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高機能版ActiveXコントロールリファレンス

ドキュメント内 visual C++によるGP-IB入門書 (ページ 94-100)

第 6 章  GP-IBリファレンス 88

6.3  高機能版ActiveXコントロールリファレンス

1. メソッド一覧

以下に高機能版ActiveXコントロールの一覧表を示します。

No メソッド名 操作内容 コントローラ 非コントローラ

1 object.Open 指定番号のI/Oモジュールをオープンします。

2 object.Close 指定番号のI/Oモジュールをクローズします。

3 object.SetIfc 指定番号のI/OモジュールからIFC信号を送出しま

す。

4 object.SetRen 指定番号のI/OモジュールREN信号を有効にしま

す。

5 object.SetDeviceRemote 指定番号のI/Oモジュールから機器をリモート

モードに設定します。

6 object.ExecDeviceTrigger 指定番号のI/Oモジュールからデバイストリガを

実行します。

7 object.ExecDeviceClear 指定番号のI/Oモジュールから全機器に対してデ

バイスクリアを実行します。

8 object.ExecSelectDevClr 指定番号のI/Oモジュールから指定機器に対して

デバイスクリアを実行します。 9 object.SetDeviceLocal 指定番号のI/Oモジュールから機器をローカル

モードに設定します。

10 object.SetLocalLockout 指定番号のI/Oモジュールから機器をローカルロ

ックアウトに設定します。

11 object.SetRemoteLockout 指定番号のI/Oモジュールから機器をリモートロ

ックアウトに設定します。

12 object.ExecPassControl 指定番号のI/Oモジュールから機器に対してパ

ス・コントロールを実行します。 13 object.SetSysController 指定番号のI/Oモジュールのシステムコントロー

ラを要求または解除します。

14 object.GoStandby 指定番号のI/Oモジュールをコマンドモードから

データモードへ遷移させます。 15 object.GoActiveController 指定番号のI/Oモジュールをデータモードから

コマンドモードへ遷移させます。

No メソッド名 操作内容 コントローラ 非コントローラ 16 object.ExecSpoll 指定番号のI/Oモジュールからシリアルポーリン

グを実行します。

17 object.ExecPpoll 指定番号のI/Oモジュールからパラレルポーリン

グを実行します。

18 object.ConfigPpoll 指定番号のI/Oモジュールから指定機器に対して

パラレルポール応答条件を設定します。 19 object.UnconfigPpoll 指定番号のI/Oモジュールから指定機器に対して

パラレルポール応答条件を解除します。 20 object.WriteBusCommand 指定番号のI/Oモジュールからバスコマンドの送

出を行います。

21 object.WaitSignal 指定番号のI/Oモジュールにて事象変化検出を待

ちます。

22 object.MasterSend 指定の計測機器へデータを送信します。

23 object.SlaveSend データを送信します。

24 object.MasterReceive 指定の計測機器からデータを受信します。

25 object.SlaveReceive データを受信します。

26 object.GetData 受信したデータを受信バッファより取得します。

27 object.GetStatusCode 現在のバス・ステータスを取得します。

28 object.SlaveSetSrq 指定番号のI/OモジュールからSRQ信号の送出を

行います。

29 object.SlaveSetIst 指定番号のI/Oモジュールに対してパラレルポー ル応答フラグ(リモートコンフィグレーション)を 設定します。

30 object.SlaveSetPp2 指定番号のI/Oモジュールに対してパラレルポー

ル応答フラグ(ローカルコンフィグレーション)を 設定します。

31 object.ShowProperty プロパティページを開きます。

2. プロパティ一覧

以下に高機能板ActiveXコントロールのプロパティ一覧表を示します。

No プロパティ名 コントローラ 非コントローラ

1 object.BoardNo I/Oモジュールアクセス番号

2 object.IsMaster マスター/スレーブ状態取得

3 object.TransferTimeOut データ転送タイムアウト

4 object.StbRecvTimeOut STB受信タイムアウト

5 object.WaitSignalTimeOut 事象変化検出待ちタイムアウト

6 object.DeviceNameXx GP-IB機器識別名 -

7 object.SendDelimiterXx 送信デリミタ -

8 object.RecvDelimiterXx 受信デリミタ -

9 object.SlaveSendDelimiter スレーブ用送信デリミタ -

10 object.SlaveRecvDelimiter スレーブ用受信デリミタ -

11 object.DeviceAddressXx GP-IB機器アドレス -

12 object.Device2ndAddressXx GP-IB機器2次アドレス -

13 object.MyAddress マイアドレス

14 object.SecondaryAddress 2次アドレス

15 object.SendBufferSize 送信バッファサイズ

16 object.RecvBufferSize 受信バッファサイズ

17 object.CheckSrq SRQ受信有効/無効フラグ -

18 object.CheckStb シリアルポーリングされたか否かのフ

ラグ -

19 object.DataTransferMode データ入出力方式設定

20 object.AsyncTransfer 同期/非同期データ転送設定

