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2. 電磁波デバイス開発への応用
地中レーダシミュレーションへの応用
地震・台風など自然災害による河川堤防の決壊・崩壊 河川堤防の危険度把握や被害軽減対策
⇒
地中レーダによる非破壊探査が有効地中レーダ探査の実際(左:古墳探査,右:地雷探査)
研究背景
地中レーダ
GPR (Ground Penetrating Radar)
地中へ入射した電磁波の反射波から地中情報取得 地中媒質の不均質性から不要反射波が観測
不要反射波除去のための信号処理や現象把握が必要
FDTD
法による地中レーダシミュレーション時間領域解析,任意形状や媒質のモデル化が容易 順・逆解析が
1990
年代から国内外で盛んに研究FDTD
法の計算コストの問題(計算時間)スパコン,クラスタ,
FPGA
,Cell/B.E.
による高速化⇒
探査現場で使用できるほどの高速化は困難FDTD
法のリアルタイム化による検出精度向上の期待解析モデル( 2D/3D )
O y x J y z
0.1 m
1.0 m
0.1 m
air
ground
ε r = 4.0
σ = 0.001 S/m
ε r = 1.0
σ = 0.0 S/m
cylinder
解析パラメータ
2D 3D
problem size 1024 x 1024 256 x 256 x 256 source line current point current
pulse Gaussian (– 3dB width:0.5 ns)
scan range −2.5 x +2.5 −1.0 x/y +1.0 ( Δx = 0.05 m) ( Δx = Δy = 0.1 m)
# of scannings 100 400
ground ε r = 4.0 , σ = 0.001 S/m cylinder ε r = 1.0 , σ = 0.0 S/m
increments Δ = 0.01 m, Δs = 0.01 × 10 − 6 s
# of time steps 3000
ABC 1st. Mur
compiler CUDA 4.0 (gcc 4.4.5 -O3)
使用する GPU クラスタ
Geforce GTX 580
×10
枚(PC 1
台に2
枚搭載)リモートシェルで各
GPU
に解析モデルを投入 モデル10
個を自動で同時に計算可能3 次元問題:解析結果
3 次元問題:計算時間
各
CPU/GPU
による計算時間フラクタル構造による電磁波デバイス
メタマテリアル・フォトニック結晶による電波・光の制御 多くが周期的な誘電体の配列(周期構造)
自己相似性をもつフラクタル構造
実現容易な一次元構造(カントール構造)の電波伝搬解析 高精度な
FDTD
法による数値シミュレーション伝送線理論による解析解
光学・マイクロ波実験による検証
カントール構造を応用した電磁・光デバイス
カントール構造中の電磁波
⇒
Q値大,ピーク値大 反射・透過特性を利用:電波遮蔽板,光・X
線導波路 共振特性を利用:高利得アンテナ,共振器カントール構造
x x x
L L L
0 0 0
ε 1 , μ 1
ε 1 , μ 1 ε 2 , μ 2
d 0 = L
d 1
d 2
0th stage
1st stage
2nd stage
カントール構造の透過特性
-35 -30 -25 -20 -15 -10 -5 0
0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5
Transmission coefficient (dB)
d / λ
1st 2nd 3rd
カントール構造
-40 -35 -30 -25 -20 -15 -10 -5 0
0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5
Transmission coefficient (dB)
d / λ
3 layers 7 layers 15 layers
周期構造
ε 2 /ε 1 = 4.0
,無損失,非磁性体カントール構造の透過特性
-35 -30 -25 -20 -15 -10 -5 0
1 2 3
0 5 10 15
Minimum transmission (dB) Q value
peak
Q
カントール構造中央部の共振特性
0 5 10 15 20
1 2 3
10 100 1000
Maximum resonance (dB) Q value
stage number Peak
Q
カントール多層薄膜の作製と透過特性
SiO2-TiO2
によるカントール多層薄膜(第2
ステージ)可視光
400
〜800 nm
における透過特性の測定カントール薄膜の作製と透過特性
0 0.2 0.4 0.6 0.8 1 1.2
0.14 0.16 0.18 0.2 0.22 0.24
Transmission
d 2 / λ
measured FDTD
実験と計算の比較(第
2
ステージの透過係数)多層板カントール構造の透過係数の測定
1
〜6 GHz
でS21
を測定し透過係数の周波数特性 石膏ボードによる多層板カントール構造の作製FDTD
計算(平面波)と比較カントール構造とビバルディアンテナ
石膏ボード:安価,比誘電率
ε r = 2.25
ビバルディアンテナ:アンテナ自体からの反射波低減
実験と FDTD の比較(第 2 ステージ)
-8.0 -7.0 -6.0 -5.0 -4.0 -3.0 -2.0 -1.0 0.0
1 2 3 4 5 6
Transmission coefficient (dB)
Frequency (GHz)
measured
ドキュメント内
2ndD3.eps
(ページ 55-72)