4
か所3.9
万kW植物 加工
エネルギー利用(燃焼)
光合成
バイオマス エネルギー(燃料)
水力発電所(5万kW以上)
価値創造の実践(事業活動)
熱効率の世界記録を樹立 ~熱効率63.08%を達成~
T O P I C S
四日市火力発電所バイオマス発電設備の開発 地球環境に優しい再生可能エネルギー開発の一環 として、四日市火力発電所構内に、当社初となる木質 バイオマス燃料専焼発電設備の開発を進めています。
木質ペレットおよびパーム椰子殻を燃料とするバイ オマス専焼発電設備(出力4.9万kW)を新たに設置す ることで、年間約16万tのCO2排出量の削減を想定し ています。
年間約16万tのCO 2 排出量削減
木質ペレット
LNG燃料船(左)とLNG燃料供給船(右)のイメージ パーム椰子殻
勝野社長(左)、(株)東芝 綱川社長(右)
秋田県の洋上風力発電事業の 開発可能性調査共同実施 14.5万kW(想定)
奥美濃水力発電所 150万kW
国内最大級(2番目)※1
船舶から排出される硫黄酸化物(SOx)に対する規 制が2020年から強化されることから、重油に比べ排 出ガスがクリーンなLNG(液化天然ガス)を燃料とする 船舶のさらなる普及が見込まれています。
新たな収益の柱となる事業として、港湾において船 舶の燃料にLNGを供給するバンカリング事業の販路 拡大に取り組んでいきます。
まずは川越LNG基地をバンカリング拠点とし、伊勢 湾・三河湾での事業拡大を目指します。
2018年5月 事業推進に向けた合弁会社を設立
●合弁会社
セントラルLNGマリンフューエル(株)
セントラルLNGシッピング(株)
●合弁パートナー
川崎汽船(株)、豊田通商(株)、
日本郵船(株)
※ 2018年3月時点
当社および東芝エネルギーシステムズ株式会社は、2017年9月 に営業運転を開始した西名古屋火力発電所7-1号において、コンバ インドサイクル発電設備として世界で最も高い熱効率63.08%※を 達成しました。
今後も高効率を実現する発電技術により安定的かつ安全なエネ ルギー供給に向けた取り組みを進めるとともに、低炭素社会の実現 に貢献していきます。
発電所立地図
中部エリアに限らず、再生可能エネルギーの 電源開発に取り組んでいきます。
LNGバンカリング
木材を燃やすことで発生するCO2は、伐採後の森林を育 むことで、再び樹木に吸収されます。
木材のエネルギー利用は、大気中のCO2濃度に影響を与 えないカーボンニュートラルという特性を有するため、地球 温暖化防止に貢献します。
木質バイオマス燃料のメリット ポ イ ン ト
グループ会社の取り組み
中部電力グループは、グループ一体となって、太陽光発電やバイオマス 発電などの再生可能エネルギーの開発を進めています。なかでも、(株)シー テックおよび(株)青山高原ウインドファームは、三重県津市・伊賀市において、
風力発電事業に取り組んでいます。
風力発電は、枯渇性の心配がないこと、CO2を排出しないなどクリーンで 環境への負荷が小さいこと、地域分散型であり需要地と近接しているため 輸送によるエネルギー損失も低いこと、などの特長があります。
(株)シーテック
ウインドパーク久居榊原(0.3万kW)
ウインドパーク美里(1.6万kW)
ウインドパーク笠取(3.8万kW)
(株)青山高原ウインドファーム 青山高原風力発電所(1.5万kW)
新青山高原風力発電所(8万kW)
(株)中部プラントサービス 多気バイオパワー(0.7万kW)
川越火力発電所 480万kW
国内最大級(4番目)※1
新青山高原風力発電所
(株)青山高原ウインドファーム
多気バイオパワー
(株)中部プラントサービス
武豊(5号機)
メガソーラーしみず 0.8万kW
御前崎風力発電所 2.2万kW
西名古屋火力発電所 237.64万kW
熱効率世界一(63.08%)※2
※1 2017年3月末時点
※2 2018年3月時点 当社最大
当社最大
当社最大 火力発電所(建設中)
火力発電所(内燃力除く)
新エネルギー発電所
主な新エネルギー発電所(グループ会社)
静岡県 愛知県
三重県
岐阜県 長 野 県
発電設備(2018年3月末)
火力発電所(内燃力除く)
水力発電所 新エネルギー発電所
10
か所2,547.0
万kW197
か所545.9
万kW4
か所3.9
万kW植物 加工
エネルギー利用(燃焼)
光合成
バイオマス エネルギー(燃料)
水力発電所(5万kW以上)
