ファンクションキー (F1)「OFF/ON」で、それぞれのイベント「しきい値」
を入力できる状態にします。「しきい値」を設定していても OFF の状態 ではイベントを判定しません。再度 ON にすると前回設定した「しきい値」
が表示されます。
しきい値設定の注意
「スウェル」「ディップ」「瞬停」のしきい値は、公称電圧に対するパーセ ンテージで設定するため、公称電圧の設定を変更すると、しきい値の電 圧が変わります。トランジェントの初期値は、公称電圧を変更した時点 で、変更後の公称電圧の 3 倍のピーク電圧 (300%) になります。また「イ ンラッシュカレント」では、しきい値を電流レンジに対するパーセンテー ジで設定するため、電流レンジの設定を変更すると、しきい値の電流が 変わります。注意してください。
5.3 測定設定
ヒステリシス
イベントを判定しない測定領域を、しきい値に対するパーセンテージで 設定します。適切なヒステリシスを設定することで、しきい値付近の電 圧変動 / 電流変動によって起こる必要以上のイベント判定を防ぐことが できます。
しきい値に対して 1 ~ 10%(5%
設定内容
*)* は初期値です。
< 操作 >
上下カーソルキーで「ヒステリシス」の項目へ移動
→
ENTER キーで数値入力ウインドウを表示*
→
カーソルキーでヒステリシス [%] を入力→
ENTER キーで決定、ESC キーでキャンセル
* 入力範囲がポップアップ表示されます。
トランジェント ( オーバー電圧 ( インパルス ))
トランジェントのしきい値を瞬間の電圧値で設定します。設定できる範 囲は VT 比の設定によって設定範囲× VT 比に変わります。
± 50 ~± 2200Vpeak( 公称電圧の 300%
設定内容
*)* は初期値です。
< 操作 >
上下カーソルキーで「トランジェント」の項目へ移動
→
ENTER キーで数値入力ウインドウを表示*
→
カーソルキーで電圧値を入力→
ENTERキーで決定、ESC キーでキャンセル
* 入力範囲がポップアップ表示されます。
トランジェント検出例
詳細は「イベントの発生状況を表示する」(6-27 ページ ) をご覧ください。
しきい値(電圧値)
電圧波形
5.3 測定設定
スウェル ( 瞬間の電圧上昇 )
スウェルのしきい値 (1 周期の電圧実効値 ) を公称電圧に対するパーセン テージで設定します。設定できる範囲は VT 比の設定によって設定範囲×
VT 比に変わります。このしきい値にはヒステリシスが有効になります。
公称電圧に対して 100 ~ 200%(110%
設定内容
*)* は初期値です。
< 操作 >
上下カーソルキーで「スウェル」の項目へ移動
→
ENTER キーで数値入 力ウインドウを表示*→
カーソルキーで公称電圧の % を入力* 入力範囲がポップアップ表示されます。
インラッシュカレント ( 瞬間の電流上昇 )
インラッシュカレントのしきい値 (1 周期の電流実効値 ) を電流レンジの 最大値に対するパーセンテージで設定します。設定できる範囲は CT 比 の設定によって設定範囲× CT 比に変わります。このしきい値にはヒス テリシスが有効になります。
電流レンジに対して 0 ~ 110%(100%
設定内容
*)* は初期値です。
< 操作 >
上下カーソルキーで「インラッシュカレント」の項目へ移動
→
ENTERキーで数値入力ウインドウを表示*
→
カーソルキーで電流レンジ最大値に対 するの % を入力* 入力範囲がポップアップ表示されます。
5.3 測定設定
スウェル / インラッシュカレントの検出例
詳細は「イベントの発生状況を表示する」(6-27 ページ ) をご覧ください。
実効値① 実効値②
実効値③ 実効値⑤ 実効値⑦ 実効値⑨ 実効値④ 実効値⑥ 実効値⑧ 電圧/電流波形
実効値波形
ヒステリシス しきい値 ④
⑤
⑥
⑦ ⑧ ⑨
① ② ③
ディップ瞬間の電圧降下
ディップのしきい値 (1 周期の電圧実効値 ) を公称電圧に対するパーセン テージで設定します。設定できる範囲は VT 比の設定によって設定範囲×
VT 比に変わります。このしきい値にはヒステリシスが有効になります。
公称電圧に対して 0 ~ 100%(90%
設定内容
*)* は初期値です。
< 操作 >
上下カーソルキーで「ディップ」の項目へ移動
→
ENTER キーで数値入 力ウインドウを表示*→
カーソルキーで公称電圧の % を入力* 入力範囲がポップアップ表示されます。
5.3 測定設定
「瞬停」瞬間の電力供給停止状態
瞬停のしきい値 (1 周期の電圧実効値 ) を公称電圧に対するパーセンテー ジで設定します。設定できる範囲は VT 比の設定によって設定範囲× VT 比に変わります。このしきい値にはヒステリシスが有効になります。10V 以下の電圧実効値にてイベントを検出する場合は、必ず瞬停イベントを 有効にしてください。同様のしきい値をディップに対して設定しても正 しく検出できない可能性があります。
公称電圧に対して 0 ~ 100%(10%
設定内容
*)* は初期値です。
< 操作 >
上下カーソルキーで「瞬停」の項目へ移動
→
ENTER キーで数値入力ウ インドウを表示*→
カーソルキーで公称電圧の % を入力* 入力範囲がポップアップ表示されます。
ディップ / 瞬停の検出例
詳細は「イベントの発生状況を表示する」(6-27 ページ ) をご覧ください。
実効値① 実効値②
実効値③ 実効値⑤ 実効値⑦ 実効値⑨ 実効値④ 実効値⑥ 実効値⑧ 電圧波形
実効値波形
ヒステリシス しきい値 ④
⑤
⑥
⑦ ⑧ ⑨
① ② ③