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食中毒発生時の対応について

ドキュメント内 <4D F736F F D B68AC7979D837D836A B C8E862E646F63> (ページ 31-34)

ウ 手洗いの励行など、健康管理の注意事項

エ 食中毒に罹患している児童生徒、その家族に対し差別偏見等による不当な扱いをしないよ うにすること。

【教育委員会の対応】

学校において食中毒が集団発生したり、その疑いがあるとき、教育委員会は速やかに次のよう な措置を講じること。

① 校長から食中毒の集団発生、あるいはその疑いがあるとの通報を受けた時は、市町組合教育 委員会は教育事務所を通じて県教育委員会に、県教育委員会は文部科学省に報告するとともに、

担当者を学校に派遣するなどして、有症者の発生状況など、早急に実態の把握に努めること。

また、報告は終焉まで継続的に行うこと。

【共同調理場方式の場合】

共同調理場方式をとる市町組合教育委員会においては、1つの学校から前述のような報 告があった場合には、同一共同調理場の受配校の状況を調査した上で、関係機関へ報告す ること。

学校給食が原因である可能性がある場合には、共同調理場は市町組合教育委員会の指示

【県教育委員会への提出資料】

市町組合教育委員会は、①~⑭を速やかに提出すること

① 学校(共同調理場)における食中毒等発生状況報告(→P.100)

② 献立表(使用食品を記載したもの)2週間分

③ 学年毎の児童生徒数と教職員の患者数の状況(毎日)

④ 調理作業工程表

⑤ 作業動線図

⑥ 温度記録簿(加熱・冷却中心温度、調理室内、冷凍冷蔵庫温度等)

⑦ 給食用物資検収簿

⑧ 学校給食従事者の検便結果

⑨ 学校給食従事者の個人毎の健康記録簿

⑩ 学校給食日常点検票

⑪ 発生の経過を時系列にまとめたもの

⑫ 健康福祉事務所(保健所)の指示事項

⑬ 調理室の平面図

⑭ 保存食記録簿

報告様式「学校(共同調理場)における食中毒発生状況報告」

平成21年4月1日付け 21文科ス第6010号「学校給食衛生管理基準の施行について(通 知)」別紙4-1(→P.100)

学校給食衛生管理基準 第4-1(4)

一 教育委員会等、学校医、保健所等に連絡するとともに、患者の措置に万全を期すこと。

また、二次感染の防止に努めること。

二 学校医及び保健所等と相談の上、医療機関を受診させるとともに、給食の停止、当該児 童生徒の出席停止及び必要に応じて臨時休業、消毒その他の事後措置の計画を立て、これ に基づいて食中毒の拡大防止の措置を講じること。

三 校長の指導のもと養護教諭等が児童生徒の症状の把握に努める等関係職員の役割を明 確にし、校内組織等に基づいて学校内外の取組体制を整備すること。

四 保護者に対しては、できるだけ速やかに患者の集団発生の状況を周知させ、協力を求め ること。その際、プライバシー等人権の侵害がないよう配慮すること。

五 食中毒の発生原因については、保健所等に協力し、速やかに明らかとなるように努め、

その原因の除去、予防に努めること。

② 市町組合教育委員会は、校長に対して、学校給食の中止など当面の措置について必要な助言 を速やかに行うこと。

③ 市町組合教育委員会は、有症者の受け入れ医療機関についての情報提供、原因究明への協力、

二次感染の防止等に備え、市町衛生部局(「食中毒対策本部」が設けられた時は同本部)との 連絡を密にして、保健所等、地域医師会(医師医療機関)、学校、県教育委員会等関係機関と の連携体制を整えること。

④ 市町等教育委員会は、学校、共同調理場に保健所等の立入検査が行われる際には立ち会うこ と。

⑤ 県教育委員会及び市町組合教育委員会は、所管の学校に対して、食中毒の再発や二次感染を 防ぎ、感染者への不当な取扱がされないよう必要な指導を行うこと。

【図】学校給食による食中毒発生時の緊急連絡系統図 市 町 組 合 立 学 校

及び共同調理場 県立学校

学 校

市町組合教育委員会

文部科学省 県教育委員会事務局

体育保健課 教育事務所 保 護 者

共同調理場 医 師

保 健 所 等

厚生労働省 県健康福祉部健康局

生活衛生課

確認・情報提供 確認・情報提供

報告書

電話速報・

報告書報告書報告書

報告書

電話速報・ 電話速報・指示 電話速報・指示 電話速報・指示

電話速報 報告書提出

指導 報告書提出

調査・指示

(1)出席停止

校長は、学校保健安全法第19条に基づき、感染症にかかっている疑いがあり、又はかかるおそ れのある児童生徒等がある場合は、その理由、期間を明らかにして出席を停止することができる。

(2)臨時休業

学校の設置者は、学校保健安全法第20条に基づき、感染症予防上必要があるときは、臨時に学 校の全部又は一部の休業を行うことができる。

また、設置者は同法第13条第2項及び第15条第2項に基づき、必要があるときは、臨時に児 童生徒及び教職員の健康診断を行うことができる。

① 臨時休業の措置は、学校医その他医師の意見を聞くとともに、一般公衆衛生活動との連携 が必要であるため、保健所に連絡、相談すること。

② 臨時休業中における児童生徒等に対する生活指導、学習指導及び保健指導を適切に行うこ と。

③ 授業を再開する際には、児童生徒等の欠席状況、罹患状況等を十分に調査し、保健指導を 的確に行うこと。

〈例:児童生徒等が腸管出血性大腸菌感染症と判明した場合〉

① 児童生徒等が激しい腹痛、下痢などの症状があるときは、学級担任は、養護教諭と連携 を取り、病原体の検出の有無に関わらず、できるだけ早く医療機関に受診させ、主治医や 学校医等の指示に従うこと。

② 受診の結果、児童生徒等が腸管出血性大腸菌感染症であることが判明した場合、校長は 主治医や学校医等の意見を聞き、その結果、必要がある場合は、当該児童生徒の出席を停 止させることができる。

学校保健安全法施行令第6条の規定により出席停止の措置をとる場合には、その理由及

び期間を明らかにして、児童生徒(高等学校(特別支援学校の高等部を含む。)の生徒を 除く。)または幼児にあってはその保護者に、高等学校の生徒又は、学生にあっては当該 生徒又は学生に適切な指示を行うこと。

具体的な出席停止の期間は、主治医、学校医等の診断に従うこと。

③ 出席停止の措置をとった場合は、当該児童生徒等については、指導要録上の出席すべき 日数から当該欠席した日数を差し引くことが可能であること。また、校長は、出席停止の 措置について、書面をもって学校の設置者に報告すること。

【参考】児童等について、激しい腹痛を伴う頻回の水様便又は血便などの症状がない場合で、

検便の結果、腸管出血性大腸菌感染症の病原体が検出された場合は、校長は保護者・学校 医等から児童等の身体の状況をよく聞き、いたずらに出席停止の措置をとることのないよ う対応すること。

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