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出雲市では、平成24年 3 月に第 2 次出雲市DV(配偶者からの暴力)対策基本計画を策定し、

DVの防止とDV被害者の支援に積極的に取り組んでいます。この計画に基づく、平成 25 年度 のDV対策に関する取組を本章で報告します。

Ⅰ 基本目標Ⅰ 男女間の暴力をなくす環境づくり

★【重点的な取組事項】 DV防止に関する研修・啓発の充実を図ります

1 DV防止に関する研修・啓発の充実

実施状況 効果等(●主な効果・★評価・問題点) 所管課

■支援団体への研修事業の推進

①教育現場男女共同参画推進員研修

第3章 52 に記載

②DV 関係支援者研修会

第4 章 7 に記載

■市民への普及啓発事業の推進

①広報いずも(H25.10.18 号)への啓発記事の掲載

②DV相談啓発カードの発行、配置

H22 年度 から実 施してい る市公 共施設と 市内シ ョッピングセンターの女子トイレ配置を継続

③女性に対する暴力をなくす運動期間中の啓発事業

(11/12~11/25)

・出雲児童相談所等と共同で市内ショッピングセ ンター来店者に配布

・市庁舎にPR用懸垂幕の掲示と市内大型ショッ ピングセンターにパネルを展示

④パープルリボンキルトの展示

■若年層への啓発 デート DV 出前講座

①専門学校等での開催:3 校 受講者430 人

②高校での開催:2校 受講者372 人

③中学校での開催:3 校 受講者363 人

●支援団体及び市民に対し、DV防止についての 意識啓発を図り、認識を深めることができまし た。

●地域、学校等での出前講座を通じ、DV防止へ の意識啓発を行いました。特に中学校・高校や 専門学校の生徒など、若年層への啓発ができま した。

● 市 公 共 施 設 や 市 内 シ ョ ッ ピ ン グ セ ン タ ー の 女 子トイレに、DV 相談啓発カードを配置するこ とにより、相談につながりました。

★啓発を行う人材(民間の支援者)の育成に向け、

引き続き啓発をしていく必要があります。

市 民 活 動 支 援 課 教 育 政 策 課 学 校 教 育 課 人 権 同 和 政 策 課 政 策 企 画 課

国 際 交 流 室 子 育 て 支 援 課

Ⅱ 基本目標Ⅱ DV被害者に配慮した相談の実施

★【重点的な取組事項】 DV被害者への相談体制の充実と相談員の資質向上を図ります

2 相談体制の充実

実施状況 効果等(●主な効果・★評価・問題点) 所管課

■DVワンストップ窓口(調整窓口)の設置 平 成 2 1 年 に 市 民 活 動 支 援 課 に 設 置 さ れ た

「 女性のた めの総 合窓口 」におい て、市 女性相 談 センター や市関 係各課 、県女性 相談窓 口、警 察 、教育、 福祉、 医療機 関等との 連携を 図り、

一元化して被害者支援を行いました。

H25 年度 相談件数 205 件

■市女性相談センター(相談窓口)の充実 相談員2名体制で、市民活動支援課女性相談 担当職員との連携を密に、相談対応しました。

①面接相談(月~金の週5日)

②電話相談(月~金の週5日)

③女性弁護士相談(1回/偶数月)(全相談 23 件)

④臨床心理士相談(1回/奇数月)(全相談 11 件)

【女性相談センターDV 相談件数】主 訴 以 外 含 む

□面接相談 30 件(全相談 299 件のうち)

□電話相談 85 件(全相談 564 件のうち)

● 市 民活 動支 援課 内に DV 等を 中心 とし た 総合 相 談窓口(DV ワンストップ窓口)において、相談 者に寄り添って市関係課・関係機関との調整を行 うことにより、相談者の負担軽減と二次被害の防 止を図ることができました。

