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通常広告とは、広告用DIを伴い、製品の特徴(性)、データ(図表を含む)、キャッチフレーズ等を記 載することができる広告のことをいう。

「広告用DI」

Ⅱ.専門誌(紙)掲載広告の項に限定した記載であり、その他の「DI」に関しては、

それぞれの項を参照してください。

「DI」「広告用DI」それぞれの記載項目に関しては、22 頁、74 頁(通常広告)参照。

1.基本的留意事項

(1) 作成にあたっては、内容は科学的根拠に基づき正確、公平かつ客観的なものとし、有効性等に関す

る情報を記載する場合は、副作用等の安全性に関わる情報も記載すること。 「副作用等の安全性に関わる情報も記載すること」

医療用医薬品の広告は、医薬品の認知度を高めることを目的としていますが、同時 に適正使用情報を提供する手段でもあります。広告においても有効性に関する情報 を記載する場合は、副作用等の安全性に関わる情報も併せて記載する必要がありま す。

(2) 効能又は効果、用法及び用量に関わる情報については、承認の範囲外の記載をしないこと。特に、

効能又は効果の対象に一定の条件が付されている場合(しばり表現)には、承認された効能又は効 果がその条件も含めて正確に伝わるよう記載すること。

「承認された効能又は効果がその条件も含めて正確に伝わるよう記載すること」

効能又は効果に一定の条件が付されている場合にはその条件を含めて正確に伝わる ような記載にしてください。特にキャッチフレーズ的に使用する場合は誤解を招か ないような記載にすることが必要です。

正確な効能又は効果を「*」等の注記をつけて別記することも可能ですが、その場 合でも分かりやすい場所に適切な大きさの文字で記載することが必要です。正確な 効能又は効果を書いていても、離れた場所に見えにくい小さな文字で記載されたも のは効能又は効果が正確に伝わりません。

(3) 『参考情報』は記載しないこと。

(4) 試験結果を紹介する場合には「Ⅰ.第1章及び第2章」の各項目を遵守すること。

(5) 他剤(他社品)との比較試験成績や症例紹介を記載しないこと。 「他剤(他社品)との比較試験成績や症例紹介を記載しないこと」

「より○○○が少ない△△△剤です」等、比較対照薬が具体的に記載されていなく ても、明らかに他社品との比較試験による結果を示しているような表現はできませ ん。また、広告ではいかなる症例紹介であってもできません。

(6) 他社及び他社品の中傷・誹謗につながるおそれのある記載をしないこと。

Ⅱ.専門誌(紙)掲載広告 第1章

本項(Ⅱ.専門誌(紙)掲載広告)でいう広告とは、医療関係者向けの専門誌(紙)(学会プログラム、

企業発行の刊行物等を含む)を媒体(Web サイトでの掲載を含む)として、医療関係者に対して行う医 療用医薬品の広告をいう。その記載内容の違いから「通常広告」「品名広告」「記事体広告」に大別される。

「医療関係者向けの専門誌(紙)(学会プログラム、企業発行の刊行物等を含む)」

学会プログラム、企業が発行又は発行委託して定期的に配布される刊行物に掲載す る製品に関連した広告もこの作成要領に従って作成する必要があります。

また、国内で使用される英文表記の広告についても原則として同様の考え方です。

英訳については誤解を招かないよう適切なものとしてください。

「Web サイトでの掲載を含む」

紙媒体に限らず、Web サイト上に掲載する場合においても同様に扱います。

第1章 通常広告

通常広告とは、広告用DIを伴い、製品の特徴(性)、データ(図表を含む)、キャッチフレーズ等を記 載することができる広告のことをいう。

「広告用DI」

Ⅱ.専門誌(紙)掲載広告の項に限定した記載であり、その他の「DI」に関しては、

それぞれの項を参照してください。

「DI」「広告用DI」それぞれの記載項目に関しては、22 頁、74 頁(通常広告)参照。

1.基本的留意事項

(1) 作成にあたっては、内容は科学的根拠に基づき正確、公平かつ客観的なものとし、有効性等に関す

る情報を記載する場合は、副作用等の安全性に関わる情報も記載すること。 「副作用等の安全性に関わる情報も記載すること」

医療用医薬品の広告は、医薬品の認知度を高めることを目的としていますが、同時 に適正使用情報を提供する手段でもあります。広告においても有効性に関する情報 を記載する場合は、副作用等の安全性に関わる情報も併せて記載する必要がありま す。

(2) 効能又は効果、用法及び用量に関わる情報については、承認の範囲外の記載をしないこと。特に、

効能又は効果の対象に一定の条件が付されている場合(しばり表現)には、承認された効能又は効 果がその条件も含めて正確に伝わるよう記載すること。

「承認された効能又は効果がその条件も含めて正確に伝わるよう記載すること」

効能又は効果に一定の条件が付されている場合にはその条件を含めて正確に伝わる ような記載にしてください。特にキャッチフレーズ的に使用する場合は誤解を招か ないような記載にすることが必要です。

