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適用雑草及び使用方法

作物名 適用雑草名 使用時期 10アール当り 使用量

シハロホップブチルを本剤及び

含む農薬の総使用回数 使用方法 移植水稲 ノビエ

キシュウスズメノヒエ アゼガヤ

移植後7日~ノビエ4葉期

但し、収穫30日前まで 1kg

本剤:2回以内 シハロホップブチル   :3回以内

湛水散布又は 無人ヘリコプター

による散布 移植後25日~ノビエ5葉期

但し、収穫30日前まで 1.5kg

直播水稲 ノビエ

播種後10日~ノビエ3葉期 但し、収穫30日前まで 1kg 播種後25日~ノビエ4葉期 但し、収穫30日前まで 1.5kg

上 手 な 使 い 方

◦散布時には3〜5cmの水深を守ってください。ノビエ5葉期での散布は、水深を 5cmに保ってください。

◦散布適期を越えると効果が劣るので、時機を失しないように散布してください。

使用上の注意

◦本剤はノビエの4葉期(1.5kg/10a散布では5葉期)まで有効なので、時期を失しないように散布 してください。

◦広葉雑草には効果がないので、広葉雑草が混在する圃場ではそれらに有効な剤と組み合わせて使 用してください。

◦散布に当っては、水の出入りを止めて湛水状態(水深3〜5cm程度)で均一に散布してください。

特に、ノビエ5葉期散布の場合は水深を5cmに調整してください。散布後3〜4日間は湛水状態を 保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。

◦漏水田(減水深2cm/日以上)では、薬害が発生する恐れがあるので、使用しないでください。

◦キシュウスズメノヒエ防除には、展開葉が水面に接する条件で使用してください。

◦アゼガヤ防除には、草丈20cmまで有効なので、時期を失しないように散布してください。

◦藻類または表層剥離の発生しやすい水田では、有効な剤と組み合わせて使用してください。

◦本剤はその殺草特性から、とうもろこし、食用びえ、ソルガムなどのイネ科作物の生育を阻害す る恐れがあるので、散布田の水田水をこれら作物に灌水しないでください。

◦使用に当っては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意するほか、別途提供されてい る技術情報も参考にして使用してください。特に初めて使用する場合や、異常気象時は、病害虫 防除所など関係機関の指導を受けてください。

◦使用量に合わせ秤量し、使い切ってください。散布器具の洗浄水は河川などに流さず、空袋など は環境に影響を与えないよう適切に処理してください。

クリンチャー1キロ粒剤

◦本剤を無人ヘリコプターによる散布に使用する場合は次の注意を守ってください。

 ・散布は散布機種の散布基準に従って実施してください。 

 ・散布機種に適合した散布装置を使用してください。 

 ・粒剤散布装置については、事前に薬剤の物理性に合わせてメタリング開度を調整するとともに、

当該水田周辺部への飛散防止のため、散布装置のインペラ(スピンナ)の回転数を低速に調整 してください。

 ・散布薬剤の飛散によって他の作物に影響を与えないよう散布区域の選定に注意し、圃場の端か ら5m以上離れた位置から圃場内に散布してください。

 ・水源池、飲料用水などに本剤が飛散、流入しないように十分注意してください。

安全使用上の注意

◦本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合は直ちに水洗し、眼科医の手当てを受けて ください。

水産動植物…水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池などに飛散、流入しないよ う注意してください。

 ・無人ヘリコプターによる散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意してください。

 ・散布後は水管理に注意してください。

 ・散布器具及び容器の洗浄水は、河川などに流さないでください。また、空容器は水産動植物に 影響を与えないよう適切に処理してください。

保管…直射日光を避け、なるべく低温な場所に密封して保管してください。

クリンチャー1キロ粒剤

種類名/シハロホップブチル乳剤

有効成分の種類及び含有量/シハロホップブチル〈PRTR1種〉

  …30.0%

その他の成分の種類及び含有量/有機溶剤、界面活性剤、水 等……70.0%

  (内ナフタレン〈PRTR1種〉3%、

  メチルナフタレン〈PRTR1種〉9%)

物理的化学的性状/類白色粘稠乳濁液体 毒劇法/該当なし

消防法/該当なし 有効年限/5年

包装/100㎖×10本×3 ダンボール箱 500㎖×20本   ダンボール箱

(Clincher™ EW)

