休業させなければならないのでしょうか。
妊娠中又は出産後の女性労働者が、母子保健法の規定による保健指導又は健康診査に基づい て医師等から何らかの指導を受けた場合に、その指導事項を守ることができるようにするため の措置を講じることは事業主の義務ですので、医師から問いのような指導があった場合には、
事業主は、業務の繁閑にかかわらず、医師から指導された期間、休業させなければなりません。
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母性健康管理に関する詳しい情報、母性健康管理の取組事例については、以下のホーム ページでご覧いただけます。
○ 女性労働者の母性健康管理のために(厚生労働省ホームページ)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/seisaku05/index.html
○ 女性にやさしい職場づくりナビ (下の QR コードからアクセスできます)
http://www.bosei-navi.mhlw.go.jp/
労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律
(雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律の適用に関する特例)
第47条の2 労働者派遣の役務の提供を受ける者がその指揮命令の下に労働させる派遣労働者 の当該労働者派遣に係る就業に関しては、当該労働者派遣の役務の提供を受ける者もまた、
当該派遣労働者を雇用する事業主とみなして、雇用の分野における男女の均等な機会及び待 遇の確保等に関する法律(昭和47年法律第113号)第9条第3項、第11条第1項、第11条 の2第1項、第12条及び第13条第1項の規定を適用する。この場合において、同法第11条 第1項 及び第11条の2第1項中「雇用管理上」とあるのは、「雇用管理上及び指揮命令上」
とする。
⑷ 派遣先に対する男女雇用機会均等法の適用
(労働者派遣法第47条の2)
労働者派遣が行われる場合においては、派遣先もまた、均等法に定められた妊娠・出産等を理由と する不利益取扱いの禁止(P.27 ~ 31)、職場におけるセクシュアルハラスメント防止のための雇用管 理上必要な措置(P.32 ~ 40)、職場における妊娠・出産等に関するハラスメント防止のための雇用管 理上必要な措置(P.32 ~ 40)や妊娠中及び出産後の健康管理に関する措置(P.41 ~ 43)についての規 定が適用されます。
雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律施行規則
(深夜業に従事する女性労働者に対する措置)
第13条 事業主は、女性労働者の職業生活の充実を図るため、当分の間、女性労働者を深夜業 に従事させる場合には、通勤及び業務の遂行の際における当該女性労働者の安全の確保に必 要な措置を講ずるように努めるものとする。
⑸ 深夜業に従事する女性労働者に対する措置
(均等則第13条)
女性労働者は男性労働者と同様に深夜業に従事することが可能であり、女性が夜間に通勤したり、
夜間、人気のない職場で業務を遂行しなければならないことも考えられます。
このため、事業主は、深夜業に従事する女性労働者の通勤及び業務の遂行の際における防犯面から の安全を確保することが必要です。また、既に在職している女性労働者を新たに深夜業に従事させる 場合には、子どもの養育又は家族の介護などの事情に配慮することが求められます。
具体的に事業主が講ずるべき措置については、
「深夜業に従事する女性労働者の就業環境等の整備に 関する指針」(以下「女性の就業環境指針」)
及び関係法令により、以下のように定められています。⑴ 通勤及び業務の遂行の際における安全の確保
送迎バスの運行、公共交通機関の運行時間に配慮した勤務時間の設定、従業員駐車場の防犯 灯の整備、防犯ベルの貸与等を行うことにより、深夜業に従事する女性労働者の通勤の際にお ける安全を確保するよう努めること。
また、防犯上の観点から、深夜業に従事する女性労働者が一人で作業をすることを避けるよ
う努めること。 (女性の就業環境指針2の⑴)
⑵ 子の養育又は家族の介護等の事情に関する配慮
雇用する女性労働者を新たに深夜業に従事させようとする場合には、子の養育又は家族の介 護、健康等に関する事情を聴くこと等について配慮するよう努めること。
(女性の就業環境指針2の⑵)
また、子の養育又は家族の介護を行う一定範囲の労働者が請求した場合においては、事業の 正常な運営を妨げる場合を除き、深夜業をさせてはならないこと。
(育児・介護休業法第 19 条第1項、第 20 条、女性の就業環境指針2の⑵)
小学校入学までの子の養育又は要介護状態にある一定範囲の家族の介護を行う労働者で す。ただし、以下に該当する労働者は請求できません。
1 日々雇用される労働者 2 勤続1年未満の労働者
3 保育・介護ができる同居の家族がいる労働者
保育・介護ができる同居家族とは、16 歳以上であって、以下の全てに該当する者をい います。
イ 深夜に就業していないこと(深夜の就業日数が1月について3日以下の者を含む)
ロ 負傷、疾病又は心身の障害により請求に係る子又は家族を保育・介護することが 困難でないこと。
ハ 産前産後でないこと
4 1週間の所定労働日数が2日以下の労働者 5 所定労働時間の全部が深夜にある労働者
深夜業の制限を請求できるのは
⑶ 仮眠室、休養室等の整備
夜間に労働者に睡眠を与える必要のあるとき又は労働者が就業の途中に仮眠することのでき る機会があるときは、男性用と女性用に区別して、適当な睡眠又は仮眠の場所を設けること。
また、男性用と女性用に区別して便所及び休養室等を設けること。
(労働安全衛生法第 23 条、女性の就業環境指針2の⑶)
⑷ 健康診断等
深夜業を含む業務に常時従事させようとする労働者を雇い入れる際、又は深夜業への配置替 えを行う際及び6か月以内ごとに1回、定期に、医師による健康診断を行うこと。
また、健康診断の結果、当該健康診断の項目に異常の所見があると診断された場合には、医 師の意見を勘案し、必要があると認めるときは、当該労働者の実情を考慮して、深夜以外の時 間帯における就業への転換、作業の転換、労働時間の短縮等の措置を講ずること。
(労働安全衛生法第 66 条、第 66 条の5、女性の就業環境指針2の⑷)
なお、妊産婦が請求した場合には、深夜業をさせてはならないこと。
(労働基準法第 66 条、女性の就業環境指針2の⑷)
4 事業主に対する国の援助(第14条)
第14条 国は、雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇が確保されることを促進するた め、事業主が雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保の支障となつている事情 を改善することを目的とする次に掲げる措置を講じ、又は講じようとする場合には、当該事 業主に対し、相談その他の援助を行うことができる。
一 その雇用する労働者の配置その他雇用に関する状況の分析
二 前号の分析に基づき雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保の支障となつ ている事情を改善するに当たつて必要となる措置に関する計画の作成
三 前号の計画で定める措置の実施
四 前三号の措置を実施するために必要な体制の整備 五 前各号の措置の実施状況の開示
労働者が性別により差別されることなく、その能力を十分に発揮して充実した職業生活を送ること ができるようにするためには、企業の制度や方針において、均等法に基づき、男女均等取扱いを確保 することに加えて、男女労働者間に事実上生じている格差に着目し、このような格差の解消を目指し て雇用管理の改善について企業が自主的かつ積極的に取り組むことが必要となるものです。
このため、企業がそれぞれの状況に応じて具体的に取り組むことができるように国が援助できる旨 の規定が設けられています。