低下であったが,

16

年では

15

年と比べ,いづれも

10

μ

g/m

3程の 濃度増加となった。

15

年に低下した濃度の二次生成粒子 ディ-ゼル排気粒子濃度比はい

/

づれも

0.6

0.8

であり,ディ-ゼル排気粒子の濃度減少の大きかったことが示された。

夏期

0 10 20 30 40

H14 H15 H16

年度

 μg/m3

一般環境:首都圏内 一般環境:首都圏外 道路沿道:首都圏内 道路沿道:首都圏外

冬期

0 10 20 30 40

H14 H15 H16

年度

 μg/m3

一般環境:首都圏内 一般環境:首都圏外 道路沿道:首都圏内 道路沿道:首都圏外

冬期

0 10 20 30

H14 H15 H16

年度

 μg/m3

一般環境:首都圏内 一般環境:首都圏外 道路沿道:首都圏内 道路沿道:首都圏外

4-7-15

一般環境,道路沿道における

PM2.1

PM2.5

の濃度変動

4-7-16

一般環境,道路沿道におけるディ-ゼル排気粒子の濃度変動

夏期

0 10 20 30

H14 H15 H16

年度

 μg/m3 一般環境:首都圏内

一般環境:首都圏外 道路沿道:首都圏内 道路沿道:首都圏外

冬期

0 10 20 30 40 50 60

H14 H15 H16

年度

 μg/m3

一般環境:首都圏内 一般環境:首都圏外 道路沿道:首都圏内 道路沿道:首都圏外 夏期

0 10 20 30 40 50 60

H14 H15 H16

年度

 μg/m3

一般環境:首都圏内 一般環境:首都圏外 道路沿道:首都圏内 道路沿道:首都圏外

57

-④

PM2.5

中の元素状炭素濃度と常監デ-タによる

NOx

測定値との関係

今回の

PM2.5

中の元素状炭素濃度と常時監視デ-タの

NOx

測定値(資料編に記載)の関

係を図

4-7-18

に示した。

中に偏在する元素状炭素

PM2.5

は,ディ-ゼル排気粒子(黒煙)の 核 を 形 成 す る こ と が 知 ら れ て お り,ディ-ゼル車から排出が多く

NOx

見 込 ま れ る ガ ス 状 汚 染 物 質 との相関性が高いものと考えられ る。両者の関係は,季節的な違い の み ら れ る (回 帰 直 線 の 傾 き の 異

。 なる)対応のよい結果が得られた

年間の調査で得られた同様の

3

4-7-1

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