初設置した効果を発揮しているとは言い難い場合があるため、更新にあたっては、健全度評価 に加え、有効性を確認するものである。
2.評価方法
国の評価基準は水機構設備には適さないため、定性評価で行う。
(参考)国の指針においても以下の設備以外は評価基準が無いため、定性評価で 行うとしている。
・CCTV設備
・情報表示板設備
・道路気象観測設備 3.評価時期 .
更新、部分更新、改造、中間整備等が必要となった時 4.評価視点例
【CCTV】
①当初の設置目的に応じた監視が出来ているか。
(建物や樹木により対象が見えなくなっていたりしないか等)
②本CCTVが無い場合の管理体制上の支障は大か。
【情報表示板】
①河川利用者が多い等、必要性・有効性が説明できる箇所か。
②広報や自治体開放等で、平常時においても有効に活用されているか。
5.評価区分
「高」または「低」の2段階で評価し、低の場合は移設・廃止の検討を行う。
信 頼 性 評 価 (案)
1.評価目的
劣化度、有効性評価と合わせ更新優先度の順位付けの指標とする。
評価点が低いものが優先度高となる。
2..評価方法
①保守部品供給
表-1 保守部品供給の「評価事項例」及び「評価例」
保守部品供給の評価事項 評価例
1.保守部品等の在庫なし(部品取り装置なし) 0 2.保守部品等の在庫なし(部品取り装置あり) 3
3.保守部品等の製造中止(供給制限中) 5
4.保守部品等の製造を制限中 10
5.保守部品等の供給・供給中 20
技術者体制の評価事項 評価例 1.専任技術者が不在若しくは体制が無く、障害対応が困難(養成もなし) 0 2.専任技術者が工場に極少数で、障害の即応が困難 3 3.専任技術者が地方におらず、対応に時間を要する 5 4.専任技術者が地方にいるが少なく、対応に時間を要する 10
5.技術者体制に問題が無い 20
③サービス保証
対象設備に組み込まれるOS、ミドルウェア及び単独製品に関するサービス保証時間、継続 して利用する場合の機能や性能への影響等をもって評価・算定する。
表-3 サービス保証の「評価事項例」及び「評価例」
サービス保証の評価事項 評価例
1.サービス保証期限を相当超過し、障害対応ができない 0 2.サービス保証期限を相当超過しているが、障害対応が限定的に可能で 3 ある
3.サービス保証期限を超過しており、障害対応等に相当な時間(3日 5 程度)を要する
4.一部でサービス保証期限を超過しており、障害対応等に時間(1日程 10 度)を要する
5.サービス保証に問題が無い 20
④障害復旧時間
表-4 障害復旧時間の「評価事項例」及び「評価例」
障害復旧時間の評価事項 評価例
1.障害復旧までに発生から数ヶ月以上の時間が想定される 0 2.障害復旧までに発生から1ヶ月以上の時間が想定される 3 3.障害復旧までに発生から1~2週間程度の時間が想定される 5 4.障害復旧までに発生から3~数日の時間が想定される 10 5.障害復旧までに発生から即日又は2日程度で復旧が想定される 20 3.評価時期 .