21 object.NrfdBusLineWait GP-IBバスNRFD信号ライン待ち信号

3. イベント一覧

以下に高機能ActiveXコントロールのイベント一覧表を示します。

No イベント名 コントローラ 非コントローラ

1 object.SrqEvent SRQ信号が有効になると呼び出されます。 -

2 object.ReceiveFinish データ受信が完了すると呼び出されます。

3 object.SendFinish データ送信が完了すると呼び出されます。

4 object.ErrorEvent 各コマンド/データ転送エラー検出時に呼

び出されます。

4. 戻り値一覧

以下に高機能ActiveXコントロールのメソッド戻り値一覧表を示します。

戻り値  内  容  対処方法 

7 ステータスバイトはコントローラへ通知済み です。

- 6 まだ、シリアルポーリングは実行されていま

せん。

-

5 SRQ信号は無効です。 -

4 SRQ信号は有効です。 -

2 EOIを検出してデータ受信を終了しました。

指定したデリミタではなく、EOI信号の検出に よりデータ受信を終了しました。

正常終了です。

1 指定された受信データ長に達してデータ受信 を終了しました。

データ受信時に指定した受信データ長に達して終 了しました。この状態ではデリミタは検出されてお りません。デリミタが有効な状態でデータ送受信を 行っている場合には、引き続きデータ受信処理を実 行する必要があります。

0 正常終了

-1 I/Oモジュールアクセス番号が違います。

コントロールパネルで指定されたI/Oモジュー ルアクセス番号以外のI/Oモジュールを指定し ました。

すでに初期化済のI/Oモジュールに対して再初 期化を行おうとしました。

・または初期化が行われていないI/Oモジュー ルに対して制御を行おうとしました。

0〜15以外の番号を指定しました。

コントロールパネルで設定したPCI-430xのI/Oモジ ュール番号設定と、BoardNoプロパティの値が一致 しているか、ご確認ください。

-4 スレーブモードでは使用できません。

スレーブモードにおいて、マスタモードでの み使用可能なメソッド、プロパティを呼び出 しています。

コントロールパネルで設定したPCI-430xのマス ター/スレーブ設定をご確認ください。

-5 マスタモードでは使用できません。

マスタモードにおいて、スレーブモードでの み使用可能なメソッド、プロパティを呼び出 しています。

コントロールパネルで設定したPCI-430xのマス ター/スレーブ設定をご確認ください。

-6 マスタ/スレーブ両方の指定はできません。

WaitSignalメソッドにてマスタのみとスレーブ のみの両方の事象変化検出設定を行おうとし ました。

WaitSignalメソッドの第1引数の値をご確認くだ さい。

戻り値  内  容  対処方法 

-7 バスコマンドの送出に失敗しました。 SetIfcメソッドを実行しているかご確認ください。

計測機器のコマンドレスポンスが極端に遅いこと が考えられます。コントロールパネルのバスコマン ド送出タイムアウト時間を増やしてご確認くださ い。

OS上では未使用となっているが、ハード的にGP-IB I/Oモジュールの使用割込みレベルと他のデバイス とが重なっている場合があります。別の空きIRQレ ベルに変更してご確認ください。

-8 検出する事象コードがセットされておりませ ん。

WaitSignalメソッドに有効な事象変化検出コー ド が 設 定 さ れ て い な い に も 関 わ ら ず 、 WaitSignal’メソッドを実行しようとしまし た。

WaitSignalメソッドの第1引数の値をご確認くだ さい。

-9 シリアル・ポーリングにも関わらずSRQ送 出元を検出できませんでした。

機器からSRQ信号が送出されているか、またSRQを 送出する設定になっていることをご確認ください。

-10 STB受信時にタイムアウトが発生しました。

機器からのステータス・バイトが指定した時 間内に受信できませんでした。

StbRecvTimeOutプロパティにて、「STB応答時間」

を大きくしてみてください。

-11 シリアルポーリング時に有効なステータス・

バイトが取得できませんでした。

RQSビット(bit6) =1のステータス・バイトが受 信できませんでした。

機器からSRQ信号が送出されているか、またSRQを 送出する設定になっていることをご確認ください。

-12 データ受信に失敗しました。

以下の要因が考えられます。

他の機器もしくは非同期転送中により、GP-IB バスが占有中である場合

非同期入出力の完了を待つようにしてください。

-13 データ送信に失敗しました。

以下の要因が考えられます。

送信したデータが接続機器側で受信されなか った

存在しないGP-IBアドレスを指定している

ケーブル接続、全ての機器の電源が入っているか、

ケーブル長はGP-IBの規格を守っているか等を確認 してください。

DeviceAddress1〜DeviceAddress32の各プロパティの 設定値が存在する機器アドレスであることを確認 してください。

-14 タイムアウトが発生しました。

送受信時に指定時間内にデータ転送が終了し ませんでした。以下の要因が考えられます。

指定したデータ長に対するデータ転送時間が タイムアウト時間より長いことが考えられま す。

送受信中に機器からの応答が何らかの要因で なくなった場合。

指定時間を経過しても、デリミタが受信でき なかった場合。

・OS上では未使用となっているが、ハード的に GP-IB I/Oモジュールの使用割込みレベルと他 のデバイスとが重なっている。

TimeOutTransferプロパティにて、送受信タイムアウ ト時間を長くしてください。

計測機器とデリミタが一致していることを確認し てください。

別の空きIRQレベルに変更して動作確認してくださ い。

-15 タイムアウトで終了しました。

WaitSignal’メソッドにおいて、

’WaitSignalTimeOut’プロパティで指定した時 間内に事象変化が検出できませんでした。

WaitSignalTimeOutプロパティにて、事象変化検出タ イムアウト時間を大きくしてください。また、機器 設定も併せてご確認ください。

ドキュメント内 visual C++によるGP-IB入門書 (ページ 94-100)