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避難行動要支援者の安全確保対策

ドキュメント内 野田市地域防災計画(1震災編)現行計画 (ページ 57-62)

第2章 災害予防計画

第8節 避難行動要支援者の安全確保対策

震災編 災害予防計画 第8節 避難行動要支援者の安全確保対策

震災編 災害予防計画 第8節 避難行動要支援者の安全確保対策

避難行動要支援者対策は、次のような基本的な考え方に基づき、避難行動要支援者の災害時 の安全な避難を確保するために必要な施策を実施する。

( 1) 地域市民は、「避難行動要支援者」の問題を他人事ではなく、自ら担うべき課題として、

行政との相互協力により解決することを認識する。

( 2) 地域市民は、避難行動要支援者自らが避難行動能力の向上に努められるよう日頃から支 援する。

( 3) 自治会又は自主防災組織は、災害時の安全な避難誘導のために必要な人手の確保を日頃 から手当しておく。

( 4) 自治会又は自主防災組織は他の避難支援等関係者と連携するとともに、地域の実状に応 じた必要な資機材を、日頃より検討し準備する。

( 5) 市は、介助を必要とする避難行動に対して、支障となるような要素の有無を調査し、避 難行動要支援者が市民と共生できるよう、地域ぐるみ福祉ネットワーク等の結成を推進す る。

( 6) 企画財政部は、外国人の安全な避難に関し、「避難行動要支援者の避難行動支援に関す る取組指針」に基づき、多言語ややさしい日本語による防災の啓発に努める。

2 . 野田市避難行動要支援者の支援計画

市は、災害が発生し、または災害が発生する恐れがある場合に自ら避難することが困難な者 であって、その円滑かつ迅速な避難の確保を図るために特に支援を要する者の避難支援を適切 かつ円滑に実施することを目的に、野田市避難行動要支援者の支援計画(全体計画)を作成し、

この計画に基づいて支援対策を実施する。

第2 避難行動要支援者への対策

1 . 避難 行動 要支 援者 名簿 の作 成

( 1) 避 難行 動要 支援 者名 簿に 掲載 する 者の 範囲

支 援を 要す る者 の範 囲と して 、生 活の 基盤 が自宅 にあ る方 のう ち、 次の 基準 に該 当す る 者( 以下 「基 準」 とい う。 )を 避難 行動 要支援 者と する 。

① 介 護保 険法 の規 定に より 要介 護認 定3 〜5を 受け てい る者

② 身 体障 害者 福祉 法の 規定 によ り身 体障 害者手 帳1 ・2 級( 総合 等級 )の 第1 種を 所 持 する 者( 心臓 、腎 臓機 能障 がい のみ で該 当する 者は 除く 。)

③ 療 育手 帳制 度要 綱の 規定 によ り療 育手 帳A以 上を 所持 する 知的 障が い者

④ 精 神保 健及 び精 神障 害者 福祉 に関 する 法律の 規定 によ り精 神障 害者 保健 福祉 手帳 1 ・2 級を 所持 する 者で 単身 世帯 のも の

⑤ 障 害福 祉サ ービ スを 利用 して いる 難病 患者

⑥ 基 準① に該 当し ない 要支 援・ 要介 護認 定者若 しく は高 齢者 のみ の世 帯に 属す る者 、 基 準② 〜④ に該 当し ない 障が い者 又は 基準 ⑤に該 当し ない 難病 患者 のう ち、 本人 等か ら 申出 のあ った 者で 、市 長が 避難 支援 等の 必要を 認め る者

⑦ 乳 幼児 のう ち、 保護 者等 から 申出 のあ った者 で、 市長 が避 難支 援等 の必 要を 認め る も の

⑧ 妊 婦の うち 、本 人等 から 申出 のあ った 者で、 市長 が避 難支 援等 の必 要を 認め るも の

⑨ 外 国人 のう ち、 本人 等か ら申 出の あっ た日本 語の 理解 が十 分で きな い者 で、 市長 が

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⑩ そ の他 自主 防災 組織 等の 避難 支援 等関 係者が 、基 準① 〜⑨ に該 当し ない 者で 支援 の 必 要を 認め るも の

