第1章 刑法犯の認知・検挙状況についての分析
2 重要窃盗犯
重要窃盗犯の認知・検挙件数は一貫して減少し、平成 28 年の認知件数は 19 年から 14 万 6,123 件・60.5
%減の9万 5,302 件、検挙件数は7万 2,118 件・58.1%減の5万 2,040 件となった。認知件数が 10 万件を 下回ったのは統計を取り始めた昭和 29 年以降初めてで、検挙率が 54%を超えたのは 18 年ぶりであった。
図表:1-2-2-0-1(重要窃盗犯認知・検挙状況 H19-H28 の推移)
認知件数(件) 241,425 210,530 201,037 181,567 169,653 152,219 142,259 120,488 108,558 95,302 検挙件数(件) 124,158 112,607 102,130 86,596 81,364 75,879 67,521 61,999 57,108 52,040 検挙人員(人) 16,857 15,455 15,159 14,717 14,386 13,126 12,052 10,958 10,328 9,600 検挙率(%) 51.4 53.5 50.8 47.7 48.0 49.8 47.5 51.5 52.6 54.6 認知件数 175,728 155,270 148,771 136,749 126,382 115,328 107,313 93,566 86,373 76,477 検挙件数 96,266 87,047 81,545 70,307 65,270 62,298 53,914 50,500 46,786 43,780 検挙人員 12,037 11,079 10,852 10,766 10,586 9,719 9,063 8,231 7,820 7,326 検挙率 54.8 56.1 54.8 51.4 51.6 54.0 50.2 54.0 54.2 57.2 認知件数 76,894 67,526 59,350 54,536 46,899 43,661 40,716 34,171 31,430 27,113 検挙件数 40,893 37,432 34,466 28,364 25,282 22,459 19,504 17,271 16,638 14,870 検挙人員 3,120 2,900 2,973 2,927 2,740 2,552 2,383 2,246 2,089 2,069 検挙率 53.2 55.4 58.1 52.0 53.9 51.4 47.9 50.5 52.9 54.8 認知件数 21,154 18,827 17,465 16,184 16,409 13,649 13,790 11,188 12,251 9,903 検挙件数 11,344 10,098 11,617 9,732 8,773 8,320 7,083 6,340 7,538 6,374
検挙人員 784 726 642 615 678 673 600 554 499 516
検挙率 53.6 53.6 66.5 60.1 53.5 61.0 51.4 56.7 61.5 64.4 認知件数 5,442 4,842 4,788 3,932 3,700 3,702 3,315 2,761 2,410 2,233 検挙件数 2,254 2,070 2,074 1,784 1,491 1,712 1,293 1,246 1,170 1,159
検挙人員 558 556 555 530 512 446 398 318 368 264
検挙率 41.4 42.8 43.3 45.4 40.3 46.2 39.0 45.1 48.5 51.9 認知件数 31,790 27,668 25,960 23,970 25,238 21,319 21,529 16,104 13,821 11,655 検挙件数 13,507 12,569 9,557 8,433 8,377 7,556 7,857 6,689 6,755 5,713 検挙人員 2,380 2,228 2,045 1,837 1,856 1,708 1,484 1,375 1,224 1,100 検挙率 42.5 45.4 36.8 35.2 33.2 35.4 36.5 41.5 48.9 49.0 認知件数 23,687 19,165 19,053 14,587 12,493 10,097 7,909 6,201 4,142 3,493 検挙件数 11,321 11,229 9,051 6,323 6,327 4,647 4,186 3,684 2,405 1,286 検挙人員 1,524 1,251 1,438 1,191 1,098 861 740 680 559 485 検挙率 47.8 58.6 47.5 43.3 50.6 46.0 52.9 59.4 58.1 36.8 認知件数 10,220 8,427 7,253 6,261 5,540 5,475 5,508 4,617 4,222 3,677 検挙件数 3,064 1,762 1,977 1,533 1,390 1,378 1,564 1,126 1,162 1,261
検挙人員 916 897 824 923 846 838 765 672 725 689
