Qお客さまとの関わりœ
■お客さま志向の体質を目指して、CS活動を展開
三菱重工は、「顧客第一の信念に徹し、社業を通じて社会の進歩に貢献する」という社是 のもと、CS(Customer Satisfaction:顧客満足)活動の徹底を図っています。具体的に は、お客さまが何を求めているかを的確につかみ、他社よりも高水準な製品やサービスを投 入・提供し、市場における優位性を勝ち取り、受注や収益の拡大を目指しています。
■CS向上のために様々な取り組みを実施
CS向上のために、各部門でお客様アンケート・お客様への訪問等による積極的なお客様 の声の把握、データベース作成によるお客様情報の共有化、お客様への迅速な対応に取り組 んでおります。
また、営業・設計・サービス部門を中心に、事業環境に対応したマーケティング、ベンチ マーキング等を行い、お客様志向の商品企画と提案を行いお客様にご評価頂ける製品・サー ビスの提供に努めています。
■CS意識向上のための教育
お客さま志向への体質を定着させるためには、社員一人ひとりの意識向上が不可欠と考え、
CSベーシック研修、マーケティング研修など、さまざまな教育機会を設けています。
内 容 取り組み項目
従業員が仕事と家庭を両立しやすい環境を整えるために「育児・介護休 業法」などの法定基準を上回る各種制度を整えており、これまでの取り 組みの結果、2007年5月に「次世代認定マーク」を取得しました。
また、2009年4月には本社人事部にワーク・ライフ支援グループを設置 しました。
ワーク・ライフ・
バランスへの取り組み
「人権啓発推進委員会」を中心に、従業員一人ひとりが人権問題を正し く理解し、人権を尊重しあう健全な職場づくりを推進しているほか、セク ハラ・パワハラ防止に向けた啓発を実施しています。更に各職場にセク ハラ相談窓口を設けています。
人権啓発への取り組み
労働安全衛生マネジメントシステムを全社で運用し、危険有害要因の 抽出と対策を実施する活動を展開し、労働災害の減少に努めるとともに、
積極的に設備の改善・老朽更新に取り組み、安全で快適な職場づくり に努めています。
また、各事業所に健康管理部門を設置し、各種の健康診断・健康チェッ クと、その結果に基づく健康指導・メンタルヘルス対策を推進するなど、
心身両面にわたる健康の保持・増進に努めています。
安全で健康的な 職場づくり
イントラネットや社内報などを活用して、経営トップのメッセージや経営 情報を全社員ができるだけ早く共有できるよう取り組んでいます。
また、各種の労使協議を通じて、経営方針や経営戦略などの浸透を図 るとともに、労働組合の意見を経営に活かすなど、労使の相互理解と信 頼の構築に努めています。
経営層と社員との コミュニケーション
■働きやすい職場環境づくり
186
ⅩⅡ. CSR活動
(社会・環境活動)
185
Q社会貢献活動œ
当社では、地域貢献と次世代育成の観点を重視した社会貢献活動に取り組んでいます。今 後も「世界の三菱重工」としてさまざまな活動を通じて社会に貢献していきます。
地域社会と共生し、地域社会の発展に貢献する
当社では、支社・事業所・海外事務所・海外グループ会社などの拠点を置いている地域社 会と共生し、強固な信頼関係を築いていくことを基本方針としています。そうした考えのも と、国内外の拠点においてそれぞれの地域特性や文化に応じたさまざまな活動を展開し、地 域の発展と活性化に貢献していきます。
「ものづくりの心」と「科学技術」を次世代に伝える
当社は、長年にわたって700種類を超す多種多様な製品を開発・製造してきました。その 歴史の中で育んできた「ものづくりの心」や「科学技術」を次世代に伝え、未来へと継承し ていくために、子どもたちを招いての実験教室など、さまざまな教育活動に取り組んでいき ます。
■社会貢献支出の推移
当社は、日本経団連が1990年11月に「1%クラ ブ」を設立した当初から「経常利益の1%以上を社会 貢献活動に支出する」という趣旨に賛同するとともに、
毎年、当社の社会貢献活動実績を報告しています。
■社会貢献活動事例
<地域貢献>
¡千鳥ヶ淵に太陽光発電を寄贈(本社)
¡第1回MHI小学生サッカー大会開催(原動機事業 本部)
¡三菱しんせんファクトリーツアー(神戸造船所)
¡三菱重工チャリティーコンサート(高砂製作所)
¡金沢区民女子ソフトボール大会開催(横浜製作所)
¡夏まつりで集めた募金・バザーの売上金を寄附(名古屋誘導推進システム製作所)
¡マッチングギフト(本社)
社会貢献支出分野別推移
注)・寄附金のほか、現物給付・社員による活動・施設開放等 を金額換算したものを含む。ただし、社員が個人的に行 う活動は含まない。
・2008年度社会貢献支出については算出中。
学術研究 教育 地域社会 スポーツ その他 計 対経常利益率
(単位:百万円)
(年度)
148 682 97 106 241 1,274 3.93%
2005
223 630 126 121 770 1,870 3.25%
2006
138 665 155 118 276 1,352 1.98%
2007
社会貢献活動方針
地域貢献 地域社会と共生し、
地域社会の発展に貢献する
次世代育成
「ものづくりの心」と
「科学技術」を次世代に伝える
《労働災害度数率》
100万延実労働時間あたりの労働災害による死傷者数で、災害発生の頻度を表した もの。休業1日以上の労働災害による死傷者数÷延実労働時間数×1,000,000 0.0
