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同期運転

同期運転とは、設定やシーケンスプログラムの再開をトリガ信号で同期させる機能です。

PWR-01 の各機種(例:PWR400W

モデル と PWR800 Wモデルなど)を混在して接続でき

ます。並列運転でも同期運転ができます。

同期運転には下記の機能があります。同期運転をするには、コマンドを使用してリモートコ ントロールで各種設定をする必要があります。設定後は、PCなしで同期運転ができます。

電圧と電流の設定を同期(トリガサブシステム:TRANsient)

出力変化を同期できます。外部機器の動作と同期させたい場合に有効です。トリガソー スをハードウェアトリガ待ち(TRIG:TRAN:SOUR TRIGIN)に設定する必要があります。

シーケンスプログラムのステップを同期(トリガサブシステム:

PROGram

シーケンスプログラムで一時停止しているステップの再開を同期できます。各機種ごと に、任意のステップのトリガ入力をオン(PROG:STEP<n>:TRIGIN ON)に設定する必 要があります。

トリガ信号の極性は、コンフィグ(CF83:トリガ入力信号極性/

CF84:トリガ出力信号極

性)で設定します(p.69)。接続する機器のトリガ信号の極性はすべて合わせてください。工 場出荷時は、ポジティブトリガです。

同期パルスは、100μs幅の信号です。

RS232C

コネクタと

TRIG IN

コネクタは共通です。リモートコントロールで同期運転をする

場合には、RS232Cを使用できません。

設定の詳細については、付属の

CD-ROM

に収録の「通信インターフェースマニュアル」を 参照してください。

同期運転の遅延時間

TRIG IN

信号を受けてから

TRIG OUT

信号を出力する

までの遅延時間は、1 ms(代表値)となります。

TRIG IN

信号を受けてから電圧/電流が出力されるま

での遅延時間は、850μs(代表値)となります。

接続例

2(p.82)のようなカスケード接続する場合には、接続台数と遅延時間を十分考慮し

て使用してください。

1 ms(代表値)

TRIG IN TRIG OUT

TRIG IN 出力電圧/電流

850 ȝs(代表値)

応用機能|同期運転

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接続

30 m までの標準の LAN ケーブル(カテゴリー 5、ストレート)を使用して接続します。 30 m

以上の LAN ケーブルを使用する場合は、購入先または当社営業所までお問い合わせくださ い。

工場出荷時には、通信用各コネクタに右図のような コネクタカバーが実装されています。取り外したコ ネクタカバーは保管してください。コネクタを使用 しない場合には、安全のためコネクタカバーを取り 付けてください。損傷または紛失した場合には、購 入先または当社営業所へお問い合わせください。

本製品後面パネルから見たコネクタのピン配置を示します。

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接続するすべての

PWR-01

POWER

スイッチがオフになっていることを確 認します。

2 RS232C/ TRG IN

コネクタと

TRG OUT

コネクタのカバーを外します。

警告

感電の恐れがあります。

通電中は通信用各コネクタに触れないでください。

• LANケーブルの片側を本製品に接続した状態で、他方を未接続のまま放置しないでくだ

さい。

USBコネクタ

P1-000-131 P1-000-132 LANコネクタ

RS232C/ TRG INコネクタ TRG OUTコネクタ

7:TRIG-IN(RS232C/TRIG INコネクタ)

7:TRIG-OUT(TRIG OUTコネクタ)

8:GND(シグナルグランド)

RS232C/

TRG INコネクタ TRG OUTコネクタ

800Wモデルの例

応用機能|同期運転

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すべての

PWR-01

LAN

ケーブルで接続します。

シ ー ケ ン ス プ ロ グ ラ ム の ス テ ッ プ 再 開 を 同 期 す る 場 合 に は、ス テ ッ プ に ト リ ガ 出 力

(PROG:STEP<n>:TRIGOUT ON)を設定すると、下図のように

PWR-01

をカスケード接続 できます。

外部機器

外部機器

外部機器 RJ45

RJ45

TRG IN TRG OUT

TRG IN TRG OUT

TRG IN TRG OUT 分岐には RJ45 モジュラ

分岐スプリッタを使用し てください。

外部機器

100 μs

800Wモデルの接続例1

外部機器 外部機器

TRG IN TRG OUT TRG IN TRG OUT TRG IN TRG OUT

100 μs

800Wモデルの接続例2(シーケンスプログラムのステップ再開を同期する場合のみ)

外部コントロール

この章では、J1コネクタと

J2

コネクタを 使用した外部コントロールと外部モニタ リングについて説明します。

外部コントロ┃ル

概要

本製品では後面パネルの

J1

コネクタ、または

J2

コネクタで、以下の外部コントロールがで きます。

外部電圧/外部抵抗による出力電圧のコントロール

外部電圧/外部抵抗による出力電流のコントロール

外部接点による出力のオン/オフコントロール

外部接点による出力のシャットダウンコントロール

外部接点によるアラームクリア

動作モードのモニタリング

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