( 2) 名 簿作 成に 必要 な個 人情 報及 びそ の入 手方法

避 難行 動要 支援 者名 簿に は、 下記 に掲 げる 事項を 記載 し、 又は 記録 する もの とす る。

避 難行 動要 支援 者に 該当 する 者を 把握 する ため、 関係 部局 で把 握し てい る要 配慮 者に 関 する 情報 を集 約す る。

① 氏 名

② 生 年月 日

③ 性 別

④ 住 所

⑤ 電 話番 号

⑥ 避 難支 援等 を必 要と する 事由

⑦ 自 主防 災組 織等 ( 3) 名 簿登 載と 提供

市 は、 災害 発生 時に おけ る円 滑か つ迅 速な 避難支 援等 の実 施を 支援 する ため 、避 難行 動 要支 援者 本人 から 同意 を得 た上 で避 難行 動要支 援者 名簿 の名 簿情 報を 、あ らか じめ 避 難 支援 等関 係者 に提 供す る。

ま た、 市は 、現 に災 害が 発生 し、 又は 災害 が発生 する おそ れが ある 場合 にお いて 、避 難 行動 要支 援者 の生 命又 は身 体を 保護 する ために 特に 必要 があ ると きは 、そ の同 意の 有 無 に関 わら ず、 避難 支援 等の 実施 に必 要な 限度で 、避 難支 援等 関係 者に 名簿 情報 を提 供 す る。

( 4) 名簿 の更 新

避 難 行 動 要 支 援 者 の 状 況 は 、 常 に 変 化 す る こ と か ら 、 避 難 行 動 要 支 援 者 の 把 握 に 努 め 、 定 期的 に名 簿情 報の 更新 を行 うも のと する 。

2 . 避難 支援 等関 係者 とな る者

避 難支 援等 関係 者と なる 者は 、次 に掲 げる ものと する 。

( 1) 自主 防災 組織 、自 治会 ・町 内会 (以 下「自 主防 災組 織等 」と いう 。)

( 2) 民生 委員 ・児 童委 員

( 3) 野田 市社 会福 祉協 議会 、地 区社 会福 祉協議 会 ( 4) 野田 警察 署

( 5) 野田 市消 防本 部、 野田 市消 防署 、野 田市消 防団 ( 6) その 他市 長が 認め る団 体

3 . 情報 の漏 えい を防 止す るた めの 措置

市 は、 避難 行動 要支 援者 名簿 の提 供に 際し ては、 避難 支援 等関 係者 が適 切な 情報 管理 を 図る よう 、次 に掲 げる 措置 を講 ずる もの とする 。

( 1) 当該 避難 行動 要支 援者 を担 当す る地 域の避 難支 援等 関係 者に 限り 提供 する もの とす る 。

( 2) 災害 対策 基本 法第 49 条の 13 に基 づき、 避難 支援 等関 係者 個人 に守 秘義 務が 課せ ら れて いる こと を説 明す るも のと する 。

( 3) 避難 行動 要支 援者 名簿 につ いて は、 施錠可 能な 場所 へ保 管す るな ど、 厳重 なる 保管 を 行う よう 指導 する もの とす る。

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( 4) 避難 行動 要支 援者 名簿 を必 要以 上に 複製し ない よう 指導 する もの とす る。

( 5) 避難 行動 要支 援者 名簿 の提 供先 が個 人でな く団 体で ある 場合 には 、そ の団 体内 部で 避 難行 動要 支援 者名 簿を 取扱 う者 を限 定す るよう 指導 する もの とす る。

( 6) 個人 情報 の適 正管 理に つい て、 避難 支援等 関係 者と 覚書 を締 結す るも のと する 。 4 . 避難 行動 要支 援者 が円 滑に 避難 を行 うた めの 措置

市 は、 大規 模な 地震 の発 生又 は洪 水そ の他 による 災害 の発 生が 予測 され ると きは 、防 災 行政 無線 (固 定系 )の ほか 、広 報車 、メ ール、 ホー ムペ ージ の活 用及 びツ イッ ター 等 様 々な 手段 を確 保し 、避 難準 備情 報( 避難 行動要 支援 者避 難情 報) 等の 緊急 情報 を提 供 す る。