0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2
'01 '02 '03 '04
0.97 0.98 0.98 0.99 1.01
0.27 0.27 0.27 0.34 0.40
1.02
0.28 1.09
0.36
'05 '06 '07 '08
製造業 当社
(年)
1.12
0.31
労働災害度数率の推移 キャリア採用実績(単独)
H16年度 事技系 技能系 合計
38 2 40
H17年度 84 75 159
H18年度 257 230 487
H20年度 643 262 905 H19年度
437 273 710
(人)
次世代育成支援対策 推進法に基づく対策 を推進している企業 と厚生労働大臣から 認定されていること を示すマーク。
※次世代認定マーク
188
ⅩⅡ. CSR活動
(社会・環境活動)
187
Q株主・ビジネスパートナー・諸団体との関わりœ
■情報開示の充実により株主の皆様との信頼関係を大切にしています 三菱重工は株主の皆様との信頼関係を大切に考え、財務
的業績の安定・向上に加え、コミュニケーションの活性化 や情報開示の充実を図っています。
具体的には、株主の皆様から、特に御要望の多い「工場 見学会」を継続的に実施し、当社への御理解を一層深めて いただけるようにしており、また、海外投資家の皆様につ きましては当社ホームページにおいて英文により財務諸表、
決算説明会の説明資料の提供等、企業情報の開示に努めて います。
■ビジネスパートナー(サプライヤー)との信頼関係を大切にしています
当社ではサプライヤーを、共存共栄を目指す重要なビジネスパートナーと捉え、信頼関係 の構築に努めています。お客さまによりよい製品を提供し安心してお使いいただくことを実 現するためには、このビジネスパートナーの信頼と協力を得ることが不可欠であると考えて います。
調達活動においては常に「フェア」であること、特に、当社自身がフェアプレーを実践す ることが原点であると考えています。そのため、当社とビジネスパートナーは、互いの信頼 関係を育みつつも、公私の別を明らかにして、公正・公平な関係を構築しています。また、
調達プロセスを可視化し、定められたルールにのっとった透明な職務遂行を行っています。
さらに独占禁止法、下請代金支払遅延等防止法、建設業法等の関係法令を遵守した調達活動 を行うとともに、日頃から調達担当者に対するコンプライアンス教育を実施し、すべての調 達担当者が豊富な知識と高いモラルを持って業務に取り組むよう指導をしています。
また、ビジネスパートナーから得た情報(個人情報を含む)、図面、資料、ソフトウェア 等は、当社にとってもビジネスパートナーにとっても貴重な財産であるという認識のもと、
第三者への漏洩、目的外の使用等、貴重な財産を侵害することのないよう、厳重に秘密情報 を管理しています。
配当金について(直近4年間)
事業年度(期) 1株当たり配当金額 2005年度中間配当金
2005年度利益配当金 2006年度中間配当金 2006年度期末配当金 2007年度中間配当金 2007年度期末配当金 2008年度中間配当金 2008年度期末配当金
0円 4円 3円 3円 3円 3円 3円 3円
<次世代育成>
¡インターンシップ受入れ(全社)
¡親子でものづくり体験(冷熱事業本部)
¡こども体験学習会(長崎造船所、長崎研究所)
¡チャリティーオペラ(本社)
¡親子サマースクール(工作機械事業部)
¡ベトナムの大学で寄附講座開設(本社)
■グループ会社の社会貢献活動事例
¡震災時の橋梁点検(三菱重工鉄構エンジニアリング㈱)
¡地域の技術者育成に協力(三菱重工鉄構エンジニアリング㈱、長菱検査㈱、㈱検査研究 所、高菱検査サービス㈱)
¡テナント各社と団体献血協力などに共同参加(㈱田町ビルなど)
¡現地でのサッカー教室に協賛(Mitsubishi Caterpillar Forklift Asia Pte. Ltd.)
¡環境対策に配慮した石炭焚発電所見学会(Mitsubishi Power Systems (Thailand) Ltd. )
¡子どもの貧困救済のアートイベントに寄附(Mitsubishi Nuclear Energy Systems, Inc.)
■自然災害被災地復興への支援
当社は国内外の各地で発生した大規模災害に対して、人道的見地から積極的な復興支援に 取り組んでいます。
最近では、2009年4月に発生した地震で深刻な被害を受けたイタリア中部アブルッツォ 州の一刻も早い復興に役立てていただくために、義援金を寄附しました。
近年の主な支援実績
2009年 2008年
2007年 2006年
イタリア中部地震 岩手・宮城内陸地震 中国四川省地震 ミャンマー南部サイクロン 中国南部雪災害 新潟県中越沖地震 能登半島地震 インドネシアジャワ島中部地震
254 200 21,000 300 150 1,000 100 1,000
寄附 寄附 寄附 寄附 寄附 寄附 寄附
ポータブル発電機寄贈・寄附
災 害 支援規模
(単位:万円) 支援内容
時期
2005年
2004年
パキスタン北部地震 米国南部ハリケーン 中国遼寧省台風被害 スマトラ沖大地震・津波 新潟県中越地震 新潟豪雨災害 福井豪雨災害 イラン南東部大地震
500 3,000 44 2,778 1,000 100 100 800
寄附 投光機寄贈・寄附 寄附 寄附 寄附 寄附 寄附
ポータブル発電機寄贈・寄附
災 害 支援規模
(単位:万円) 支援内容
時期