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ることが  できます 

 

  売

ります  →    売

る  →    売

ることが  できます    買

います  →    買

う  →    買

うことが  できます    吸

います  →    吸

う  →    吸

うことが  できます   

  ・使

つ か

った物

も の

を  売

ることが  できます。 

  ・ここで  たばこを  吸

うことは  できません。  

 

3.行

きたいです 

 

きます  →    行

きたいです  買

います  →    買

いたいです 

 

・リサイクル・ショップへ  行

きたいです。 

5 頁関連の文法紹介:

文法への気づき促進

(6ページ目)

漢字・かんじ   

1.曜日(ようび) 

 

               

日 月 火 水 木 金 土 

にち        げつ      か      すい      もく      きん      ど         

             

2.可燃(かねん)ごみ、不燃(ふねん)ごみ   

燃    =  火+然  燃えます   

ねん        も            

可  

:〜できます       可燃ごみ

  か      か  ねん 

:〜ません   不燃ごみ

ふ      ふ    ねん   

☆「可

」、「不

」がつく漢

か ん

のことばを知

っていますか。 

課に関連する漢字紹介:

漢字への興味・認識力を高める

(7ページ目)

情報・じょうほう・information・情报・Informação・Informacion    

* ごみのカレンダーは、市

や く

し ょ

2階

か い

の清

せ い

そ う

にあります。英

え い

、 中

ちゅう

ご く

、ポルトガ ル語

、スペイン語

でごみの捨

て方

か た

の詳

く わ

しい説

せ つ

め い

もあります。相

そ う

だ ん

は、月

げ つ

よ う

の 1 時

〜5時

に外

が い

こ く

じ ん

そ う

だ ん

ま ど

ぐ ち

へ(市

や く

し ょ

2階

か い

)。 

 

*自

か い

では、廃

は い

ひ ん

か いしゅう

収 といって、新

し ん

ぶ ん

、雑

ざ っ

、ダンボール、 牛

ぎゅうにゅう

乳 パックなど を集

あ つ

めます。集

あ つ

めたものは、トイレットペーパーなどに再

さ い

せ い

されます。店

み せ

でも、リサイ クルができるところがあります。集

あ つ

めるものは、店

み せ

によって違

ち が

います。 

 

* The garbage pick-up calendar is available on the 2nd floor in the City Hall. Detailed information on how to separate garbage is also provided in English, Chinese, Portuguese, Spanish. Consultation is available on Mondays from 1p.m. to 5p.m. at the Foreign Residents Desk on the 2nd floor.

* The residents’ association gathers newspapers, magazines, cardboard boxes and milk cartons etc., for recycling into toilet paper etc. Some stores also gather some items for recycling.

* 在市役所二楼可以领取到有关垃圾的日历。里 面用英语、汉语、葡萄牙语、西班牙语详细介 绍有扔垃圾的方法。

* 咨询请于星期一下午 1 点〜5 点到外国人咨询窗 口(市役所 2 楼)。 

  自治会回收报纸、杂志、纸盒箱、牛奶盒子,又 叫废品回收。收集到的东西,将再生成手纸等物 品。有些店铺也进行回收利用,根据店铺不同,

回收的东西也不一样。 

O Calendário de coleta de Lixo está disponível no Divisão de Limpeza no 2º andar da prefeitura de Maebashi. Contem explicações detalhadas sobre como separar o Lixo para jogar, em ingles, chines, portugues e espanhol.

As consultas podem ser feitas no guichê de consultas para estrangeiros, nas segundas-feiras, das 13:00 às 17:00 horas, no 2º andar da Prefeitura.

* O JICHIKAI também realiza coleta de Lixo Reciclável como jornais, revistas, embalagem de leite. O material recolhido é reciclado como papel higiênico. Existem lojas que também fazem este tipo de recolhimento. O material que recolhe varia de loja para loja.   

El calendario de la basura lo puedes encontrar en la seccion de limpieza del segundo piso de la municipalidad.  Hay también la explicación detallada de las maneras de botar la basura. Las consultas que tengas las puedes hacer en el consultorio para los extranjeros, los días lunes de una a cinco de la tarde. (Segundo piso de la unicipalidad).

*  La Asociación de Habitantes, realiza lo que se llama, el retiro de los objetos de desecho,reuniendo los periódicos, las revistas, las cajas de cartón, los envases de papel de la leche, etc.. Con los objetos reunidos se reacen en papeles higiénicosy  otros.  En las tiendas también, hay lugares en los que pueden reciclar. Según las tiendas, los objetos recolectados para el reciclaje, son diferentes.

多言語生活情報頁:

公的サービスへのアクセス/

生活行動を容易にするために

(8ページ目)

4-2-2  理論的背景

  ここでは、素材集の内容に関る理論的背景に関して下記の4項目を述べる。なお、各ペ ージにおける特徴を述べた部分は、前掲のプロトタイプを参照されたい。

(1)ニーズへの対応と当事者性の発揮

既に述べたように、外国人は異なる質のニーズを同時に抱えており、ニーズの特定は本 人であっても容易でない。そこで、素材集では多くの写真とイラストを用いることによっ て、外国人参加者が自身の必要性を顕在化させて、日本語で伝えられなくてもボランティ アに指し示すことで、本人にとって意味のある項目を活動の俎上にあげることができるよ うにした。モジュール型であることで、外国人参加者のその時々のニーズに応じた活動が 可能になる。