価値創造の実践(事業活動)
電力ネットワークサービスの提供
電力ネットワークカンパニー
※ 既存の送変電設備を最大限に活用しつつ、一定条件を付けたうえで再生可能エネルギーなどの接続を認める制度。より多くの電源が接続できるとともに、接続に係る工事費用の軽減が図れる。
当社は一部導入済み。
電力ネットワークカンパニー社長
市川 弥生次
2020年の送配電部門の法的分離をはじめ、事業環 境が変わっていくなかでも、送配電事業の根幹である
「良質な電気の安全・安価で安定的なお届け」という使 命は変わるものではありません。今後は、出力変動の 大きい再生可能エネルギーのさらなる導入が見込ま れますが、IoTを用いた柔軟な電圧・潮流制御、送電線 の利用可能容量の拡大などにより、新たな時代の安定 供給に向けて取り組んでいきます。
また、将来的には電力需要が伸び悩むことが想定さ れますが、設備の利用率を低下させることなく、中部エ リアに混在する他電力設備を含め、将来の需要・供給
構造を見据えた合理的な設備形成に向けて、社内外の つながりを強化して検討を進めています。
さらに、生産性向上も課題です。現在、業務プロセス について新たな視点で「かいぜん」を図るため、全部門 を対象にトヨタ生産方式を導入し、効率化のさらなる 深掘りを進めているところです。
これからのキーワードは「コネクト」です。あらゆるス テークホルダーとのつながりが一層重要になると考え ます。インフラ事業者として地域社会に役立つサービ スを追求し、保有するリソースを活用することで、「新た な価値」へつないでいきます。
再生可能エネルギーの導入拡大に向けた取り組み
さまざまな地域に分散設置された再生可能エネルギーの出力変動に対し、出力予測の精度向上を図るとともに、
IoTなどの次世代技術を活用することで、需要地系統の最適な運用を行います。そのうえで、基幹系統にある大規模 電源と組み合わせ、中部エリア全体の安定供給に努めます。また、さらなる導入拡大に向けては、送電線の接続可能 量を増やすべくコネクト&マネージ※について、積極的に活用を進めていきます。
電力ネットワークカンパニーおよびグループ会社が保有するリソースを活用し、
新たな事業を創造・展開していきます。
新たな事業の展開
スマートポール
電柱にセンサーや通信機器等のICT機器を設置するなど、地域社会やお客さま とつながることで、新たなサービスをご提供します。
防犯および監視サービス:2018年夏頃事業開始
Business factory
送配電部門が保有する設備・情報等
●
電柱・鉄塔・通信等の送配電設備
●
24時間・365日休みなく設備運用するノウハウ
●
中部エリアをくまなくサポートする事業展開
電力線
スマートポール
自社通信線
電子ペーパー 通信装置 マイク
カメラ
IoTセンサ デバイス
事業領域
メディカル・ヘルスケア 物流 社会インフラの維持運用
産業活性化 くらしの快適 インバウンド 街の活性化・スマート化
目指す姿実現に向けた取り組み リスク
機会
目標
●人口減少や経済成長の鈍化などに伴う電力需要の伸び悩み
●再生可能エネルギーの大量接続による電気の流れの双方向化
●小規模分散型電源による地産地消型の供給モデルの出現
●再生可能エネルギーの接続ニーズの高まり
●IoTやAIといった次世代技術の進展
●社会のデジタル化に伴うエネルギーに関するニーズの多様化
取り組み
●再生可能エネルギーの導入拡大に向けた取り組み
●新たな事業の展開
●事業基盤強化に向けた経営効率化
供給信頼度 託送料金
●安定供給の観点で、お客さま1口あたりの停電回数・時間について 国内トップレベル(=世界でもトップレベル)を実現
●料金水準の観点で、それぞれの電圧クラスで国内トップレベルの 託送料金水準を実現
保有設備・情報をより有効に活用するため、ベンチャー企業・大学・研究機関などの技術や発想とコネクトするオープン イノベーションにも取り組んでいます。
■電力ネットワークの高度化
IoTなどを活用した需要地系統の 最適運用
大規模電源
次世代需要地系統構築に向けた 実証開始2017年度 豊田市実証プロジェクト
出力予測の精度向上 (太陽光発電)
タイムリーかつ細かな 地域ごとの予測
電気の流れ
出力調整 最適運用
出力予測・調整
中部エリア全体の安定した需給調整
需要地系統の需給バランス一致
基幹系統 火力
水力
家庭用太陽光 家庭用
蓄電池 お客さま
分散型電源
産業用蓄電池 風力 太陽光
次世代需要地系統