除 草 剤

TM:ザ・ダウ・ケミカル・カンパニーまたはその関連会社商標

農林水産省登録 第 1 9 1 9 5 号

  

◦水稲のノビエ防除剤です。茎葉散布で発芽後から6葉期までのノビエに高 い効果を示します。

◦雑草の茎葉部から速やかに吸収され作用点へ移行し、殺草効果を発揮し

◦効果の発現が比較的速く、黄化・褐変症状が現れた後枯死させます。

ます。

◦散布後の降雨や土質の違いによる効果への影響はほとんどありません。

◦湛水での散布でも高い効果を示します。

◦イネとノビエ間の代謝分解速度の違いにより、イネに高い安全性を示し

◦散布後は、環境中で速やかに分解され不活性化するので、稲わらや土壌

ます。

への残留の心配はありません。

◦ノビエのほか、キシュウスズメノヒエ、アゼガヤにも効果があります。

◦直播水稲や、育苗箱、飼料米にも使用できます。

適用雑草及び使用方法

作物名 適用雑草名 使用時期

10アール当り

使用量 本剤及び

シハロホップブチルを

含む農薬の総使用回数 使用方法 薬量または

希釈倍数

希釈水量または 使用液量 移植水稲 ノビエ

キシュウスズメノヒエ アゼガヤ

移植後20日~

ノビエ6葉期 但し、収穫30日

前まで 100㎖ 25~100ℓ 本剤:2回以内 シハロホップブチル   :3回以内

湛水散布又は 落水散布

直播水稲 水田一年生イネ科雑草

播種後10日~

ノビエ5葉期 但し、収穫30日

前まで 雑草茎葉散布

稲(箱育苗)ノビエ 播種後10日~

ノビエ5葉期 1000倍 育苗箱

(30×60㎝)

当り18㎖

本剤:1回 シハロホップブチル   :3回以内

上 手 な 使 い 方

◦散布時は展着剤を加用してください。

◦雑草の茎葉全体及び株元によく付着するように散布してください。

◦散布適期を越えると効果が劣るので、時期を失しないように散布してください。

使用上の注意

◦散布液は使用当日に調製してください。

◦本剤は乳濁性液体なので、使用の際は容器をよく振って均一な状態にしてから所定量を取り出し てください。

◦本剤の使用の際は展着剤を加用してください。

◦本田内に再生するキシュウスズメノヒエでは再生茎3〜6葉期が本剤散布の適期です。また、畦畔 より侵入するキシュウスズメノヒエ防除では畦畔からのほふく茎1m以内の株全体に株元まで散布 してください。

◦アゼガヤには、草丈60cmまで有効なので、時期を失しないように散布してください。

◦広葉雑草には効果がないので、広葉雑草が混在する圃場ではそれらに有効な剤と組み合わせて使 用してください。

◦落水条件で散布する際は、撒きむらがないように均一に散布してください。

◦湛水条件で散布する際は、原液散布では効果がないので、散布液を使用当日に調製し、水の出入 クリンチャー EW

クリンチャー EW りを止めて湛水のまま均一に雑草茎葉散布してください。少なくとも3〜4日間は通常の湛水状態

(水深3〜5cm程度)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。

◦漏水田(減水深2cm/日以上)では薬害が発生する恐れがあるので使用しないでください。

◦少水量散布(25〜50ℓ/10a)には専用ノズルを使用してください。

◦本剤はとうもろこし、食用びえ、ソルガムなどのイネ科作物及びキャベツの生育を阻害する恐れ があるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合にはかからないよう十分注意してく ださい。また、散布田の水田水をこれらの作物に灌水しないようにしてください。

◦乾燥が続いた条件では除草効果が低下する場合があるので注意してください。特に、乾田直播水 稲に使用する場合は注意してください。

◦本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意するほか、別途提供 されている技術情報も参考にして使用してください。特に初めて使用する場合や、異常気象時は、

病害虫防除所など関係機関の指導を受けてください。

◦使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使い切ってください。散布器具及び容器の洗浄水 は河川などに流さないでください。また、空容器は水産動物に影響を与えないよう適切に処理し てください。

安全使用上の注意

◦誤飲などのないように注意してください。

水産動植物…水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないでください。本剤を 使用した苗は、養魚田には移植しないでください。

保管…直射日光を避け、なるべく低温な場所に密栓して保管してください。

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