このように外国人参加者が自身にとって意味があると思う活動を行なうことは、第二言 語習得をも促進すると考えられた。学習の発展は学習者にとって、「その重要性(意義)が 感知されているときに限られる」(佐伯 1998:11)。また、川上(2008:17)は、「実践 に関る他者との関係の中で学習者にとって意味のあるものとして認識されたとき教材が教 材たりうる」こと、そこに学習者の主体的な学びが生まれることを指摘する。本研究にお いても、素材集を用いることによって意味のある活動が行なわれ、そこに外国人参加者の 主体的な日本語学習への取り組みが促進されることが期待できる。

さらに、外国人参加者からの問題提起によって社会変革を考えていく点でも意義がある。

外国人の問題提起を出発点とした活動には、フレイレ(1979)の課題提起型教育を第二言 語としての英語教育に応用したWallerstein(1983)の実践がある。野元(2001)はそれ を基に課題提起型日本語教育の体系化を試みている。本提案もそうした考えを支持するも のであり、外国人参加者の問題提起から始まる活動は、ボランティアにとっては相手に対 する理解を深め、社会の問題を考える契機につながり、それが多文化共生社会の創造を目 指していくうえでの一歩になると考える。

(2)生活場面上の行動支援

写真やイラストの活用によって、日本語能力に関らず生活場面での行動の流れが視覚的

に理解できる16。また、外国人が早期に生活上の諸問題を自己解決できるよう、主に地域 の公共サービス・支援・活動を紹介する多言語(ルビ付き日本語、英語、中国語、スペイ ン語、ポルトガル語)での情報提供ページ(8 ページ目)を設けた。さらに、生活の質の 向上には口頭能力のみならず識字能力が欠かせないため(朝倉 1999)、場面で行動を行な う上で最低限必要な読み取りや記入物を実物やそれに近い形で提示した。

(3)言語知識の学習

成人の言語習得には、自然なやりとりを通した無意識的な習得と、意識的な学習の両方 が必要とされる(Krashen 1985)。そこで、文法ページ(5ページ目)を設けて文法学習 への意識化の契機とした。また、これまでの地域日本語活動用教材等ではほとんど取り上 げられてこなかった漢字学習(7 ページ目)を取り入れた。漢字の習得は多くの非漢字圏 出身者にとって困難を感じさせる一方で、漢字を知らないことから生じる問題は、医療な ど生命に関るものを含めて日常生活の広い領域にわたる(金子 2001)。そこで、素材集で は場面との関連が強く目にしやすい漢字を選び、イラストを活用しながら、①漢字が表意 文字であること、②部首などを手掛かりにして字体を一定の型で捉えることが可能なこと を紹介した。これらによって、まず漢字への興味を高め、学習することに対する不安感の 軽減につながると考えた。

(4)自律学習

一般に第二言語の習得には長期間を要する。そのため、外国人が自ら学習を計画できる ように地域で可能な日本語学習教材の入手方法や閲覧方法、さらに自らのアイデンティテ ィを保持しつつ社会に参加しながら学習機会を増やすためのストラテジーを紹介した。例 えば、公民館活動に参加する、周りの人たちに自分が得意なことを教えるなどである。こ うした活動の場の外での言語学習ストラテジーについては、オーストラリアの成人移民英 語教育用に開発された『English Language Handbook for Speakers of Japanese  英語学 習のハンドブック日本語版』(Brassil, et al. 2002)が参考になった。地域日本語活動は多 くの場合が1週間に90分から2時間程度である。よって、活動の場だけが日本語学習機

16 写真やイラストの効果には、取り組む意欲を高め、動機付けを強化したり、活動を活気づける(石田

1988:223-230)他、場面理解を促進し、記憶を強化する点での効果もある(窪田 1989:119)。素材

集では、各課の1ページと2ページ目では、写真とイラストをカラーにしており、より高い効果が期 待される。

会ではないことに気づき、外国人の自律的学習を可能にする環境作りやストラテジーの重 要性を認識することは、学習支援者でもあるボランティアにとっても必要である(宮崎 1999)。

4-3  本章のまとめ

  本章は、先行研究(第2章)で行なった参加者間の相互学習の促進を意図した地域日本 語活動の実践提案と地域活動用教材の分析結果に基づき、市民ボランティアが誰でも活動 の媒介物として用いることのできるような教材について検討を行なった。そして、公開さ れている調査データも活用して、外国人の当事者性を重視した具体的内容を検討した。十 分な多言語対応がなされるに至っていない地域社会では、同じ生活者であるボランティア が隣人として外国人の十全な社会参加を支援できることが必要である。同時に、両者の交 流による学び合いでは、単におしゃべりだけでなく外国人参加者のアイデンティティが表 出できることや、被支援者に留まらない役割が担えるような工夫が求められることがわか った。また、日本語が問題となって、生活に必要な実質行動上の困難があることもわかっ た。そこで、モジュール形式「生活場面シラバス+交流の話題・タスク」の素材集という 方向性を導いた。それによって、ボランティアは外国人参加者のニーズに柔軟に対応でき 地域社会への十全的参加を支援できること、また、外国人参加者とボランティア間の交流 を通した相互学習が生まれること、それらを通してNNSにとって日本語の習得が促進さ れることを期待した。そして、素材集のプロトタイプを提示し、理論的背景として(1)

ニーズへの対応と当事者性の発揮、(2)生活場面上の行動支援、(3)言語知識の学習、

(4)自律学習について述べた。

第6章・第7章では、本章で提案した素材集を実践の場で検証し、活動の参加者及び実 態について学びを中心に理解し、かつ活動改善を行なう上での知見を得ていく。続く第 5 章では、そのための研究方法を述べる。

ドキュメント内 ボランティアによる地域日本語活動の (ページ 65-200)

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