第11 戦没者等の妻に対する特別給付金の請求促進等 について
○ 平成 25 年の改正法において、戦没者等の妻に対し、平成 25 年度以降も継続し て特別給付金を支給できるよう改正。
※ これまで 10 年ごとに法律を改正し、継続支給。国債の額面は継続回数に応じ て異なる。
国債の額面:初回 20 万円、継続1回目 60 万円、継続2回目 120 万円、
継続3回目 180 万円、継続4回目 200 万円、継続5回目 200 万円
※ 継続回数等に応じた国債の記号により請求期間は異なる。
(例)・平成25年4月1日において、前回の特別給付金の受給権を取得した日 から10年を経過した者:平成 25 年 6 月 12 日~平成 28 年 6 月 13 日 ・平成25年10月1日において、前回の特別給付金の受給権を取得した
日から10年を経過した者:平成 25 年 10 月 1 日~平成 28 年 9 月 30 日
〈これまでの取組〉
○ 平成 25 年 6 月の法施行後、総務省等の協力も得ながら、恩給法や戦傷病者戦 没者遺族等援護法の遺族年金等の受給者データを活用し、特別給付金の対象と なり得る可能性のある者に対し、当省から個別案内(氏名、住所等を印字した 請求書を同封)を送付。 (平成 27 年 1 月末現在、約 46,400 人)
※ なお、継続回数が不明であるため、対象となる国債の記号を特定できなかっ た者(約 2,000 人)に対しては、平成 26 年1月に制度案内を送付。このうち、
制度案内送付後に国債の記号を特定できた者(平成 27 年 1 月末現在、858 人)に 対しては、国や都道府県から改めて個別案内を実施。
【参考】資料 19「戦没者等の妻に対する特別給付金に係る制度案内送付者の状況」
参照
○ 平成 26 年 11 月、個別案内を送付した対象者のうち、未請求者 3,155 人(受給
権がないことが判明した者を除く。 )のリストを都道府県に送付し、個別の請求
【参考】資料 20「戦没者等の妻に対する特別給付金未請求者の状況」参照
○ これらの取組の結果、平成 27 年 1 月末現在、43,720 人から請求受付。
〈今後の取組〉
○ 各都道府県においては、 平成 26 年 11 月に送付した未請求者リストに基づき、
引き続き個別の請求案内を実施していただきたい。 (本年6月末における未請求 者ごとの請求案内結果を照会予定)
※ 平成 26 年 12 月に都道府県に照会した結果、302 件は請求済。
※ 本年夏にその時点での未請求者に対し、厚労省から改めて個別案内(氏名、
住所等を印字した請求書を同封)を送付予定。
○ 平成 26 年1月に制度案内を送付した者(約 2,000 人)のうち、国債の記号特
定が終了していない者(約 1,100 人)については、平成 26 年2月に送付した事
務処理手順(「制度案内対象者から照会があった場合の事務処理について」)に
沿って、引き続き戦没者情報の取得、国債特定の調査等を行っていただきたい。
第12 援護システムの運用等について
1 援護システム更改について
○ 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律 平( 成25年法律第27号)第9条第1項の規定により個人番号を利用することと なる別表第一に掲げる以下の法律に関する事務については、平成28年1月よ り施行されることとなっている。
これらの事務を支援する援護システムにおいては、個人番号の入力、保存及 び表示等を可能とし、また、個人番号の保有に際し、セキュリティ向上を図る ためのシステム更改を行う予定である。
【 個人番号を利用する事務 】
対象法律 対象事務
、 、 戦傷病者戦没者遺族等援護法 ・給付支給請求の受理 審査
昭和27年法律第127号) 応答事務
(
・受ける権利に係る届出等の 受理、審査、応答事務
・受けている者に係る届出の 受理、審査、応答事務
・年金証書等の再交付
、 戦没者等の妻に対する特別給付金支給法 ・特別給付金支給請求の受理
昭和38年法律第61号) 審査、応答事務
(
・戦傷病者手帳に関する事務 戦傷病者特別援護法
、
・法第9条の援護請求の受理 昭和38年法律第168号)
( 審査、応答事務
、 戦没者等の遺族に対する特別弔慰金支給法 ・特別弔慰金支給請求の受理
昭和40年法律第100号) 審査、応答事務
(
、 戦傷病者等の妻に対する特別給付金支給法 ・特別給付金支給請求の受理
昭和41年法律第109号) 審査、応答事務
(
、 戦没者の父母等に対する特別給付金支給法 ・特別給付金支給請求の受理