●法律問題に関する専門的な相談について、女性弁 護士相談へつなげ、適切な助言を仰ぐことができ ました。

●精神的に不安定となっている相談者に対し、臨床 心 理 士に よる 相 談を 行い 相 談者 の負 担軽 減 を図 ることができました。

● 子 ども がい るD V被 害者 につ いて 子育 て 支援 課 と連携して支援することができました。

● 精 神的 な病 気や 障が いを 抱え てい る相 談 者へ の 対応について、福祉担当部局や医療機関と連携し て支援することができました

★外国籍の相談者への支援について、民間支援団体 などと連携する必要があります。

市 民 活 動 支 援 課

3 関係機関との連携強化

実施状況 効果等(●主な効果・★評価・問題点) 所管課

■県女性相談センター及び警察との連携

県女性 相談セン ターや出 雲児童相 談所、出 雲 警察署と連携し、適切な相談対応に努めました。

ま た、一時 保護や 保護命 令手続き 等が必 要なケ ー ス に つ い て は 引 き 継 ぐ 等 の 対 応 を 行 い ま し た。

■関係機関との連携

相 談者に 子ども がいる 場合や 、高齢 者や障 が い 者である 場合、 精神疾 患、認知 症など がある 場 合など、 併設し ている 出雲市子 ども ・ 若者支 援 センター や出雲 児童相 談所、 出 雲高齢 者あん し ん支援セ ンター 、出雲 市社会福 祉協議 会等と 連携して対応しました。

●必要に応じて関係機関・部署と情報共有を行い、

連携した支援に努めました。

★ さ まざ まな 困難 を抱 える 被害 者を 支援 す るた め には、関係部局・機関等とのより一層の連携が必 要です。

市 民 活 動 支 援 課 政 策 企 画 課

国 際 交 流 室 福 祉 推 進 課 子 育 て 支 援 課 高 齢 者 福 祉 課 健 康 増 進 課 教 育 政 策 課 学 校 教 育 課 青 少 年 育 成 課

4 相談員の資質向上

実施状況 効果等(●主な効果・★評価・問題点) 所管課

■研修等の実施・参加

相 談業務 の資質 向上を 図るた め、各 種研修 に 担当職員・相談員を派遣しました。

ま た、隔 月1回 女性臨 床心理 士によ る個別 専 門 研修及び スーパ ーバイ ズを受け 、資質 向上を 図りました。

■相談担当者への支援の充実

本 庁内の 女性の ための 総合窓 口(D Vワン ス ト ップ窓口 )と密 に連携 し、 定例 会を開 催する な ど組織と して相 談の情 報共有・ 支援策 検討を 行い、相談員のサポートを行いました。

● D V被 害者 支援 に関 する 専門 研修 に積 極 的に 参 加 し 、支 援者 の 資質 向上 を 図る こと がで き まし た。

●さまざまな相談に対応できるよう、継続した研修 の開催や各種研修への派遣を行いました。

市 民 活 動 支 援 課

Ⅲ 基本目標Ⅲ DV被害者の自立支援

★【重点的な取組事項】 DV被害者の自立支援を推進します

5 自立支援の充実

実施状況 効果等(●主な効果・★評価・問題点) 所管課

■被害者の立場に立った自立支援

被 害 者 の 心 情 に 配 慮 し た 適 切 な 窓 口 対 応に 努めました。

住所変更、生活保護、児童扶養手当、母子寡 婦 福 祉 資 金 等 の 生 活 資 金 、 国 民 健 康 保 険 の 取 扱、各種証明書交付等については、被害者の不 利益が生じないように、また、情報が加害者に 漏れないように対 応しました。(各課での情 報 管理に関し、庁内連絡会にて「住民基本台帳の 閲覧等の制限に係る情報提供手順」に沿って対 応。また各課での情報管理についてもマニュア ルを作成しました。)

●所管課が連携をとりあって、DV被害者が二次被害を 受けないように窓口対応を行いました。

●住民票の登録情報を扱う庁内各課において、閲覧・証 明発行の制限を行うに当たり、各課で取り扱い要領を 作成し、情報管理の徹底に努めました。

★経済的に自立が困難な場合も多く、継続した支援を行 う必要があります。

市 民 活 動 支 援 課 市 民 課 福 祉 推 進 課 子 育 て 支 援 課 保 険 年 金 課 高 齢 者 福 祉 課 市 民 税 課 資 産 税 課 収 納 課 ほ か 窓 口 各 課

