6. 運用
6.1. 障害復旧 (N+1 リカバリ)
SSCでは、ブートコンフィグを利用した運用により、仮想IDを利用したブートコンフィグの付け替 えを行うことでストレージ装置の操作を必要とせず、N+1 置換を実現できます。
以下では、運用グループにPETのイベントに対する動作を組み込んだポリシーを適用すること でイベント契機の自律的なマシンの置換(N+1リカバリ)が可能となります。
ブレード収納ユニットSIGMABLADE-M or -H v2
凡例
LUN1 LUN2
Blade1 BootConfig 1 Blade2 BootConfig 2 Blade3 BootConfig 3 EMカード
管理サーバ
Management LAN
VLAN 1
VLAN 2
予備Blade BootConfig 3
①障害発生
④予備Bladeへのブート コンフィグ付替実行 Storage装置
③予備Bladeへのブート コンフィグ付替命令
LANスイッチ FC スイッチ
②障害検出
本節では、標準ポリシー(N+1)を利用して、N+1リカバリを可能にするカスタマイズ方法を説明 します。
注: N+1のイベントを定義した標準ポリシー(N+1)については、「SigmaSystemCenter 3.7リファ レンスガイド データ編 1.2.2. 標準ポリシー (N+1) の設定内容」を参照してください。
N+1用の標準ポリシーは、初期登録されていません。あらかじめポリシーを追加してください。
仮想環境の場合は、環境にあわせて標準ポリシー(仮想マシンサーバ)などを利用してください。
仮想環境の障害復旧については、「SigmaSystemCenter 3.7リファレンスガイド 4.8. 仮想環境 の障害対応について」を参照してください。
以下にCPU障害イベントが発生した際にN+1リカバリを実行するためのカスタマイズ手順を記 載します。
1. 管理ビューを開きます。
2. 左のツリーからポリシーを選択し、[設定]-[ポリシー追加]を選択します。
3. 下の画面のようにテンプレートのドロップダウンから、標準ポリシー(N+1)を選択し、名 ブレード収納ユニットSIGMABLADE-M or -H v2
凡例
LUN1 LUN2 LUN3
Blade1 BootConfig 1 Blade2 BootConfig 2 Blade3(故障)
EMカード
管理サーバ
Management LAN 業務LAN(OSとの通信) LUN、VLANへの論理的 なつながり
FC
VLAN 1
VLAN 2
予備Blade BootConfig 3 置換後の状態
LANスイッチ FC スイッチ
Storage装置
前に任意のポリシーの名前を入力して[OK]をクリックします。
4. 追加したポリシーの[プロパティ]アイコンをクリックします。
5. 監視イベントのタブを開き、イベントに対する対応処置一覧からCPU障害の編集アイ コンをクリックします。
8. [適用]をクリックします。
9. 続いて、運用ビューの運用グループを開きます。
10. [設定]-[プロパティ]をクリックします。
11. 全般タブのポリシー名のドロップダウンから追加したポリシーを選択します。
12. [適用]をクリックして終了です。
以上によって、運用グループで稼動しているマシンでCPU障害イベントが発生した場合、グル ーププールに追加した予備ブレードと自律的な置換が行われます。