昭和42年法律第57号) 審査、応答事務
(
○ なお、システム更改の詳細スケジュール等については、平成27年4月以降 に連絡する予定である。
2 援護システムの運用管理について
○ 援護システムは、全データを政府共通プラットフォームに保存し、各都道府 県等に設置している端末からブラウザを用いてデータの参照及び更新等を行う 仕組みとなっている。
各都道府県におかれては、援護システム運用管理規程に準拠した対策を講じ る等して確実に情報セキュリティを確保するとともに、関係通知等(参考)に よる情報セキュリティ管理を含めた個人情報の取扱いについて、引き続き一層 の留意をお願いしたい。
なお、援護システム運用管理規程は、厚生労働省情報セキュリティポリシー 及び厚生労働省保有個人情報管理規程の改正を踏まえ、安全確保・管理体制の 強化を図るべく改正を行う予定である。
○ 「平成27年度アクセス権限付与申請」については、3月下旬に援護システム 担当者宛に案内する。
(参考)関係通知等
・ 援護システムに関する保有個人情報の位置付けについて(通知 」 「 )
(平成24年6月27日社援発0627第8号)
・ 援護システム改修後の個人情報の取扱いについて(通知 」 「 )
(平成25年1月24日社援企発0124第1号、社援援発0124第2号)
・ 援護システム運用管理規程」 「
(平成24年11月社会・援護局援護企画課、援護課、審査室)
・ 厚生労働省保有個人情報管理規程の一部改正」 「
(平成27年2月3日厚生労働省訓第2号)
第13 旧陸海軍関係恩給進達事務について
○ 旧軍人等からの各種恩給請求については、各都道府県の御協力を得て円滑に 処理されてきているが、恩給請求件数は減少傾向にある。
各都道府県におかれては、これらの請求者がいずれも高齢者であることに配 慮し、一層のきめ細かな対応と迅速な事務処理をお願いしたい。
○ 旧軍人等の中には、恩給受給権が発生しているにもかかわらず、請求を行っ ていない者が少なからずいると考えられることから、都道府県におかれては、
、 、 、
保管の兵籍 戦時名簿等人事関係資料を精査し 各種恩給権の有無を確認の上 未請求者に対する請求指導を引き続きお願いしたい。
○ 恩給の相談を受けた際は、相談者からの相談内容について「履歴申立書」を
、 。
提出させ 丁寧に内容を把握した上で軍歴の調査究明を行うようお願いしたい このうち、旧海軍関係については、提出された「履歴申立書」を都道府県か ら当課あて送付願いたい。
なお、恩給請求事務において、軍歴、在職年等でご不明な点があれば、業務 課恩給班に照会願いたい。
○ 例年実施している「援護法等施行事務研修会」において、各都道府県担当者
の理解を深めるため、恩給請求における事務処理方法、留意点等の説明を行っ
ているので、各都道府県担当者の出席をお願いしたい。
第14 旧令共済組合員に関する履歴証明等について
1 旧令共済組合員に関する履歴証明事務
○ 旧陸軍軍属に関する都道府県の履歴証明事務については、日本年金機構から 依頼があった場合、業務課調査資料室の保管資料を添付のうえ証明依頼を行う ので、証明の可否にかかわらず、依頼を受けてから2ヶ月以内に回答していた だくようお願いしたい。
○ また、旧陸軍軍属期間を厚生年金に反映させるための履歴証明発行依頼につ いて、都道府県に申請者及び遺族から照会があった場合には、最寄りの「年金 事務所」宛てに申請するよう指導をお願いしたい。
○ なお、例年実施している「援護法等施行事務研修会」において、「旧令共済組 合員期間の履歴証明事務」について、証明が困難な具体的事例を用いての事例 研究を行うので、各都道府県担当者の積極的な出席をお願いしたい。
2 人事関係資料の照会
(1)陸軍関係
当室に履歴事項について調査を依頼する場合、「陸軍軍歴証明事務関係通知 集」(昭和53年3月改刷)71~73頁を参照いただき、対象者の履歴申立書また は都道府県保管資料の写しを添付のうえ、依頼していただくようお願いした い。
(2)海軍関係
旧海軍人事関係資料について、問い合わせがあった場合には、当室あて直 接照会されるよう指導をお願いしたい。
なお、恩給受給資格調査のための照会は、前頁「第13 旧陸海軍関係恩給進 達事務について」に記載のとおり対応をお願いしたい。
3 人事関係資料等の保存
各都道府県におかれては、旧軍から引き継いだ人事関係資料等については、歴 史的公文書であることから、自治体の公文書館への移管等を行うなど、散逸する ことがないよう、適宜、保存頂きたくお願いしたい。