■就業支援の充実 ●求職者に対して、ハローワークやジョブ・ステーショ

ン出雲で就業相談・職業紹介等を行いました。

商 工 労 働 課

■住宅支援の充実 ●保護命令を受けた、あるいは一時保護後の被害者につ

いて、市営住宅の入居者選考の際に優先的な取扱いを 行いました。

建 築 住 宅 課

■同伴する子に関する対応

心のケア、安全確保、守秘義務の確保に努め るとともに、転園・就学・転校、子どもの引越 し等に配慮した対応を行いました。

●関係課・関係機関が連携し、同伴する子にかかる情報 管理や送迎等安全確保の検討など、適切な対応を行い ました。

市 民 活 動 支 援 課 子 育 て 支 援 課 教 育 政 策 課 学 校 教 育 課

■母子自立支援

①母子生活支援施設への入所措置(母子保護)

②母子自立支援員による相談、助言(本庁3名、

斐川支所1名)

③母子家庭等自立支援給付金事業

受講料の一部助成・養成機関修学中の生活費の 助成

●母子家庭の自立促進を目的に、就業につなげるための 資格取得を支援しました。

母子自立支援員相談件数 2,173 件 母子家庭等自立支援給付金事業

教育訓練給付金事業 2 件

高等技能訓練促進給付金事業 7 件

子 育 て 支 援 課

■生活保護の適用

平成 25 年度実績 相談 なし 保護開始 なし

★生活保護の適用は原則世帯単位であるため、同居中は 適用できません。一時保護の後、自立する際に生活保 護を適用し、経済的自立をはじめとした自立支援を行 うことになりますが、適用案件がありませんでした。

福 祉 推 進 課

Ⅳ 基本目標Ⅳ 推進体制の整備

★【重点的な取組事項】 DV防止に関する市の推進体制の整備を図るとともに、関係機関、支 援体制の推進を図ります

6 市における体制の充実

実施状況 効果等(●主な効果・★評価・問題点) 所管課

■全庁的な取組の推進

■庁内連絡会の充実

庁 内 の D V 対 策 関 係 各 課 で 構 成 し た 庁 内 連 絡 会 を 設 置 し 、 相 互 連 携 を 図 り ま し た 。

■市職員研修の実施

D V 対 策 関 係 機 関 実 務 者 研 修 に 庁 内 連 絡 会 実 務 担 当 者 が 参 加 し ま し た 。

■苦情相談窓口の設置

●庁内連絡会を設置・開催するとともに、実務担当者会 に お い て 、 市 職員 の 相 談手 引 き と なる 相 談 マ ニュ ア ル、住民基本台帳の閲覧等の制限について情報提供を 受ける関係各課での取扱い要領を更新しました。

●住民票のない被害者の情報管理について、関係課で連 携して対応しました。

市 民 活 動 支 援 課

7 関係機関との連携の推進

実施状況 効果等(●主な効果・★評価・問題点) 所管課

■県主催の連絡会構成機関との連携

出 雲 圏 域 女 性 に 関 す る 暴 力 対 策 関 係 機 関 連 絡 会 に お い て 、 市 の 女 性 相 談 状 況 や D V対 策 に つ い て 説 明 を 行 い 、 相 互 協 力 を 依 頼 し ま し た 。

■DV対策関係機関実務者研修・連絡会の開催 と き : H 2 5 .1 1. 14

と こ ろ : 市 役 所 大 会 議 室

内 容 :「 子 ど も を 連 れ た D V 被 害 者 に 対 す る 支 援 に つ い て ~ 本 人 の 側 か ら の 理 解 へ の ア プ ロ ー チ ~ 」

人 数 : 4 0

★ D V 被 害 者支 援 に 関 わる 職 員 や関 係 機 関 担当 者 を対 象とした研修会や会議に参加し、支援者の資質向上を 図るとともに、各機関との連携を深めることができま した。

★支援者研修の開催については、継続的に実施する必要 があります。

市 民 活 動 支 援 課 福 祉 推 進 課 子 育 て 支 援 課 総 合 医 療 セ ン タ ー 教 育 政 策 課 学 校 教 育 課 青 少 年 育 成 課

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