THREATS/WEAKNESSES (課題)
ポイント 2 :利便性
2. 重要な会計方針
(1)連結の範囲
2006年および2007年3月31日現在、連結財務諸表は 当社および連結子会社(以下「当社グループ」という。)を それぞれ153社および118社含んでいます。連結財務諸表 における総資産、売上高、当期純利益および利益剰余金 に対し重要でないと判断した子会社は連結していません。
支配力基準により、経営上の意思決定機関を当社が直 接又は間接的に支配している会社を連結し、また、影響 力基準により当社グループが重要な影響を与えることが できる会社に持分法を適用しています。
2006年3月31日現在、持分法を適用している非連結 子会社および関連会社はそれぞれ3社および84社となっ ています。また、2007年3月31日現在、持分法を適用 している関連会社は66社となっています。持分法適用 外の非連結子会社および関連会社については取得原価で 計上され、持分法を適用した場合の連結財務諸表に及ぼ す影響は軽微です。
連結子会社の時価純資産額に対する投資原価の超過額 はのれんとして認識され、合理的に見積もられた効果の
発現する期間にわたり償却しています。なお、ボーダ フォン(株)(現ソフトバンクモバイル(株))取得に係るの れんの償却期間は20年です。
連結財務諸表の作成のために、連結会社間の内部取引 および債権債務は相殺し、重要な未実現損益は消去して います。
(2)現金同等物の範囲
現金同等物とは、取得日から3ヶ月以内に満期日の到 来する流動性が高く、容易に換金可能であり、かつ、価値 の変動について僅少なリスクしか負わない短期的な投資 です。
(3)有価証券および投資有価証券
有 価 証 券 お よ び 投 資 有 価 証 券 は 、所 有 目 的 に 応 じ 1)売買目的有価証券、2)満期保有目的債券、3)その他有 価証券の3つに分類し、それぞれの区分に応じて、貸借対 照表価額、評価差額等の処理を定めています。
財務セクション
時価の変動により利益を得ることを目的として保有す る売買目的有価証券は、連結貸借対照表では時価で認識 され、評価損益は当期損益に計上されます。満期保有目 的債券は満期まで所有することを目的としており、連結 貸借対照表では取得原価もしくは償却原価で認識されま す。売買目的有価証券及び満期保有目的債券以外に分類 されるその他有価証券は、連結貸借対照表上、時価で計 上され、評価差額は、税効果会計を適用した後、純資産の 部に計上されます。また、時価のない有価証券について は移動平均法に基づく原価法を適用しています。
なお、時価が一時的に下落した場合を除き、投資有価 証券は、減損し正味実現可能価額まで減額しています。
(4)棚卸資産
棚卸資産の評価基準および評価方法は移動平均法によ る原価法によっています。
(5)有形固定資産および無形固定資産
有形固定資産および無形固定資産は取得価額から減価 償却累計額を控除して計上されています。2006年および 2007年3月31日現在の減価償却累計額は、603,314百万 円および719,298百万円(6,093,161千米ドル)です。建 物及び構築物については主として定額法、通信機械設 備・通信線路設備については定額法、その他の有形固定 資産については主として定額法によりそれぞれ見積耐用 年数にわたり償却しています。
無形固定資産については、見積耐用年数に基づく定額 法により償却しています。
(6)ソフトウエア取引の収益認識基準
当連結会計年度より「ソフトウエア取引の収益の会計 処理に関する実務上の取扱い」(実務対応報告第17号 2006年3月30日)を適用しています。
この結果、一部のソフトウェア取引については、売上高 と仕入高をそれぞれ34,160百万円(289,370千米ドル)相 殺した売上総利益相当額である1,245百万円(10,545千 米ドル)を売上高として計上しています。
(7)減損損失
2006年3月31日に終了した連結会計年度より「固定資 産の減損に係る会計基準」(固定資産の減損に係る会計基 準の設定に関する意見書(企業会計審議会 2002年8月 9日))および「固定資産の減損に係る会計基準の適用指 針」(企業会計基準委員会 2003年10月31日 企業会計 基準適用指針第6号)を適用しています。
当社グループは、状況の変化等に応じて資産または資 産グループの帳簿価額の回収可能性を検討し、当該資産 または資産グループの帳簿価額が、継続使用もしくは最 終的処分から生じると予想される割引前将来キャッシュ・
フローを上回る場合に、減損損失を認識しています。減 損損失は、当該資産の帳簿価額と回収可能価額の差額で あり、回収可能価額は当該資産の継続使用および最終処 分に伴う割引後キャッシュ・フローまたは処分時正味売 却価額のどちらか金額の大きい方になります。
これにより2006年3月31日に終了した連結会計年度に お い て 、減 損 損 失 を36,479百 万 円 計 上 して い ま す。
2007年3月31日に終了した連結会計年度においては、減 損損失を認識していません。
