アクセシビリティに配慮した PDF 形式で制作し公開すると同時に、
掲載の際には PDF ファイルの情報内容を説明するテキスト等を提供 します。
15 映像と音声の代替手段
音声情報を提供する場合、音声の内容を書き起こしたテキスト等の 代替情報を提供します。
動画やアニメーションを提供する場合、概要を説明する代替情報を 提供します。この場合、映像と音声それぞれに代替となるコンテン ツを提供するよう努めます。
知事の記者会見については、翌勤務日、テキスト版を千葉県イン ターネット放送局に掲載します。
16 表示時間
HTML ファイルや PDF ファイルは 1 ファイル当たりのファイルサイズ に制限を設け、それを超えてしまう場合はファイルを分割するなど、
ファイルサイズが大きくなりすぎないよう注意し、ページの表示時 間が長くなりすぎないようにします。
過度な画像の使用や装飾を避け、1 ページ当たりのファイル容量は、
原則として 30 キロバイト(画像を含むページにあっては、100 キロ バイト)程度とします。議事録等、文書量の多い場合は、適宜ペー ジを分割する等により対応します。
17 表
表を使用する際には、セル結合や入れ子構造など複雑な構造は使用 せず、できるだけわかりやすく単純な構造となるよう努めます。
18 フレーム
フレームは原則として使用しません。
19 音声のコントロール
音による情報提供を行う場合には、自動的に再生しません。また、
利用者がコントロールするための配慮をします。
20 音声読み上げソフトが正しく読むための表記
音声読み上げソフトが正しく読み上げるよう表記に注意します。例 えば、日付や時刻の表示は 11 月 1 日 10 時 30 分と表示します。(日 付を 11/1 のようにスラッシュで区切ったり、時刻を 10:30 のように コロンで区切って表示すると誤読されます。)読みが難しい人名、地 名などの固有名詞は、語句の後にかっこ書きで読み仮名をつけます。
21 問い合わせ先、連絡先の表記
各ページに、掲載した情報についての問い合わせ先、連絡先を表記
表記します。
22 情報のメンテナンス
掲載されている情報に変更があった場合は速やかに修正するととも に、掲載の必要がなくなった情報は、掲載を中止します。
ページをサーバから削除する場合は、そのページにリンクを設定し ていたページからのリンクがリンク切れとなることもあるので注意 します。
23 ホームページにアクセスできない人への配慮
ホームページにアクセスできない人は非常に多いので、これらの人た ちに対して、テキストデータを提供するか、それを点字や音声にする などの方法により情報提供することを検討します。
(2)広報番組(テレビ放送)や広報ビデオの配慮
県の広報番組放送(チバテレビの「ウィークリー千葉県」の中の「千 葉県インフォメーション」)や広報ビデオにおいては、以下の配慮を行 います。
視覚障害のある人への配慮として、副音声による解説を挿入する ことを検討します。
聴覚障害のある人への配慮として、手話通訳を実施したり、字幕 を挿入します。
番組の中で問い合わせ先などを示す場合には、文字や画像のみで 表すのではなく、音声でもお知らせします。(「御覧のところへ」
とか「こちらへ」などと言われただけでは、視覚障害のある人に はわかりません。)
ウィークリー千葉県
チバテレビで毎週土曜日、夜 10 時 00 分から 10 時 15 分まで放送。
・「今週の出来事」で、県の1週間の主な出来事をお伝えします。
・「特集コーナー」で、県政全般にわたる各種施策や県内各地域の 魅力等をわかりやすく紹介します。
・放送終了後、「千葉県インターネット放送局」での配信も行いま す。
9 災害時等緊急時における情報提供の配慮
行政が提供する情報の中でも、防災や危機管理等に関する情報は、障 害の種別を問わず、極めて重要であることから、本ガイドラインでは、
災害時等緊急時における情報提供の配慮を独立して記載します。
なお、千葉県では、平成 21 年 10 月に「災害時要援護者避難支援の手 引き」及び「災害時における避難所運営の手引き」を作成しました。こ れらも活用し、コミュニケーションに障害のある人が災害時においても 必要な支援を適切に受けられるよう努めます。
(1)防災・災害に関する情報伝達の配慮
台風の接近、集中豪雨等による水害や大地震の発生等の防災・災害 情報が正確かつ迅速に伝達されるよう市町村を支援します。
