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避難、救援及び武力攻撃災害への対処に関する日頃からの備え

ドキュメント内 市町村国民保護モデル計画 (ページ 36-42)

避難、救援及び武力攻撃災害への対処に関する日頃からの備えに関して必要な事項に ついて、以下のとおり定める(通信の確保、情報収集・提供体制など既に記載している ものを除く。)。

1 避難に関する基本的事項

⑴ 基礎的資料の収集

市は、迅速に避難住民の誘導を行うことができるよう、住宅地図、道路網のリスト、

避難施設のリスト等必要な基礎的資料を準備する。

【市対策本部において集約・整理すべき基礎的資料】

○ 住宅地図

(※ 人口分布、世帯数、昼夜別の人口のデータ)

○ 区域内の道路網のリスト

(※ 避難経路として想定される高速道路、国道、県道、市道等の道路のリスト)

○ 輸送力のリスト

(※ 鉄道、バス等の運送事業者や公共交通機関の保有する輸送力のデータ)

(※ 鉄道網やバス網、保有車両数などのデータ)

○ 避難施設のリスト(データベース策定後は、当該データベース)

(※ 避難住民の収容能力や屋内外の別についてのリスト)

○ 備蓄物資、調達可能物資のリスト

(※ 備蓄物資の所在地、数量、区域内の主要な民間事業者のリスト)

○ 生活関連等施設等のリスト

(※ 避難住民の誘導に影響を与えかねない一定規模以上のもの)

○ 関係機関(国、県、民間事業者等)の連絡先一覧、協定

○ 町内会・自治会、自主防災組織等の連絡先等一覧

(※ 代表者及びその代理の者の自宅及び勤務先の住所、連絡先等)

○ 消防機関のリスト

(※ 消防本部・署の所在地等の一覧、消防団長の連絡先)

(※ 消防機関の装備資機材のリスト)

○ 災害時要援護者の避難支援のプラン

⑵ 隣接する市町との連携の確保

市は、市町区域を越える避難を行う場合に備えて、日頃から、隣接する市町と想定 される避難経路や相互の支援のあり方等について意見交換を行い、また、訓練を行う こと等により、緊密な連携を確保する。

⑶ 高齢者、障害者等災害時要援護者への配慮

① 高齢者、障害者等の日常的把握

市は、自らが管理する病院及び社会福祉施設等における入院患者数及び入所者 数を把握するとともに、民間が管理する病院等についても、関係団体の協力を得 ながら、これらの把握に努めるものとする。

また、市は、個人情報の取扱いに注意しつつ、民生委員・児童委員、訪問介護 者、自主防災組織、ボランティア、自治会等の協力を得て、高齢者、障害者等の 状況を把握し、コミュニティファイル等を作成しておくなど、地域コミュニティ が一体となって武力攻撃事態等発生時に迅速な対応ができるよう、体制整備に努 めるものとする。

② 避難支援のプランの活用

市は、避難住民の誘導に当たっては、高齢者、障害者等自ら避難することが困難 な者の避難について、自然災害時への対応として作成する避難支援のプランを活用 しつつ、災害時要援護者の避難対策を講じる。

その際、避難誘導時において、「災害時要援護者の支援班」を迅速に設置でき るよう職員の配置に留意する。

③ 情報伝達方法の整備

市は、音声情報など、高齢者、障害者等のニーズに応じた複数の情報伝達手段 の整備に努めるものとする。

また、日本語の理解が十分でない外国人に対して、インターネット、携帯電話 のメール機能を用いた外国語による情報伝達手段の確保に努めるものとする。

④ 緊急通報システムの整備

市は、高齢者、障害者等と北はりま消防本部の間の緊急通報システムの拡充に 努めるとともに、北はりま消防本部との連携を図りながら、その的確な運用に努 めるものとする。

⑤ 運送手段の確保等

市は、運送事業者や社会福祉施設等が保有する車両のうち、高齢者、障害者、

傷病者等に配慮した機能を有するものを、あらかじめ把握するものとする。

また、その保有するバス及び福祉用車両など、避難住民の運送に使用できる車 両について定めておき、自ら避難することが困難な者の運送手段として優先的に 利用するものとする。

⑷ 民間事業者からの協力の確保

市は、避難住民の誘導時における地域の民間事業者の協力の重要性にかんがみ、

日頃から、これら企業の協力が得られるよう、連携・協力の関係を構築しておく。

⑸ 学校や事業所との連携

市は、学校や大規模な事業所における避難に関して、時間的な余裕がない場合に おいては、事業所単位により集団で避難することを踏まえて、日頃から、各事業所に おける避難のあり方について、意見交換や避難訓練等を通じて、対応を確認する。