(8)ポイントサービス引当金
ソフトバンクモバイル(株)において顧客へ付与したポ イントサービスの利用による費用負担に備えるため、利 用実績率に基づき、将来利用されると見込まれるポイン トに対する所要額を見積計上しています。
(9)退職給付費用
当社および国内連結子会社(一部を除く)は、確定拠出 年金制度を採用しています。
当社および国内連結子会社(一部を除く)はまた、確定 拠出型総合設立の厚生年金基金(厚生年金基金)を採用し ています。この厚生年金基金制度は、厚生年金保険法の 要請に基づくもので、国の厚生年金基金の代行部分と会 社および従業員からの掛金拠出による加算部分から成っ ています。
確定拠出年金制度および厚生年金基金制度において は、当社および国内連結子会社は、掛金拠出時に費用処 理しています。
> 連 結 財 務 諸 表 注 記
ソフトバンクモバイル(株)およびソフトバンクテレコ ム(株)等において確定給付型の退職給付制度を採用して おり、各連結会計年度末における退職給付債務の見込額 に基づき当連結会計年度末に発生していると認められる 金額を連結貸借対照表上の退職給付引当金に計上してい ます。
(10)ストック・オプション等に関する会計基準
当連結会計年度より、「ストック・オプション等に関する 会計基準」(企業会計基準第8号 2005年12月27日)およ び「ストック・オプション等に関する会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第11号 2006年5月31日)を適 用しています。
この基準は、付与日現在の時価に基づいて、財貨ある いはサービスを受け取った対価として権利確定期間にわ たって従業員ストックオプションに関する報酬費用を認 識することを求めています。この基準はまた、ストックオ プションあるいは受け取った財貨あるいはサービスの時 価に基づいて従業員以外の者に付与されたストックオプ ションについても会計処理することも求めています。貸 借対照表上、このストックオプションは、行使されるまで は新株予約権に含めて計上されます。この基準は株式で 決済される株式を基礎とした報酬支払いも対象としてい ますが、現金で決済される株式を基礎とした報酬の支払 い取引は対象としていません。さらに、この基準は未公 開企業が公正価値を見積もることができなければその本 源的価値でオプションを測定することを認めています。
この基準の適用により税金等調整前当期純利益に与え る影響は軽微です。
(11)貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準 2007年3月31日に終了した当連結会計年度より、「貸 借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」(企業会 計基準第5号 2005年12月9日)および「貸借対照表の純 資産の部の表示に関する会計基準等の適用指針」(企業会 計基準適用指針第8号 2005年12月9日)を適用してい ます。これにより従来負債の部に表示されていました、
新株予約権、少数株主持分等が純資産の部に表示されて います。
2007年3月31日に終了した連結会計年度における連 結貸借対照表については、当該新会計基準により作成し ています。
(12)研究開発費
研究開発費は発生時に費用処理しています。2006年お よび2007年3月31日に終了した連結会計年度において は、それぞれ3,698百万円および833百万円(7,059千米 ドル)の研究開発費が含まれています。
(13)リース
日本の会計基準では、ファイナンス・リースのうち、
リース期間終了時に所有権が借主に移転するもの以外の 取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた 会計処理を行い、リース物件の取得価額相当額、減価償 却累計額相当額および未経過リース料期末残高を注記と して開示する方法を認めています。
(14)役員賞与
2005年3月31日に終了した会計年度以前においては、
役員賞与は、株主総会における承認後に利益剰余金の減 少として会計処理されていました。企業会計基準委員会 は、実務対応報告第13号「役員賞与の会計処理に関する 当面の取扱い」を公表し、役員賞与を発生した会計期間 の費用として処理することを奨励しましたが、利益処分 の承認後に役員賞与を剰余金から直接減少する形で処理 することも認めていました。
企業会計基準委員会は、上記の公表に代えて、新しい 役員賞与に関する会計基準を2005年11月29日に公表し ました。この新しい会計基準では、役員賞与を費用処理 することを定めており、役員賞与を剰余金の額の減少と して処理するは認められていません。この会計基準は 2006年5月1日以降に終了する会計年度から適用され、
役員賞与は発生した会計年度の期末時点で費用計上され なければなりません。この基準の適用により税金等調整 前当期純利益に与えた影響は軽微です。