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~国境を越える国際文化~

ドキュメント内 2015年度 国際文化情報学会 発表要旨 (ページ 93-96)

和泉ゼミ

福田涼・内山一文(リービゼミ)

 国際文化学部とはどのような学部であろうか。英語を学ぶ学部であろうか。結論から先に 述べてしまうと英語や諸外国語を用いて国際問題から表象まで幅広く学ぶ事の出来る学部で あろう。そこで、私たち、和泉ゼミはそうした国際文化学部の多様性を知ってもらえるよう に学生の目線からムービーを作成した。本学部の良さは国際人としての様々な異文化のるつ ぼの中で、多くの事を経験できるという事実を生かして、ゼミや学年に関係なくインタビュー を行い、画像や情報の提供を依頼した。とりわけ今回のムービー作成は、リービゼミの内山 と合作で作り上げたものである。

 コース紹介では、各コースの希望ゼミから一言の紹介をいただき、そのままの形で掲載した。

それぞれのゼミの個性が表れるものとなったと感じている。4 つのコースの背景にある菱形 は、国際文化学部は各コースで分かれているものの、根底ではつながっている事、またコー スに関係なく普遍的に学ぶ事が出来る事を表している。ゼミ紹介のインタビューでは各コー スから1つのゼミに連携をとり、そのゼミが所属するコースのイメージ、ゼミの内容に加え、

それぞれ異なる質問を行い、特色を出す内容とした。

 SA 紹介の部分では、各 SA 先の人から SA 体験写真及び動画を収集し、スライド、ストッ プアニメーションと動画を組み合わせることで 10 カ国に及ぶ SA 先紹介を冗長になることな く演出した。尚、制作者の代 2014 年度 SA だけでなく、現在 SA に行っている人や 4 年生か らも写真を頂くことでより多くの体験を紹介することができた。そして、大林宣彦監督が茂 木健一郎に言われ実践した、「膨大な情報量を短い間に入れるとカタルシスが生まれる」テク ニックを使い、15 分の間に 100 名近くの協力者の写真を入れることで、いかに国際文化学 部で充実した SA 及び学習体験が出来るかを伝えている。近年、IT の発達によりスマートフォ ンで動画を撮影する人が多くなった。故に提供動画の多くが、縦長である。縦長の動画をそ のまま利用すると観客に違和感を与えてしまうので、3 つ動画を並べることで違和感を回避 させようと試みた。映像を並べる手法は、ブライアン・デ・パルマやアンディ・ウォーホル 等の著名監督も実践していることであり、今回は上記の「充実した学部での学習体験」を演 出する上で、出来るだけ情報量を多くする点で効果的に使われた手法である。

 残念ながら和泉ゼミのゼミ生は 1 人である。確かに、リービゼミの内山と共同制作してい

るが、少人数であることに変わりない。少人数のゼミで如何に国際文化学部の多様性を演出 出来るかと考えたときに、出来るだけ多くの人から写真や動画を提供して頂く結論に至った。

しかしながら、冗長な動画をただ流したり、写真をスライドショーとして流したりするだけ では、冗長で退屈な映像になることが危惧された為、今回ストップモーションアニメを採用 した。これは、国際文化学部の人から写真を頂くだけで動きのある映像を作ることが出来、

また写真をバックグラウンドに置くことで、短時間で鑑賞者に SA の魅力が動的に分かるシス テムとなっている。ストップモーションアニメとして参考にした作品はヤン・シュヴァンク マイエルの「サヴァイヴィング・ライフ」である。エンドロールでは、「国際文化学部とは ?」

という質問に対し、学生からスケッチブック等様々な媒体を用いて回答してもらい、スライ ドショー形式で演出した。日本人だけでなく、外国人留学生からも回答を頂くことで、国際 文化学部が持つ「グローバルな側面」をにじみ出している。実際に学会での発表を終えて、

今まで見えなかった国際文化学部の新しい視点について考える契機になったと考える。

ドキュメント内 2015年度 国際文化情報学会 発表要旨 (ページ 93-96)

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