更新、部分更新、改造、中間整備等が必要となった時
設備又は部位による保全方法の分類(標準) (案)
評価基準(H26検討案) ※1 重要度 ※2 要求稼働率(1)
高:国民の生命・財産に影響を及ぼす虞のある設備 A:全施設の運用管理に影響を及ぼす虞のある設備
または、機構の業務遂行に及ぼす影響が大の設備 (機能停止許されない)
中:社会経済活動に影響を及ぼす虞のある設備 B:一部施設の運用管理に影響を及ぼす虞のある設備
または、機構の効率的な施設管理に影響を及ぼす虞のある設備 (一時的な機能停止が許される)
低:上記以外 C:上記以外
重要度 要求稼働率 (1)
※1 高・中・低 ※2 A・B・C 時間計画保全 状態監視保全
1 特別高圧受変電設備(排水機場) 高 A ○
2 〃 (上工農水) 高 A ○
3 〃 監視制御設備 中 B ○ PC機器類は時間計画保全
4 高圧受変電設備(ダム管理所) 高 A ○
5 〃 (上記以外) 中 A ○
6 〃 監視制御設備 中 C ○ PC機器類は時間計画保全
7 低圧配電部(ゲート等動力) 高 A ○
8 〃 (上記以外) 低 B ○
9 予備発電設備 高 A ○
10 管理用水力発電設備(水車、発電機) 高※ C ○
11 〃 (制御装置) 高※ C ○
12 管理用太陽光発電設備(パネル) 低 C △※
13 〃 (パワコン) 低 C △※
14 直流電源設備(始動用、制御用) 高 A ○
15 直流電源設備(通信用) 高 A ○
16 無停電電源設備 高 A ○
予防保全(点検+事前更新) 予防保全
(点検+事後保全)
△:事後保全のみ
備 考 設 備 名
16 無停電電源設備 高 A ○
17 蓄電池 高 A ○
時間計画保全を基本。
ただし、内部抵抗規定値超過時 は速やかに更新
18 CCTV設備(監視制御) 高 B ○
19 〃 (施設監視操作用カメラ設備) 中 B ○
20 〃 (上記以外カメラ設備) 低 C △
21 テレメータ設備 (監視制御局及び中継局 中 A ○
22 〃 (観測局) 中 B ○
23 放流警報設備 (監視制御局及び中継局 高 A ○
24 〃 (警報局) 高 B ○
25 気象観測設備 低 C △
26 水質観測設備 中 C ○
27 地震観測設備 高 C ○
28 多重無線設備(多重無線装置) 高 A ○
29 〃 監視制御設備 中 A ○ PC機器類は時間計画保全
30 〃 空中線、導波管 高 A ○
31 移動無線設備(基地局、中継局) 高 C ○
32 移動無線設備(移動局) 低 C ○ ← △ 電波法上、適正な保守が求めら
れる設備のため。
33 電話交換設備(PBX) 中 A ○ SIPサーバーは時間計画保全
34 ダム・堰コン (水コン、施設遠方監視制御 高 A ○
35 IPネットワーク設備 高 B ○
36 配管・ケーブル 高 A ○
37 模写電送装置、電話機、プリンタ 低 C △
注1:本分類(案)はあくまで標準を示したもの。現場の特殊性から重要度を変更することは可。
その場合は、設備カルテに変更理由を明記すること。
注2:全ての設備において、定期交換部品等の交換は時間計画保全で適切に実施し、設備全体として延命を図っていく。
(1) (3)
(2)
(1) (3)
(2)
「AH,BH,CH」 「AL,BL,CL」
「AM,BM,CM」
重要度「低」
重要度「中」
重要度「高」
【機能停止が及ぼす外部への影響度】
(1) 国民の生命・財産に影響を及ぼす虞がある設備 (2) 社会経済活動に影響を及ぼす虞がある設備
(3) (1)又は(2)以外の設備
判定
要求稼働率判定(1)
【機能停止が及ぼす内部への影響度】
(1) 施設の運用管理に影響を及ぼす虞がある設備 (2) 一部施設の運用管理に影響を及ぼす虞がある設備 (3) (1)又は(2)以外の設備
判定
要求稼働率判定(2)
「安全性・信頼性の判定」
(「3-5 管理水準の決定」の
「「3-5-1 安全性・信頼性 のレベル」による。
設備の要求稼働率「AH」
設備の運用保全:予防保全
重要度「高」 重要度「中」 重要度「低」
要求稼働率「A」 要求稼働率「B」 要求稼働率「C」
設備の要求稼働率「BH」
設備の運用保全:予防保全
設備の要求稼働率「AM」
設備の運用保全:予防保全
設備の要求稼働率「BM」
設備の運用保全:予防保全
設備の要求稼働率「AL」
設備の運用保全:予防保全と事後保 全の組合せ
設備の要求稼働率「BL」
設備の運用保全:予防保全と事後保 全の組合せ
安全性・信頼性「H」 安全性・信頼性「M」 安全性・信頼性「L」
要求稼働率と保全方法 の判定
`1.設備の基礎情報
(1) (12)
(2) 年
(3) (13)
(4) 年
(5) 年
(6) 年
(7) (14) 【重要度区分; 】
(8) ①
(9) ②
(10) ③
④
⑤ (15)
(11) (16)
事 務 所 名 台 帳 整 理 番 号 設 備 名 称 取 得 価 格 取 得 年 月 日 経 過 年 数
障害発生時の影響範囲