検挙率 30.0 20.9 27.3 24.5 25.1 25.2 28.4 24.4 27.5 34.3 重要窃盗犯
侵入窃盗
うち 居空き
自動車盗
H21 H20
H19 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28
ひったくり
すり
年次 区分
うち 忍込み
うち 空き巣
平成 28 年における重要窃盗犯の手口別検挙件数を本件・余罪の別及び主たる被疑者の特定の端緒(警 察活動)別にみると、本件事件に占める防犯カメラ等の画像の割合は、ひったくりで 20%を、すりで 10
%を超え、重要窃盗犯全体でも 10.0%を占めた。また、余罪事件に占める防犯カメラ等の画像の割合は、
総じて低かった。
図表:1-2-2-0-2(重要窃盗犯手口・本件・余罪・
主たる被疑者の特定の端緒(警察活動)別検挙件数 H28)
合計
防犯カ メラ等 の画像
職務
質問 その他 該当
なし
防犯カ メラ等 の画像
取調べ その他 該当
なし 重要窃盗犯(件) 50,806 8,097 813 1,166 5,261 857 42,709 195 41,008 1,428 78
侵入窃盗 43,082 6,192 607 689 4,272 624 36,890 167 35,457 1,196 70
自動車盗 5,273 913 50 316 487 60 4,360 11 4,227 118 4
ひったくり 1,246 411 84 79 197 51 835 11 761 62 1
すり 1,205 581 72 82 305 122 624 6 563 52 3
特定の端緒 (警察活動) 区分
本件事件 余罪事件
※ 解決事件を除く。
(1) 侵入窃盗
侵入窃盗の認知・検挙件数は一貫して減少し、平成 28 年は 19 年に比べて認知件数が9万 9,251 件・
56.5%減、検挙件数が5万 2,486 件・54.5%減となった。平成 28 年の検挙率は、この 10 年で最も高い 57.2%であった。
侵入窃盗を発生場所別にみると、毎年、侵入窃盗の約6割が住宅で発生していた。住宅における侵入 窃盗の認知件数は一貫して減少し、検挙件数は、平成 27 年に前年から増加したものの、総じて減少傾向 にあった。
図表:1-2-2-1-1(住宅で発生した侵入窃盗認知・検挙状況 H19-H28 の推移)
175,728 155,270 148,771 136,749 126,382 115,328 107,313 93,566 86,373 76,477 うち住宅発生 106,700 94,675 85,409 78,692 71,444 65,688 62,984 52,511 50,995 44,204 96,266 87,047 81,545 70,307 65,270 62,298 53,914 50,500 46,786 43,780 うち住宅発生 55,677 50,973 49,600 41,690 37,687 34,906 30,683 27,410 27,876 25,072 12,037 11,079 10,852 10,766 10,586 9,719 9,063 8,231 7,820 7,326 54.8 56.1 54.8 51.4 51.6 54.0 50.2 54.0 54.2 57.2
うち住宅発生 52.2 53.8 58.1 53.0 52.8 53.1 48.7 52.2 54.7 56.7
H28 H22
H21 H20
H19 H23 H24 H25 H26 H27
検挙率(%)
年次 区分
認知件数(件) 検挙件数(件) 検挙人員(人)
住宅で発生した侵入窃盗について、手口別に認知件数の推移をみると、空き巣、忍込み、居空きはい ずれも大きく減少し、平成 28 年は 19 年に比べて、それぞれ4万 9,697 件・64.7%、1万 1,032 件・52.9
%、3,152 件・58.8%減少した。
住宅形態別にみると、一戸建住宅に比べて共同住宅の減少率は高く、とりわけ4階建以上共同住宅に おける空き巣の発生について、平成 28 年は 19 年に比べて1万 52 件・79.4%減少した。
なお、総務省の住宅・土地統計調査(平成 25 年)によれば、住宅数約 5,210 万戸のうち、一戸建住宅 は 2,860 万戸、4階建以上共同住宅1は 1,300 万戸、その他は 1,050 万戸であるところ、平成 28 年の認 知件数を 10 万戸当たりでみると、4階建以上共同住宅が 27 件、3階建以下共同住宅が 87 件であるのに 対し、一戸建住宅は 110 件と、総じて被害に遭いやすい状況がみられた。
図表:1-2-2-1-2(住宅で発生した侵入窃盗の手口・住宅形態別認知件数 H19-H28 の推移)
