吉岡町議会議長、近藤 保様。
群馬県渋川市石原1629-1、群馬県教職員組合北群馬支部、支部長、岩﨑健児。
紹介議員、齋木輝彦。
義務教育国庫負担制度を2分の1復元をはかるための、2015年度政府予算に係る意 見書採択の要請について。
請願趣旨・理由。
子供たちが全国どこに住んでいても、機会均等に一定水準の教育を受けられることが憲 法上の要請です。しかし、日本は、OECD諸国に比べて、1学級当たりの児童生徒数や 教員1人当たりの児童生徒数が多くなっています。一人一人の子供に丁寧な対応を行うた めには、一クラスの学級規模を引き下げる必要があります。2014年度政府予算では、
小学校1年生、 2年生と引き続いてきた35人以下学級の拡充が予算措置されていません。
社会状況の変化により学校は、一人一人の子供に対するきめ細かな対応が必要となって います。また、新しい学習指導要綱により、授業時数や指導内容が増加しています。日本 語指導などを必要とする子供たちや障害のある子供たちの対応も課題となっています。い じめ、不登校など生徒指導の課題もあります。こうしたことの解決に向けて、少人数学級 の推進などの計画的な定数改善が必要です。
また、幾つかの自治体においては、厳しい財政状況の中、独自財源による30人から3 5人以下学級が行われています。このことは、自治体の判断として少人数学級の必要性を 認識していることのあらわれであり、国の施策として財源保障すべき必要があります。さ らに、文部科学省が実施した「今後の学級編制、教職員定数に関する国民の意見募集」で は、約6割が小中学校の望ましい学級規模として26人から30人を挙げています。国民 も30人以下学級を望んでいることは明らかです。
三位一体改革により、義務教育費国庫負担制度の負担割合が2分の1から3分の1に引 き下げられました。その結果、自治体財政が圧迫され非正規職員もふえています。子供た ちが全国どこに住んでいても、一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請です。
子供の学ぶ意欲、主体的な取り組みを引き出す教育の役割は重要であり、そのための条 件整備が不可欠です。こうした観点から、2015年度政府予算編成において下記事項が 実現されるよう、地方自治法第99条の規定に基づき国の関係機関への意見書提出を請願 いたします。
記
1、教育の機会均等と水準の維持向上をはかるため、義務教育費国庫負担制度の国負担 割合を2分の1に復元すること。
以上です。
議 長(近藤 保君)
紹介議員の趣旨説明が終わりました。
紹介議員に対し質疑ありませんか。
〔「なし」の声あり〕
議 長(近藤 保君)
質疑なしと認め、質疑を終結します。
この請願は、11月28日に行った議会運営委員会の後、12月2日付で受理した案件 でございますので、委員会付託に対しお諮りいたします。
請願第5号 義務教育費国庫負担制度の2分の1復元をはかるため、2015年度政府 予算に係る意見書採択の要請については、文教厚生常任委員会へ付託したいと思います。
これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
議 長(近藤 保君)
異議なしと認めます。
よって、請願第5号は文教厚生常任委員会へ付託することに決しました。
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散 会
議 長(近藤 保君)
以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。
これにて散会します。
ご苦労さまでした。
午後1時23分散会
平成26年第4回吉岡町議会定例会会議録第2号
平成26年12月9日(火曜日)
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議事日程 第2号
平成26年12月9日(火曜日)午後9時30分開議 日程第 1 一般質問(別紙一般質問表による)
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本日の会議に付した事件
議事日程に同じ
出席議員(16人)
1番 飯 島 衛 君 2番 金 谷 重 男 君
3番 岩 﨑 信 幸 君 4番 平 形 薫 君
5番 山 畑 祐 男 君 6番 栗 田 俊 彦 君 7番 宇都宮 敬 三 君 8番 馬 場 周 二 君 9番 石 倉 實 君 10番 小 池 春 雄 君 11番 岸 祐 次 君 12番 小 林 一 喜 君 13番 神 宮 隆 君 14番 齋 木 輝 彦 君 15番 南 雲 吉 雄 君 16番 近 藤 保 君
欠席議員 なし
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説明のため出席した者