ア 災害に備えた情報伝達ネットワーク等の整備
在宅生活をしている障害のある人に対しては、一人ひとりにつ いて、個別の避難支援計画が策定されるよう、市町村を支援し ます。この中で、市町村、自治会、自主防災組織、民生委員、
消防団や障害当事者団体等が連携した避難情報の伝達や、避難 誘導、安否確認の仕組みの確立を促進します。また、市町村や 地域の人たちが、在宅生活をしている障害のある人に関する情 報把握に努め、地域での防災訓練などを通じて、この仕組みが 有効に機能するような取組みを促進します。
病院に入院、施設に入所している障害のある人に対しては、病 院や施設から情報を伝達する必要があるので、これらの機関に 地域防災無線を整備し確実に情報を伝達するとともに、いざと いうときの対応行動をあらかじめ確認してもらいます。
視覚障害のある人に対しては、防災無線の個別受信機や携帯電 話による一斉送信など、個別に伝達する手段を確保することが 望まれるので、これら機器の整備などを働きかけます。
聴覚障害のある人に対しては、テレビを利用した手話放送や字
幕放送、文字放送等の活用や、FAX、携帯メールによる情報 伝達ネットワークを構築します。テレビを利用する際には、聴 覚障害のある人の家庭のテレビが緊急警報放送(◇p.62)に対 応したものか、文字多重放送に対応しているかなどを調査し、
補助等により整備するよう働きかけます。
重症心身障害の人は、災害時には単独で避難情報を入手できな い、又は情報を正確に理解することができないため、避難支援 者や介護している親、家族に対して迅速かつ正確な情報提供を 行うよう、市町村に助言します。
盲ろう者は、避難情報を単独で入手することが困難ですので、
盲ろう者の安否確認や避難所までの誘導と併せて、避難情報の 伝達を行う支援者を、盲ろう者の居住地近くに確保するよう市 町村に助言します。
イ 避難情報等の伝達、避難誘導及び安否確認
(ア)避難情報等の伝達
災害が発生又は発生する恐れがあり、避難情報等が発令された 場合には、地域住民に対し危険を知らせ、迅速な避難を促すため に情報を伝達することが必要です。
大地震等の災害が起こった直後の災害・避難情報の伝達に当た っては、情報伝達手段の一部が使えなくなることも考えられます。
特に、コミュニケーションに障害のある人については、常に複数 の情報伝達手段や複数の支援者を用意するなどの対策がとられる よう、市町村に助言します。
また、県では、防災ポータルサイトを開設しているほか、防災 情報のメール配信をしているので、この周知に努めます。
(参考)千葉県防災ポータルサイトによる情報発信
県では、気象情報、地震情報、避難所開設等の防災情報をパソ コンや携帯電話で確認することができる千葉県防災ポータルサイ
も設けています。
・パソコン版 防災ポータルサイト
http://www.bousai.pref.chiba.lg.jp/portal/
・携帯電話版 防災ポータルサイト
http://www.bousai.pref.chiba.lg.jp/portal/mobile/index.jsp
(参考)防災情報のメール配信
県では、気象注意報・警報などの警戒情報をあらかじめ登録し た携帯電話やパソコンへメール配信しています(日本語のみ)。
配信を登録する方法は、県防災ポータルサイトから登録するか、
次のメールアドレスへ空メールを送ることにより登録されます。
・空メールでの登録先 [email protected]
(イ)避難誘導及び安否確認
視覚障害のある人に対しては、常に支援者が声をかけて行き先 と方向を伝え、不安を和らげながら避難誘導することが必要で す。段差や傾斜している箇所などでは十分注意する必要があり ます。
聴覚障害のある人に対しては、音声による誘導が不可能なため、
避難誘導中も掲示板や誘導灯などで行き先や方向等を明示す ることが必要です。手話が理解できる避難者の協力を仰ぐとと もに、筆談による対応方法についても検討します。
在宅生活をしている障害のある人の安否確認については、コミ ュニケーションの障害等に配慮した確認方法をあらかじめ定 めておき、災害発生時等には、早急かつ確実に安否の確認が行 われるよう、市町村に助言します。
あらかじめ同意が得られていないなどの理由で災害時要援護 者の登録をされていない障害のある人についても、福祉部局等 で管理している既存の所在情報等を活用し、できる限り迅速に 安否確認を行います。