106,700 94,675 85,409 78,692 71,444 65,688 62,984 52,511 50,995 44,204 76,755 67,417 59,247 54,463 46,801 43,585 40,619 34,116 31,374 27,058 一戸建住宅 41,394 37,857 35,097 31,997 28,934 26,736 26,305 21,398 19,875 17,576 4階建以上共同住宅 12,664 9,163 6,689 6,385 4,765 4,327 3,866 3,306 3,048 2,612 3階建以下共同住宅 22,697 20,397 17,461 16,081 13,102 12,522 10,448 9,412 8,451 6,870 20,860 18,566 17,287 16,059 16,259 13,516 13,683 11,098 12,169 9,828 一戸建住宅 17,181 15,057 14,522 13,554 13,787 11,159 11,212 9,226 10,515 8,296
4階建以上共同住宅 974 925 798 712 688 677 792 499 443 452
3階建以下共同住宅 2,705 2,584 1,967 1,793 1,784 1,680 1,679 1,373 1,211 1,080 5,356 4,787 4,721 3,893 3,661 3,655 3,272 2,730 2,381 2,204 一戸建住宅 4,024 3,676 3,711 2,947 2,757 2,668 2,512 2,079 1,770 1,728
4階建以上共同住宅 419 287 336 294 295 289 254 228 199 153
3階建以下共同住宅 913 824 674 652 609 698 506 423 412 323
3,729 3,905 4,154 4,277 4,723 4,932 5,410 4,567 5,071 5,114 一戸建住宅 2,537 2,644 2,740 2,843 3,175 3,316 3,859 3,332 3,742 3,932
4階建以上共同住宅 323 308 308 321 297 335 375 308 289 325
3階建以下共同住宅 869 953 1,106 1,113 1,251 1,281 1,176 927 1,040 857
H27
H22 H23 H24 H25 H26 H28
H19 H20 H21
その他
住宅発生認知件数(件) 年次 区分
居空き 忍込み 空き巣
住宅で発生した空き巣、忍込み及び居空きについて、被害世帯の構成及び世帯主又は主たる被害者の 年齢層別に、平成 28 年における 10 万世帯当たりの認知件数をみると、単独世帯は複数世帯に比べて空 き巣の被害に遭いやすいが、忍込みや居空きについて同様の傾向はみられなかった。また、世帯主が 30 歳未満・単独世帯の一戸建住宅は、空き巣の被害に極めて遭いやすい一方で、忍込みの被害には遭いや すいわけではないとの状況がみてとれた。
図表:1-2-2-1-3(住宅形態、世帯構成等別住宅対象空き巣・忍込み・居空き認知件数、
10 万世帯当たり認知件数 H28)
うち75 歳以上
空き巣認知件数(件) 9,756 2,542 4,160 3,054 1,695 4,738 2,253 2,485 12,075 26,569 一戸建住宅 4,234 101 1,585 2,548 1,490 3,890 1,529 2,361 9,040 17,164 4階建以上共同住宅 1,481 630 668 183 92 235 172 63 867 2,583 3階建以下共同住宅 4,041 1,811 1,907 323 113 613 552 61 2,168 6,822 忍込み認知件数(件) 1,592 419 479 694 407 1,959 754 1,205 6,243 9,794 一戸建住宅 877 10 246 621 378 1,805 653 1,152 5,593 8,275
4階建以上共同住宅 212 109 69 34 14 51 31 20 185 448
3階建以下共同住宅 503 300 164 39 15 103 70 33 465 1,071 居空き認知件数(件) 496 91 129 276 187 374 93 281 1,320 2,190 一戸建住宅 306 4 59 243 168 333 69 264 1,078 1,717
4階建以上共同住宅 71 23 35 13 9 14 9 5 68 153
3階建以下共同住宅 119 64 35 20 10 27 15 12 174 320
その他
の世帯 合計 30歳
未満
30-64 歳
65歳以上 65歳
未満
65歳 以上
※ 自宅で発生し、主たる被害者の年齢が判明しているものに限る。
世帯構成等 区分
単独世帯 夫婦のみ世帯
1 共同住宅総数から、1階建、2階建及び3階建を除いた数とした。以下同じ。
うち75 歳以上