町 長 石 関 昭 君 副 町 長 堤 壽 登 君
教 育 長 大 沢 清 君 総 務 政 策 課 長 森 田 潔 君 財 務 課 長 小 渕 莊 作 君 町 民 生 活 課 長 大 井 力 君 健 康 福 祉 課 長 福 田 文 男 君 産 業 建 設 課 長 冨 岡 輝 明 君 会 計 課 長 守 田 肇 君 上 下 水 道 課 長 南 雲 尚 雄 君 教育委員会事務局長 大 澤 弘 幸 君
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事務局職員出席者
事 務 局 長 大 井 隆 雄 主 任 青 木 史 枝
開 議
午前9時30分開議
議 長(近藤 保君)おはようございます。
これより本日の会議を開きます。
ただいまの出席議員は16名で、定足数に達しております。
本日と明日の両日、一般質問を行います。
通告のあった8人のうち、本日は4人の通告者の一般質問を行います。
これより、お手元に配付してあります議事日程(第2号)により会議を進めます。
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日程第1 一般質問
議 長(近藤 保君)
日程第1、一般質問を行います。
14番齋木輝彦議員を指名します。齋木議員。
〔14番 齋木輝彦君登壇〕
1 4 番(齋木輝彦君)
改めましておはようございます。1番ということで少し緊張をしておりま す。
きょうは大きく3点について質問をしていきたいと思いますが、よろしくお願いいたし ます。
まず、治安・防犯対策についてということで質問をいたします。
事件、事故のない日はありません。新聞にも詐欺事件、振り込め詐欺のない日は、報道 のない日はありません。金額も100万円単位から1,000万円を超える高額になって いる人もいるようです。言葉巧みに仕組みだましていくのでしょうが、昨年、全国で25 年度、489億円、本年は500億円を超えるようです。1日平均1億4,000万円と なる計算です。最近では「電子ギフト詐欺」まで、警察や金融機関は盛んに防止対策を叫 んでいますが、減少する傾向にはありません。被害者も振り込め詐欺があるのは知ってい ながら被害に遭ってしまうと。だまし方が上手なのだと思いますけれども、もっともっと 防止に向けて啓発活動が必要でしょう。だまされたほうはだまされただけでは済まない大 変な問題だと思います。
犯罪はほかにも殺人、強盗、侵入盗、暴行、ストーカー、車上狙い、自販機の器物破損、
万引き、盗撮、性犯罪、ネット、薬物・危険ドラッグによる犯罪等、考えも及ばない事件 までさまざまです。
最近の事件の加害者は、相手は誰でもよかったというようなことも聞きますが、被害に 遭う者はたまったものではありません。
社会環境の変化から住宅事情が変わり、隣の人がどこから来て、何をしているのかわか
らない、残念ながら少し人間不信な不透明な社会になってきているのも現実ではないでし ょうか。
町の自治会活動にあっても、近所のおつき合いで加入が32.6%、特に活動していな いのが43.8%、データから見ると人口は増加しているが、近所の触れ合い、交流、コ ミュニティーが多くなっているとは思えません。防犯上の見地から見ても好ましくないと 思います。防犯への啓発活動はもっと必要であり、地域のコミュニティーがもっともっと 必要ではないでしょうか。事件を未然に防ぐために地域ぐるみでの対策が必要ではないで しょうか。
事件を起こす犯人がいずれにいるのか、どこから来るのかわかりませんが、交通網の発 達により複雑巧妙化しています。
防犯対策は、自分たちの地域・町が一体となり考える必要があります。外出のときは施 錠する、また長くなるようなら隣に一声かけることも必要だと思います。みずからの安全 はみずから守る意識の高揚は、身を守る知識を得るのも大切であろうと思います。
町も防犯灯をLEDにかえながら、今後も要望箇所等に取りつけていくようですが、防 犯パトロールも行われていますが、青パトで下校時には職員が、また防犯委員会などと協 力して実施しているようですが、防犯対策には警察と連携しながら進めているでしょうが、
犯罪は増加傾向と聞きます。
本年、吉岡でもこの1月から8月まで77件のさまざまな事案が発生しています。9月 には女性への抱きつき事件、また町でもこの役場駐車場で3件の車上狙い、特に9月17 日もありましたね。
これらを踏まえて、今の町の治安状況をいかに捉えているのかをお伺いをしたいと思い ます。また、多様な事案への未然防止の対処について、自治体としてできることは何か、
このことをまずお伺いしたいと思いますが、よろしくお願いをいたします。
議 長(近藤 保君)
石関町長。
〔町長 石関 昭君登壇〕
町 長(石関 昭君)