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連 絡事 務

ドキュメント内 東京大学学内広報 NO.1405 ( ) (ページ 36-39)

発令日、部局、職、氏名(五十音)順

発令日 氏名 異動内容 旧 (現) 職等

(退  職)

22.10.31 俣野 哲朗 辞 職(国立感染症研究所エイズ研究センター長) 医科学研究所附属感染症国際研究センター教授

(昇  任)

22.10.16 木宮 正史 大学院総合文化研究科教授 大学院総合文化研究科准教授 22.11.1 橋場 弦 大学院人文社会系研究科教授 大学院人文社会系研究科准教授

(配 置 換)

22.10.16 白山 晋 大学院工学系研究科准教授 人工物工学研究センター准教授

※退職後又は採用前の職等については、国の機関及び従前国の機関であった法人等のみ掲載した。

 東京大学における教員の任期に関する規則に基づく専攻、講座、研究部門等の発令については、記載を省略した。

藤本強名誉教授

 藤本強先生は、2010 年 9 月 10 日(金)に旅先のド イツにて突然倒れ、そのま ま御逝去されました。享年 74 歳。先生は、昭和 40 年 に文学部考古学研究室助手 となり、北海道北見市に設 けられた文学部附属北海文 化研究常呂実習施設に、昭

和 45 年初代の助教授として赴任されました。その後、

昭和 60 年に文学部考古学研究室に戻ると共に教授に 昇進し、平成 12 年に定年退官されました。この間の 平成 9 年から 11 年には、文学部長 / 大学院人文社会 系研究科長を務められました。その後新潟大学教授、

國學院大學教授、早稲田大学客員教授などを務められ、

平成 13 年からは(財)福島県文化振興事業団副理事 長兼福島県文化財センター白河館長として活躍されて おられました。先生の元々のご専門は西アジア考古学 でしたが、考古学研究室が実施していた北海道での遺 跡調査に学生時代から参加し、後に現地の専任教員と して東京大学の北方考古学研究を牽引してその礎を築 くと共に、この分野でも大きな業績を残されています。

その北方研究の延長上に、沖縄のような南の文化を加 えた「もう二つの日本文化」という、日本列島の歴史 を多角的に見る先生独自の歴史観が誕生しました。昭 和 60 年に文学部に戻られてからは、その頃から開始 された学内の埋蔵文化財調査の指揮を執り、初代の埋 蔵文化財調査室長となり、現在の学内埋蔵文化財調査 体制を確立する仕事をされました。大学以外では文化 庁の文化財保護行政の方面での仕事にも携わり、特別 史跡キトラ古墳調査研究委員会座長、古墳壁画保存活 用検討委員会座長、文化庁文化審議会文化財分科会世 界遺産特別委員会委員長などを務められました。

 先生は、元々の研究のフィールドであった西アジ アと日本を含めた東アジア地域、つまりユーラシアの 西と東の比較考古学という壮大なテーマに取り組まれ て、東大退官後も精力的に研究を続けてきました。と くに、最近は白河館長として、これまで先生が研究さ れてきた成果を一般の方向けに分かりやすく講演する とともに、毎年のようにその内容を次々と本にまとめ られました。

 このように先生は、学内の諸施設・機関をはじめ、

国の文化財行政の土台を作るという困難な仕事を次々 と成し遂げられてきました。現役世代の我々は、先生 の築かれた基盤を発展させながら、広い視野のもと、

新たなアジア考古学の発展に努めて参る所存です。

(大学院人文社会系研究科)

訃 報

窪徳忠名誉教授

  窪 徳 忠 先 生 は、2010 年 10 月2日(土)に御逝去 さ れ ま し た。 享 年 97 歳。

先 生 は、 昭 和 23 年 4 月、

東洋文化研究所に研究員と して就任され、昭和 24 年 には助教授、昭和 39 年に 東アジア哲学・宗教部門の 教授に昇任し、昭和 48 年

4月からは研究所長を務められました。また、学外に おいても、日本学術会議会員として学術行政面で活躍 され、昭和 49 年に停年退官されました。その後、立 教大学教授、二松学舎大学教授、鶴見大学教授、日本 民族学会会長、東洋学会理事長、南島史学会会長など を務められ、昭和 59 年には旭日中綬章を受章されま した。

 窪先生は、中国固有の宗教である道教の研究に全力 を傾けられました。先生は、戦後の道教学興隆の草分 けとも言うべき存在で、学問の自由という気風を承け

て自由かつ客観的に道教を研究されました。中国の民 衆に深く浸透している道教を通して、一般の人々の信 仰や習俗、生活を考察するという問題意識は、昭和 23 年に出版された『道教と中国社会』に強く打ち出 されています。先生がとくに研究対象とされたのは道 教の中でも金代に誕生した全真教という宗派で、道教 史全般を考察した専著『道教史』(昭和 52 年)に先だっ て、全真教関係の著書『中国の宗教改革』(昭和 42 年)

も出版されています。これらも先駆的な業績と言えま す。

 日本民俗学では道教は日本に伝来していないという のが定説でしたが、先生はそれに疑問を持ち、沖縄の 宗教や習俗について長年にわたって実地調査を行なわ れました。その成果が『沖縄の習俗と信仰』(昭和 46 年)

などの一連の著述です。さらに庚申信仰についての調 査も先生の大きな実地研究でしたが、視野は日本に限 られず、先生の業績は、道教の本質と道教が東アジア 諸地域に伝播し変容した様相を解明したことに集約さ れると言えます。

 先生の多大な業績を偲びつつ、慎んでご冥福をお祈 りいたします。

(東洋文化研究所)

訃 報

特集

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06 平成22年度第1回学生表彰「東京大学総長賞」授与式開 催

ドキュメント内 東京大学学内広報 NO.1405 ( ) (ページ 36-39)

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