66.1 105.2 60.9 55.4 57.6 45.6 46.6 44.8 44.8 51.0 一戸建住宅 90.8 288.6 110.9 79.7 78.0 57.1 63.7 53.5 52.8 60.0 4階建以上共同住宅 28.9 62.5 24.6 13.0 14.2 10.3 11.8 7.7 15.5 19.9 3階建以下共同住宅 81.3 131.8 71.0 35.4 29.2 47.4 56.4 19.3 51.2 65.0 10.8 17.3 7.0 12.6 13.8 18.9 15.6 21.7 23.2 18.8 一戸建住宅 18.8 28.6 17.2 19.4 19.8 26.5 27.2 26.1 32.7 28.9 4階建以上共同住宅 4.1 10.8 2.5 2.4 2.2 2.2 2.1 2.4 3.3 3.4 3階建以下共同住宅 10.1 21.8 6.1 4.3 3.9 8.0 7.2 10.4 11.0 10.2 3.4 3.8 1.9 5.0 6.4 3.6 1.9 5.1 4.9 4.2 一戸建住宅 6.6 11.4 4.1 7.6 8.8 4.9 2.9 6.0 6.3 6.0 4階建以上共同住宅 1.4 2.3 1.3 0.9 1.4 0.6 0.6 0.6 1.2 1.2 3階建以下共同住宅 2.4 4.7 1.3 2.2 2.6 2.1 1.5 3.8 4.1 3.0 10万世帯当たり
空き巣認知件数(件)
10万世帯当たり 忍込み認知件数(件)
10万世帯当たり 居空き認知件数(件)
※ 世帯数は、総務省住宅・土地統計調査(平成25年)による主世帯数とした。
※1 主たる被害者の年齢が65歳未満の認知件数を、高齢夫婦(夫が65歳以上、妻が60歳以上の世帯 をいう。以下同じ。)以外の10万世帯当たりとしたもの。
※2 主たる被害者の年齢が65歳以上の認知件数を、高齢夫婦の10万世帯当たりとしたもの。
世帯構成等 区分
単独世帯 夫婦のみ世帯
その他
の世帯 合計 30歳
未満
30-64 歳
65歳以上 65歳
未満
※1
65歳 以上
※2
住宅で発生した空き巣、忍込み及び居空きについて、侵入手段別に認知件数をみると、各手口におけ る無締りの占める割合は上昇傾向にあり、特に無締りの占める割合が高い忍込み及び居空きにおける平 成 28 年の割合は、それぞれ 71.7%、80.3%であった。また、空き巣は他の手口に比べてガラス破りの 占める割合が高く、ほぼ半数を占めていたが、平成 23 年以降その割合は徐々に低下し、28 年には 41.6
%となった。
手口・侵入手段別で最も減少率が高いのは、空き巣における特殊開錠用具関係1であり、平成 28 年は 19 年に比べて 2,141 件・94.8%減少した。
図表:1-2-2-1-4(侵入手段別住宅対象空き巣・忍込み・居空き認知件数 H19-H28 の推移)
認知件数(件) 76,755 67,417 59,247 54,463 46,801 43,585 40,619 34,116 31,374 27,058 21,420 19,355 18,573 17,494 16,615 15,441 14,040 12,224 11,049 10,183 37,439 33,789 29,638 27,583 21,499 20,129 18,823 14,966 14,084 11,249 7,203 5,439 3,563 3,037 2,994 2,703 2,392 2,013 2,061 1,841 合かぎ 3,004 2,603 2,118 1,987 2,070 1,808 1,619 1,379 1,428 1,324
特殊開錠用具関係 2,258 1,414 491 382 329 248 189 152 155 117
その他の施錠開け 1,941 1,422 954 668 595 647 584 482 478 400
1,187 790 1,180 1,094 959 885 1,127 1,050 886 850
477 425 255 259 244 217 211 177 148 146
4,685 3,349 2,605 1,979 1,677 1,567 1,413 1,228 990 863 4,344 4,270 3,433 3,017 2,813 2,643 2,613 2,458 2,156 1,926 年次 H23
区分 H19 H20 H21 H22 H24 H25 H26 H27 H28
戸外し その他 不明 空
き 巣
無締り ガラス破り 施錠開け
ドア錠破り
1 ピッキング及びサムターン回しをいう。
認知件数(件) 20,860 18,566 17,287 16,059 16,259 13,516 13,683 11,098 12,169 9,828 13,543 12,184 11,471 10,513 10,970 9,398 9,432 7,904 8,720 7,043 3,619 3,528 3,116 3,040 2,934 1,974 2,236 1,603 1,736 1,448
692 543 493 482 469 514 577 362 425 304
合かぎ 246 241 164 155 138 199 157 134 137 103
特殊開錠用具関係 31 25 81 64 89 68 67 56 49 41
その他の施錠開け 415 277 248 263 242 247 353 172 239 160
92 65 148 142 126 121 126 93 112 70
