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運営・管理に係る留意事項

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4. 小水力発電事業の融資の検討にあたっての基本的留意事項

4.4 運営・管理に係る留意事項

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表 4-7 小水力発電の一般的な巡視・点検 設備の種類 定期的な巡視や点検の標準的な回数

水力設備

①月に2~3回巡視を行い、異常の有無を監視する。

②6ヶ月に1回詳細な外部点検を行う。

③自然条件・経年変化並びに工作物の構造を考慮し、2~5年に1回抜水し て内部点検を行う。

電気設備

①月に2回巡回し、異常の有無を監視する。

②2~3年に1回停止・抜水して水車内外及び電気機器の詳細な点検を行う。

③5~10年に1回程度発電設備をオーバーホールする。

送配電設備

①月に2回巡回し、異常の有無を監視する。

②(地中式の場合)年に数回絶縁抵抗の測定を行い、状況確認する。

②2~3年に1回、詳細な点検を行う。

出典)資源エネルギー庁・財団法人新エネルギー財団『ハイドロバレー計画ガイドブック』平成173

54 (2) O&M費用

小水力発電事業実施時の主な運営管理費用を表 4-8に示します。

どのような監視方式にするかにより、その費用は異なります。簡易な監視方式ほど監視装 置は低コストとなりますが、トラブル時の波及が拡大することが懸念されます。

修繕費用としては、回転軸のベアリング交換費用(5~10年に1回)、発電機のオーバー ホール費用(概ね10年に1回)がかかります。これらの費用は、水車メーカーに確認する ことでおおよその金額を把握することができます。

表 4-8 小水力発電事業実施時の主な運営管理に係る費用

費目 備考

主 な 運 営 管 理 費 用

人件費 ダム水路主任技術者、電気主任技術者等の雇用に係る費用(必 要な場合)

土地賃借料 土地を借りる場合の賃借料(賃借がなければ不要)

水利使用料 発電用水利権が必要な場合の使用料 販売費及び一般管理

管理費及び予備費用

電気代 施設・設備で消費する買電費用 メンテナンス費用

電気保安上の定期点検や発電量監視業務等に係る費用(巡視、

緊急時対応等の管理体制に依存)、保守管理業務の費用、

ごみの流入に対する除塵費用 等

修繕費 各種設備の部品交換・修繕に要するコスト(周期的なオーバー ホール、消耗品の交換)

保険料 機械保険、火災保険等 その他費用 SPCの維持コスト

小水力発電事業そのもの以外の運営コスト

(会計事務所への管理委託費用等)

税 金 等

固定資産税 課税評価額×1.4%

(課税標準の特例措置の適用可能性がある)

なお、自治体や運営主体であれば不要 法人税 各事業者における法人税を算定

法人住民税 各事業者における法人住民税を算定

法人事業税(電気事業) 売電収入(税抜)×0.9%(超過税率は0.965%) 地方法人特別税 売電収入(税抜)×0.9%×43.2%

そ の 他

廃棄費用 小水力発電設備の撤去、発電用地の原状回復に要する費用

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