走査型電子顕微鏡(SEM)及びエネルギー分 散型X線分析装置(EDS)によりゲル状の反応 物(アルカリシリカゲル)の存在の有無と、こ れらの形態と組識成分を確認する
SiO2 Ns2O K2O CaO 分析結果 69.08 5.86 7.2 17.86 アルカリ-シリカ型 60 ~ 90 5 ~ 30 5 ~ 30 5以下 アルカリ-カルシウムーシリカ型 35 ~ 75 3 ~ 15 3 ~ 15 10 ~ 55
■ 試験室におけるコンクリートの品質試験
ASR試験
ASR試験では、定性的な試験と定量的な試験を組み合わせることが多い
■ 試験室におけるコンクリートの品質試験
-例-
現場でASRのようなひびわれが発生しているが、ASR由来のものなのか、また、これ からも反応は続くのかを知りたい。
ASR由来か?は、SEM-EDS等の定性的な試験で確認する 反応は続く?は、カナダ法などの定量的な試験で確認する
SEM-EDSではASR生成 物が確認された。しか し、膨張性は無害で あった
「
ASRは生じているが、膨張は終息している可能性が高
い」と予測する
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■ 試験室におけるコンクリートの品質試験
試験所について
JNLA標章
・国が試験事業者を認定する制度から、※ISO/IEC 17025 (JIS Q 17025)に適合する試験事業者を、行政裁量の余 地のない形で国が登録する制度になった。(法に基づく制 度)
・登録された試験所は、登録区分の範囲内でJISに規定さ れた方法に従って行った試験の報告書に標章を付して発行 することができる。
※「試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項」
ISO17025の要求事項を満足する試験所であり、“公平であり妥当な試験の データ及び結果を出す十分な能力をもつ試験機関”あることを、(独)製品評価 技術基盤機構【NITE】から認定を受け、試験事業者として登録・運営。
最後にもう一度
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■ 最後にもう一度
調査はどのようなことをするのか?
予測は?
検討・判断は?
・過去の劣化履歴・補修履歴等の情報収集
・構造物周囲調査
・構造物の近接目視調査
・非破壊・はつりによる健全度把握
・品質試験 など
・劣化要因の予測
・今後の劣化進展予測 など
調査 予測 検討・判断
・損傷の規模や深刻度
・補修時期や工法の選定
・更新が必要か否か など
-例えば-
沿岸域構造物のがぶり部分 の塩分量が腐食限界値を超 えており、将来、塩害による 腐食が懸念される。鉄筋への 塩分の到達時期は○年後で あるが、予防的観点から、直 ちに補修を行うことがライフサ イクルコストも有利である。
■ 最後にもう一度
適切な診断
と、予防対策、補修や補強を 適切な時期に行い、構造物を長寿命化させる調査
「劣化を見つける」だけではなく、「劣化要因・劣化進行予測」が重要
予測
構造物一つ一つにどのような方法で補修や補強を いつ頃行うべきなのか、といったストーリーがある
適切な補修・補強工事が実施できる
ストーリーを精度良く策定するために
をしっかり行う