274 241 127 145 133 78 85 70 73 72
1,883 1,276 1,210 1,202 1,143 1,002 772 629 692 580
757 729 722 535 484 429 455 437 411 311
認知件数(件) 5,356 4,787 4,721 3,893 3,661 3,655 3,272 2,730 2,381 2,204 4,101 3,666 3,634 3,019 2,845 2,933 2,523 2,137 1,822 1,770
546 535 488 407 386 330 340 271 260 197
107 80 96 66 83 63 60 47 53 62
合かぎ 62 50 53 35 54 39 35 29 35 48
特殊開錠用具関係 4 3 17 11 15 8 4 4 8 3
その他の施錠開け 41 27 26 20 14 16 21 14 10 11
10 10 14 15 15 12 14 10 11 12
18 9 7 8 8 2 6 7 4 3
234 205 195 136 129 121 119 77 87 68
340 282 287 242 195 194 210 181 144 92
年次 H23
区分 H19 H20 H21 H22 H24 H25 H26 H27 H28
忍 込 み
無締り ガラス破り 施錠開け
ドア錠破り 戸外し その他 不明
居 空 き
無締り ガラス破り 施錠開け
ドア錠破り 戸外し その他 不明
平成 28 年における住宅で発生した忍込み及び居空きの認知件数について、発生場所・侵入口・侵入手 段別にみると、発生場所の住宅形態にかかわらず、無締りの表出入口又は窓からの侵入が多かった。
同様に空き巣の認知件数をみると、一戸建住宅では 61.9%、3階建以下共同住宅では 58.6%が窓から の侵入で、それぞれうち 66.6%、56.2%がガラスを破って侵入していた。4階建以上共同住宅では、表 出入口からの侵入が半数で、当該出入口が無締りであったものは 47.3%、合い鍵を利用して開錠したも のが 35.3%であった。
図表:1-2-2-1-5(発生場所・侵入口・侵入手段別空き巣・忍込み・居空き認知件数 H28)
小計 ピッキング サムターン回し 合い鍵 その他
17,576 6,163 8,308 567 7 29 325 206 721 127 639 1,051
表出入口 2,598 1,616 153 316 5 5 263 43 358 14 70 71
非常口 10 2 5 1 0 0 1 0 0 0 2 0
その他の出入口 2,431 1,063 773 116 0 11 57 48 262 12 149 56
窓 10,881 2,871 7,247 122 2 12 0 108 94 95 368 84
その他 306 99 129 9 0 1 1 7 7 6 41 15
不明 1,350 512 1 3 0 0 3 0 0 0 9 825
2,612 1,023 557 551 7 21 463 60 40 1 71 369
表出入口 1,304 617 4 523 6 13 460 44 32 0 26 102
非常口 4 2 0 1 0 0 1 0 1 0 0 0
その他の出入口 18 13 2 1 0 0 1 0 2 0 0 0
窓 984 359 544 24 1 8 0 15 5 1 38 13
その他 24 10 7 2 0 0 1 1 0 0 5 0
不明 278 22 0 0 0 0 0 0 0 0 2 254
6,870 2,997 2,384 723 7 46 536 134 89 18 153 506
表出入口 2,158 1,227 45 651 7 44 531 69 57 2 65 111
非常口 3 1 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0
その他の出入口 156 71 42 10 0 0 2 8 10 1 13 9
窓 4,028 1,567 2,264 57 0 2 0 55 21 15 66 38
その他 82 37 32 2 0 0 1 1 1 0 7 3
不明 443 94 0 3 0 0 2 1 0 0 1 345
戸外し その他 不明
一 戸 建 住 宅
認知件数(件)
合計 無締り ガラス破り
施錠開け ドア錠
破り
空 き 巣
4 階 建 以 上 共 同 住 宅
認知件数
3 階 建 以 下 共 同 住 宅
認知件数
小計 ピッキング サムターン回し 合い鍵 その他
8,296 5,792 1,336 252 7 32 68 145 63 67 552 234
表出入口 1,219 1,069 37 61 1 2 49 9 16 2 17 17
非常口 7 4 0 1 1 0 0 0 2 0 0 0
その他の出入口 2,098 1,346 260 147 2 25 19 101 38 5 274 28
窓 4,474 3,064 1,031 41 3 5 0 33 7 57 232 42