2 避難実施要領のパターンの作成

市は、関係機関(教育委員会など市の各執行機関、消防機関、県、県警察、自衛隊 等)と緊密な意見交換を行いつつ、消防庁が作成するマニュアルを参考に、季節の別(特 に冬期間の避難方法)、観光客や昼間人口の存在、混雑や交通渋滞の発生状況等につい て配慮し、複数の避難実施要領のパターンをあらかじめ作成する。

この場合において、自治会、事業所等の協力を得て、できる限り自治会、町内会等又 は学校、事業所等を単位として避難住民の誘導を行うとともに、高齢者、障害者、乳幼 児等自ら避難することが困難な者の避難方法について配慮するものとする。

3 救援に関する基本的事項

⑴ 県との調整

市は、県から救援の一部の事務を市において行うこととされた場合や県の行う救 援を補助する場合にかんがみて、迅速に当該救援に関する措置を行うことができる よう市が行う救援活動内容について、自然災害時における市の活動状況等を踏まえ、

あらかじめ定めておく。

⑵ 基礎的資料の準備等

市は、県と連携して、救援に関する事務を行うために必要な資料を準備するとと もに、避難に関する日頃の取組と並行して、関係機関との連携体制を確保する。

4 運送事業者の輸送力・輸送施設の把握等

市は、県と連携して、運送事業者の輸送力の把握や輸送施設に関する情報の把握等 を行うとともに、避難住民や緊急物資の運送を実施する体制を整備するよう努める。

⑴ 運送事業者の輸送力及び輸送施設に関する情報の把握

市は、県が保有する市の区域の輸送に係る運送事業者の輸送力及び輸送施設に関 する情報を共有する。

○ 輸送力に関する情報

① 保有車両等(鉄道、定期・路線バス等)の数、定員

② 本社及び支社の所在地、連絡先、連絡方法 など

○ 輸送施設に関する情報

① 道路 (路線名、起点・終点、車線数、管理者の連絡先など)

② 鉄道 (路線名、終始点駅名、路線図、管理者の連絡先など)

ヘリポート(ヘリポート名、滑走路長、管理者の連絡先など)

⑵ 避難候補路の把握及び維持管理等

市は、武力攻撃事態等における避難住民や緊急物資の運送を円滑に行うため、県 が保有する市の区域に係る避難候補路の情報を共有する。また、道路管理者である市 は、避難候補路について日頃から整備・点検に努めるとともに、武力攻撃災害発生時 に被災した場合には、安全確保に配慮した上で、迅速な復旧に努める。

⑶ ヘリコプター臨時離着陸場適地の活用等

市は、県が指定するヘリコプター臨時離着陸場適地について、その活用を図り、航 空輸送を確保する。

【ヘリコプター臨時離着陸場適地一覧】

番号 所 在 地 名 称 管理者 連 絡 先

電話番号 最大対応機種 敷地の広さ

(延長×幅) 東076 西脇市鹿野町 城山公園 市長 川崎CH47J 80×150m 東077 西脇市鹿野町

1353-22 県民広場 市長 川崎CH47J 80×140m

東078 西脇市野村町

1796-270 重春グラウ

ンド 市長 川崎CH47J 90×100m 東105 西脇市黒田庄町前

坂2141 黒田庄グラ

ウンド 市長 川崎CH47J 120×70m 自衛隊

西脇市鹿野町

1116 東中学校グ

ラウンド 市長 川崎CH47J 90×90m

※ 上記グラウンドが車両の仮置場等に使用された場合、西脇工業高等学校のグラウンド等 他のグラウンドとする。

5 一時集合場所の選定

市は、あらかじめ、避難住民の誘導や運送の拠点となるような一時集合場所を選定し、

地域住民に周知する。

6 避難施設の指定への協力等

市は、県が行う避難施設の指定に際しては、必要な情報の提供や施設管理者の同意 の取得などについて県に協力するとともに、県が指定した避難施設に関する情報を、避 難施設データベース等により共有し、県と連携して住民に周知する。

施設管理者である市は、当該施設が武力攻撃災害時にも最低限の機能を維持し、避 難住民の生活や管理運営が確保できるよう、設備等の整備に配慮する。

7 医療体制の整備等

⑴ 災害救急医療システムの充実

市は、民間の医療機関を含むその区域における医療資源を把握し、救護所の設置、

救護班の派遣、救護班の要請及び受入れ、被災患者の受入れ、医療機関相互の応援 など、特に初動期の対応が迅速に行えるよう、日頃から災害拠点病院、医師会等と の連携を図る。

⑵ 災害拠点病院の整備

市は、災害拠点病院である西脇病院について、今後も必要な施設・設備の充実を 図る。

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