Windows Server 2012 Hyper-V 徹底解説
高可用性
データセンターやクラウドの障害、災害対策
Hyper-V レプリカ NIC チーミング Hyper-V クラスタリ
増分バックアップ ング
増分バックアップ
•
バックアップ 時間の短縮•
バックアップ ディスクの節約•
ネットワーク帯域幅の節約利点
•
仮想ハードディスクの増分バックアップ• VSS 対応
•
仮想マシンにエージェントは不要仮想マシンのバックアップ オプション
増分バックアップ
完全バックアップに見えるけど…
+ 0.22GB
Hyper-V レプリカ
•
障害発生時、短時間でレプリカを起動して回復利点
•
プライマリからレプリカ サーバーへ仮想マシンを複製•
複数の回復ポイントをサポート•
フェールオーバー、計画的フェールオーバー、テスト フェールオーバー•
レプリカの反転•
フェールオーバー TCP/IP仮想マシンの災害対策オプション
Hyper-V レプリカ
• Hyper-V ホスト クラスターで構成
•
複数のレプリカサーバーを単一のクラスター名 (クラス ターIP) で束ねる•
レプリケーション先はブローカーが “仲介”•
レプリケーションの冗長化 (プライマリはホストでもクラス ターでも)• Hyper-V ホスト クラスターのリモート拠点に
Hyper-V レプリカ ブローカー
NIC チーミング
• RSS (Receive-Side Scaling) 対応 NIC × 2 以上
• 最大 32 NIC/チーム
• サードパーティのチーミング ソリューション不要
• NIC Teaming UI (サーバー マネージャーから)
OS 標準の NIC チーミング
• 複数のネットワーク アダプターを束ね、
• 負荷分散でネットワークのスループットを向上し、
• リンク障害に対する冗長性を提供
NIC チーミングとは
NIC チーミングのモード
• Address Hash
→ ハッシュ アルゴリズム で利用可能な NIC 間で負荷分散
ソース /宛先 MAC、ソース/宛先 IP、ソース/宛先 TCP ポートのハッシュ
• Hyper-V Port
→ 仮想マシンの MAC アドレスではなく、仮想スイッチのポートで負荷分散
負荷分散モード
• スイッチに依存しない
• スイッチに依存する → チーム メンバーは同じスイッチに接続
• 静的チーミング → IEEE 802.3ad draft v1
• LACP (Link Aggregation Control Protocol ) → IEEE 802.1ax
チーミング モード
NIC チーミングと Hyper-V
• Hyper-V 仮想スイッチのスループット向上と冗長化
※ SR-IOV 使用時、仮想スイッチをバイパスするので冗 長化されない!!
NIC チーミングを使用した仮想スイッチ
NIC チーム
NIC チーム VM VM
VM 仮想スイッチ
複数の仮想 NIC で NIC チーミング
• 仮想マシンの複数 NIC による NIC チーミング
※ SR-IOV との共存可能
※ MAC スプーフィングの有効化が必要
※ 静的/LACP モードには非対応
※ Hyper-V ポート モードには非対応
Hyper-V クラスタリング
•
最大 64 ノード、4,000 仮想マシン•
アプリケーションと ETW の監視• CSV の BitLocker 暗号化
•
クラスター対応更新強化点
•
ハードウェア障害に対して仮想マシンをフェー ルオーバー (別ノードでリセット) してサービス を継続•
ライブマイグレーションの必須要件ではないが、短時間で完了という利点あり
Hyper-V ホスト クラスターの役割
Hyper-V クラスタリング
クラスター対応更新
Hyper-V クラスタリング
Hyper-V ホスト クラスター スケールアウト ファイル サーバーの共有に仮想マシンを配置
Hyper-V クラスタリング
Windows Server 2008 R2 の CSV 1.0 Windows Server 2012 の CSV 2.0
Hyper-V クラスタリング
•
仮想ファイバ チャネル※ これまでは iSCSI 接続または SMB ベースの共有ストレージ
強化点
•
仮想マシンのゲストどうしのクラスターHyper-V ゲスト クラスター
まとめ (られるかな)
Windows Server 2012 Hyper-V 徹底解説
Windows Server 2012 Hyper-V は、よりダイナミックな仮想化プラットフォームに!!
まとめ
よりセキュアなマルチ
テナント環境 フレキシブルなインフ ラストラクチャ
スケーラビリティ, パ フォーマンス, 集約
率 高可用性
参考情報: ゲスト OS のサポート
Guest OS Windows Server 2008 R2 SP1 Hyper-V Windows Server 2012 Hyper-V
Windows Server Windows Server 2012 × ○
Windows Server 2008 R2 SP1 ○ ○
Windows Server 2008 SP2 ○ ○
Windows Server 2003 SP2/2003 R2
SP2 ○ ○
Windows 2000 Server SP4 2010/7/13 終了 ×
Windows Desktop Windows 8 × ○
Windows 7 ○ ○
Windows Vista SP2 ○ ○
Windows XP x86 SP3/x64 SP2 ○ ○
Linux CentOS 6.0 – 6.2 ○ (Linux IS v3.3) ○ (Linux IS v3.3)
Cent OS 5.5-5.7 ○ (Linux IS v2.1) ×
Ret Hat Enterprise Linux 6.0 – 6.2 ○ (Linux IS v3.3) ○ (Linux IS v3.3)