その他 158 112 8 2 0 0 0 2 0 3 26 7
不明 340 197 0 0 0 0 0 0 0 0 3 140
452 390 15 10 0 0 6 4 1 0 5 31
表出入口 209 186 0 8 0 0 6 2 1 0 2 12
非常口 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
その他の出入口 7 5 0 1 0 0 0 1 0 0 0 1
窓 212 191 15 1 0 0 0 1 0 0 3 2
その他 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
不明 23 7 0 0 0 0 0 0 0 0 0 16
1,080 861 97 42 0 2 29 11 6 5 23 46
表出入口 428 365 7 37 0 2 29 6 3 1 4 11
非常口 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0
その他の出入口 88 71 11 0 0 0 0 0 0 0 3 3
窓 501 390 78 5 0 0 0 5 3 4 15 6
その他 12 10 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
不明 50 25 0 0 0 0 0 0 0 0 0 25
1,728 1,407 174 21 0 2 16 3 12 3 46 65
表出入口 695 647 2 18 0 1 15 2 6 0 14 8
非常口 2 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0
その他の出入口 182 147 18 1 0 0 1 0 4 0 8 4
窓 705 528 150 2 0 1 0 1 2 3 18 2
その他 23 14 3 0 0 0 0 0 0 0 5 1
不明 121 70 0 0 0 0 0 0 0 0 1 50
153 100 5 31 0 0 25 6 0 0 7 10
表出入口 120 81 0 30 0 0 25 5 0 0 5 4
非常口 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
その他の出入口 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
窓 28 19 5 1 0 0 0 1 0 0 2 1
その他 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
不明 5 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5
323 263 18 10 0 1 7 2 0 0 15 17
表出入口 156 141 0 8 0 1 7 0 0 0 4 3
非常口 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
その他の出入口 17 12 0 1 0 0 0 1 0 0 3 1
窓 126 98 18 1 0 0 0 1 0 0 6 3
その他 3 2 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0
不明 20 9 0 0 0 0 0 0 0 0 1 10
戸外し その他 不明
合計 無締り ガラス破り
施錠開け ドア錠
破り
忍 込 み
一 戸 建 住 宅
認知件数(件)
居 空 き
認知件数
3 階 建 以 下 共 同 住 宅
認知件数 一
戸 建 住 宅
認知件数(件)
4 階 建 以 上 共 同 住 宅
認知件数 4
階 建 以 上 共 同 住 宅
3 階 建 以 下 共 同 住 宅
認知件数
侵入窃盗の検挙人員について年齢層別にみると、毎年、20 歳代が最多層であったが、人口 10 万人当 たりでみると、平成 26 年までは 14-19 歳が、27 及び 28 年は 20 歳代が最多層であった。
図表:1-2-2-1-6(年齢層別侵入窃盗検挙人員、
人口 10 万人当たり年齢層別侵入窃盗検挙人員 H19-H28 の推移)
12,037 11,079 10,852 10,766 10,586 9,719 9,063 8,231 7,820 7,326 2,464 2,177 2,302 2,115 2,116 1,710 1,560 1,307 1,182 987
人口10万人当たり33.0 29.6 31.6 29.1 29.1 23.6 21.6 18.2 16.4 13.7 3,148 2,778 2,751 2,911 2,782 2,604 2,445 2,294 2,168 2,148
人口10万人当たり20.9 18.9 19.1 20.9 20.5 19.5 18.7 17.8 17.2 17.1 2,490 2,249 2,168 2,051 2,024 1,928 1,746 1,623 1,535 1,434
