【参考】応答倍率法の保守性 38
応答倍率法は、発生値が評価基準値を超えないことを効率的に評価することを目的とした 評価手法。応答倍率法を用いる場合は、各モードごとに求めた応答比の最大値を応答比と して用い、 保守性を持たせている 。
周期(T)
T2 T1
【参考】応答倍率法の保守性(応答倍率法による評価例)
■複数の固有モードが存在する場合
・複数の振動モードが存在する配管等では、振動モード毎に応答のしやすさが異なるが
(スペクトルモーダル解析法では、刺激係数により表される。刺激係数の小さいモード は応答がでにくい。)刺激係数の大きさを考慮せずに、最大の応答比を全てのモード に乗じて算定
・配管等の最大応力点の評価は、その部位の振動モードにおける応答比が影響するが、
全て応答比の最大値を使用
応答比は最大値を使用
評価1 評価1'
X方向 Z方向 水平CHD 鉛直CVD 水平CHN 鉛直CVN β β' βH βV
1 0.079 0.039
0.841
0.470 2.52 0.29 2.744 1.789 1.382 1.291 1.089 6.168 2 0.072 0.105 0.760 0.576 2.03 0.29 2.302 1.719 1.481 1.401 1.134 5.928 3 0.0661.064
0.213 0.262 1.73 0.29 2.125 2.374 1.848 1.816 1.228 8.187 4 0.063 0.274 0.231 0.874 1.73 0.29 1.942 2.767 1.964 1.927 1.122 9.541 5 0.060 0.118 0.5081.008
1.70 0.29 2.095 3.025 2.126 2.134 1.232 10.432 6 0.057 0.591 0.076 0.075 1.53 0.29 2.171 3.080 2.309 2.420 1.41910.621
7 0.056 0.837 0.042 0.063 1.45 0.29 2.171 3.080 2.381 2.548 1.49710.621
8 0.052 0.069 0.542 0.108 1.35 0.29 2.171 3.080 2.475 2.729 1.60810.621
9 0.050 0.043 0.782 0.039 1.34 0.29 2.171 3.0802.485 2.748 1.620 10.621
最大値 - - - - -
2.485 2.748 1.620 10.621
応答比 モード
(次数) 原設計 耐震安全性評価 評価2 ,2'
基準地震動Ss 固有周期(s)
刺激係数 水平
鉛直
加速度
複数の固有モードが存在する場合の応答比算出例
*応答比=加速度比
【参考】配管の評価手法(地震荷重と地震以外の荷重の組合せ)
*
* + ≤
+ +
+ A
Fa ) Fa
M 2I (M
D B 200t
PD B
i 0 i
2 0
1
内圧による 応力
自重、地震のモーメントに よる応力
自重、地震、熱膨張、相 対変位の軸力による応力
長期荷重の モーメント
長期荷重の 軸力
短期荷重の モーメント
短期荷重の 軸力
熱膨張解析と相対変位解 析のモーメントによる応力 は二次応力に分類
配管耐震解析
応力評価式 応力評価式
自重解析 熱膨張解析 (地震時)
相対変位解析 地震応答解析
地震は短期荷重に分類
評価基準値Ⅳ
AS
2KsSm
2 2
2 My Mz
Mx
Mi = + +
MxMy Mz
X Y
Z
40
地震時変位
熱膨張変位
ノズル位置
原子炉容器側(イメージ)
荷重条件
①自重
②内圧
③地震力
④ノズル位置への配管反力
配管の自重、地震(地震時相対 変位含む)、熱膨張の反力
【配管解析より】
原子炉容器ノズル局部応力解析モデル
(シェルモデル)
配管側
■配管の地震時相対変位解析において配管モデルの原子炉容器 ノズル位置に原子炉容器の地震時変位を入力
■配管の熱膨張解析において配管モデルの原子炉容器ノズル位 置に原子炉容器の熱膨張変位を入力
■配管の自重解析
■配管の地震応答解析
中間熱交換器の地震時、
熱膨張変位を入力
水平方向
My Mx
Mz
Fx Fy
Fz
原子炉容器 の解析
機器側条件を入力
【参考】配管の評価手法(機器と配管の境界部の評価) 41
ドキュメント内
新耐震指針に照らした耐震安全性評価主要施設の耐震安全性(もんじゅ)
(ページ 39-43)