ま た、 発令 され た避 難準 備情 報( 避難 行動 要支援 者避 難情 報) 等が 避難 行動 要支 援者 を 含め た住 民全 員に 確実 に届 くよ う、 電話 連絡、 直接 の訪 問等 地域 ぐる みの 情報 伝達 体 制 の整 備を 推進 する 。

5 . 避難 支援 等関 係者 の安 全確 保

避 難支 援等 に際 して 、避 難支 援等 関係 者本 人又は その 家族 等の 生命 及び 身体 の安 全を 守 るこ とが 大前 提で あり 、避 難支 援等 関係 者は、 地域 の実 情や 災害 の状 況に 応じ て、 可 能 な範 囲で 避難 支援 を行 うも のと する 。

6 . 避難 行動 要支 援者 の個 別計 画の 作成

市 は、 災害 発生 時等 の支 援体 制の 充実 を図 るため 、日 頃か ら避 難支 援等 関係 者と の情 報 共有 を図 り、 避難 行動 要支 援者 一人 一人 の個別 計画 の作 成を 推進 する 。

7 .防災設備等の整備

保健福祉部、消防本部は、一人暮らしの方、寝たきりの高齢者、障がい者等の安全を確保す るため、緊急通報装置、自動消火装置及び火災報知器等の設置の推進に努める。

8.福祉避難所の指定

避難行動要支援者に特別な配慮をするための福祉避難所を指定し、「災害時における避難所 運営の手引き」(平成 21 年 10 月 千葉県)を参考とし、避難生活に必要な資機材等の避難施 設等への配備、避難行動要支援者や女性に十分配慮した構造・設備及び運営の確保に努める。

( 1) トイレ、車椅子、簡易ベッド等の障がい者・高齢者用備品

( 2) 児童遊具、粉ミルク、ほ乳びん等の乳児用備品及び授乳に配慮するための設備

<福祉避難所の条件:特別支援学校、障がい者施設、老人福祉施設等>

ア 建物自体の安全性が確保されていること

イ バリアフリー化され、施設内の避難行動要支援者の安全性、利便性が確保されること ウ 避難行動要支援者の特性を踏まえ必要な空間が確保されること

障がい者施設については、既存の障がい者施設等と協議を行い、福祉避難所に準じる避難の 拠点として活用する。

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第3 社会福祉施設等における防災対策

1 . 施設の防災計画の作成

各施設の管理者は、入所者・通所者の安全な避難を確保するため、市の地域防災計画と整合 を図り、災害発生時の職員の任務分担、動員体制、保護者への緊急連絡、地域の自主防災組織 等との連携等について検討し、防災計画を策定する。

防災主管課(消防を含む。)は、必要な指導助言を行う。

2 . 防災学習・防災訓練・情報伝達体制の充実

社会福祉施設管理者等は、職員や入通所者等に対し、災害に関する知識や災害時にとるべき 行動について、理解や関心を高めるための実践的な学習と防災訓練を定期的に行う。

また、発災直後の保護者への情報伝達体制を整える。

3 . 施設の安全対策

社会福祉施設管理者は、施設の耐震化等、災害に対する安全性の向上に努める。

また、電気、水道等の供給停止に備えて、最低限度の生活維持に必要な飲料水、食料、医薬 品類等の備蓄を行うとともに、施設機能の確保や施設入居者の酸素療法等の治療等に必要な非 常用自家発電機等の防災設備の整備に努める。

4 . 組織体制の整備

社会福祉施設管理者は、消防署の指導などを受け、防火管理者等を中心として防災組織を整 え職員の任務分担、動員網、緊急連絡体制等を明確にするなど、防災組織体制の整備や災害応 急計画の作成を行う。

また、平常時から施設入所者、通所者及び職員と地域市民との交流に努め、災害時には、地 域市民の協力が得られるよう、必要な体制づくりを進める。

第4 外国人への対策

企画財政部は、外国人を「避難行動要支援者」と位置づけ、国が作成した「避難行動要支援者 の避難行動支援に関する取組指針」を活用し、多言語ややさしい日本語による防災の啓発に努め る。

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