人口10万人当たり13.3 12.1 11.8 11.2 11.4 11.2 10.5 10.1 9.7 9.3 1,612 1,582 1,524 1,553 1,504 1,530 1,424 1,323 1,294 1,184
人口10万人当たり
10.1 9.8 9.3 9.2 8.7 8.7 7.9 7.2 7.0 6.2
1,460 1,369 1,231 1,175 1,162 971 898 834 773 735
人口10万人当たり
7.9 7.8 7.3 7.2 7.3 6.2 5.8 5.4 4.9 4.8
645 699 679 747 757 735 726 630 605 587
人口10万人当たり
4.0 4.1 3.8 4.1 4.1 4.0 4.0 3.5 3.3 3.2
218 225 197 214 241 241 264 220 263 251
人口10万人当たり
1.1 1.1 1.0 1.0 1.1 1.1 1.1 0.9 1.1 1.0
H28 H27
H22 H23 H24 H25 H26 H19 H20 H21
70歳以上 60-69歳 50-59歳 40-49歳 30-39歳 20-29歳 14-19歳 検挙人員(人)
年次
区分
(2) 自動車盗
自動車盗の認知件数は減少傾向にあり、平成 28 年は 19 年に比べて2万 135 件・63.3%減となった。
認知件数を鍵の状態別1にみると、全体に占める「キーあり」の割合は 24%から 28%程度で推移してお り、大きな変化はみられなかった。平成 28 年の自動車210 万台当たりの認知件数は 19 年の3分の1近く まで減少した。
検挙件数も減少傾向にあり、平成 28 年は 19 年に比べて 7,794 件・57.7%減となった。検挙人員1人 当たりの検挙件数を鍵の状態別にみると、毎年、「キーなし」は「キーあり」に比べて4~5倍多かっ た。
また、検挙率は平成 24 年以降一貫して上昇し、平成 28 年の検挙率 49.0%は、18 年ぶりの高水準であ った。検挙率を鍵の状態別にみると、「キーあり」は「キーなし」に比べて高い傾向がみられた。
図表:1-2-2-2-1(鍵の状態別自動車盗認知・検挙状況 H19-H28 の推移)
31,790 27,668 25,960 23,970 25,238 21,319 21,529 16,104 13,821 11,655 10万台当たり 41.9 36.6 34.5 31.9 33.6 28.2 28.3 21.0 17.9 15.1 8,695 7,663 7,066 6,396 6,362 5,537 5,149 4,279 3,523 3,125 23,095 20,005 18,894 17,574 18,876 15,782 16,380 11,825 10,298 8,530 13,507 12,569 9,557 8,433 8,377 7,556 7,857 6,689 6,755 5,713 3,746 3,342 2,894 2,655 2,492 2,285 2,339 1,894 1,864 1,601 9,761 9,227 6,663 5,778 5,885 5,271 5,518 4,795 4,891 4,112 2,380 2,228 2,045 1,837 1,856 1,708 1,484 1,375 1,224 1,100 1,491 1,320 1,304 1,177 1,206 1,119 1,002 854 775 665 889 908 741 660 650 589 482 521 449 435 42.5 45.4 36.8 35.2 33.2 35.4 36.5 41.5 48.9 49.0 43.1 43.6 41.0 41.5 39.2 41.3 45.4 44.3 52.9 51.2 42.3 46.1 35.3 32.9 31.2 33.4 33.7 40.5 47.5 48.2
H28 H22
H21 H20
H19 H23 H24 H25 H26 H27
年次 区分
認知件数(件)
検挙件数(件)
検挙人員(人) キーあり キーなし キーあり
キーなし キーあり キーなし キーあり キーなし
検挙率(%)
平成 28 年の認知件数を鍵の状態・発生場所別にみると、「キーあり」、「キーなし」ともに駐車(輪)
場での被害が最多であり、それぞれ 38.1%、50.5%を占めた。道路上における被害は、「キーあり」が 10.7%であるのに対し、「キーなし」は 2.5%にとどまった。
平成 19 年から 28 年までの減少率が最も高いのは、道路上での「キーなし」被害であり、85.2%減で あった。一方で、住宅における被害は、あまり減少しなかった。
1 「キーあり」とは、当該自動車又はオートバイのエンジンキー(イグニッションキー)が、メインスイッ チ(イグニッションスイッチ)に差し込まれていたか、運転席又はその周辺に放置されていたものをいい、
「キーなし」とはそれ以外の場合をいう。
2 自動車とは、道路交通法(昭和 35 年法律第 105 号)に規定する自動車のうち、自動二輪車を除いたものを いい、自動車台数は、一般財団法人自動車検査登録情報協会による各年3月末現在の登録台数。以下同じ。