正確な効能又は効果を「*」等の注記をつけて別記することも可能ですが、その場 合でも分かりやすい場所に適切な大きさの文字で記載することが必要です。正確な 効能又は効果を書いていても、離れた場所に見えにくい小さな文字で記載されたも のは効能又は効果が正確に伝わりません。

(3) 『参考情報』は記載しないこと。

(4) 試験結果を紹介する場合には「Ⅰ.第1章及び第2章」の各項目を遵守すること。

(5) 他剤(他社品)との比較試験成績や症例紹介を記載しないこと。 「他剤(他社品)との比較試験成績や症例紹介を記載しないこと」

「より○○○が少ない△△△剤です」等、比較対照薬が具体的に記載されていなく ても、明らかに他社品との比較試験による結果を示しているような表現はできませ ん。また、広告ではいかなる症例紹介であってもできません。

(6) 他社及び他社品の中傷・誹謗につながるおそれのある記載をしないこと。

(7) 有効性・安全性、品質等について、虚偽・誇大な表現又は誤解を招くおそれのある表現(最大級の 表現、保証表現を含む)を用いないこと。

「誇大な表現又は誤解を招くおそれのある表現(最大級の表現、保証表現を含む)」

広告については、タイトルやキャッチフレーズ等で「確実な」、「著しく」、「極めて」、

「最高の」等の形容詞を使用すると最大級の表現、保証表現にあたるおそれがあり ます。また最大級の表現でなくても「強く強く」「速い速い」のように同じ形容詞 等を重ねて使用することは誇大・強調に相当します。

(8) 副作用が少ない等、安全であることを強調・保証する表現を用いないこと。特に、警告・禁忌を含 む使用上の注意、特定の背景を有する患者に関する注意との整合性をとること。

(9) 誤解を招いたり、医薬品としての品位を損なうようなキャッチフレーズ、写真、イラスト等を用い ないこと。

「キャッチフレーズ、写真、イラスト等」

キャッチフレーズやイラスト等の不適切な広告表現としては次のものが該当します。

・ 承認された効能又は効果、用法及び用量について誤解を招くもの

・ 有効性、安全性の強調・保証とみられるもの

・ 有効性、安全性についての最大級の表現とみられるもの

・ 恐怖、不快、不安等の印象を与えるもの

・ 虚偽、誇大な表現、誤解を招く表現とみられるもの

・ 『参考情報』を示した表現とみられるもの

・ 医薬品としての品位を損なうもの

・ 添付文書との整合性のないもの

・ 学会等で十分認知されておらず、科学的根拠が乏しい世代分類 等

上記以外でも当事者以外の第三者が見た場合に、強調・保証や誤解を与えるおそれ があると判断される表現がしばしば見られますので、注意してください。

(10) 医療関係者の肖像写真を主体とする広告は作成しないこと。ただし、座談会等で出席者の紹介を目 的としたものはその限りではない。

「医療関係者の肖像写真を主体とする広告」

「医療関係者の肖像写真を掲載した製品広告中止のお願い」が製薬協より発出され ています(平成 23 年製薬協発第 573 号)。

肖像写真は科学的根拠とはならないこと、またオピニオンリーダー等が当該薬剤を 推奨、保証していると誤解を招くおそれがあること等から、医療用医薬品の製品広 告としては相応しくありません。ただし記事体広告において、例えば座談会の出席 者の写真を掲載することについては、どのような出席者であったかを示したもので あり、誤解を与えないものであれば掲載可能です。

(11) 文字サイズが指定されているものはこれを遵守すること。

1) 6ポイント以上の大きさの文字で記載すること。

2) 次の項目は目立つように見やすい文字[8ポイント以上]で記載すること。

① 「警告」「禁忌」:本項目はゴシック体にて記載すること

② (使用上の注意について、必須項目のみ記載した場合)「その他の使用上の注意については添付 文書を参照されたい」旨の記載

③ (特定専門領域の専門誌(紙)への広告の場合)同一紙面への「特定専門領域の用法及び用量、

警告・禁忌を含む使用上の注意である」旨、及び「その他の領域の詳細については添付文書を 参照されたい」旨の記載

「文字サイズが指定されているもの」

医療用医薬品専門誌(紙)広告において、効能又は効果、用法及び用量、重要な基 本的注意等を記載する場合には、適正使用情報の伝達手段としての役割を担います ので、判読できる文字の大きさが求められます。よって、原則として6ポイント以 上の大きさの文字で記載することが必要です。6ポイント以上の大きさが無理な場 合は、広告スペースを拡大することをご検討ください。

(12) 「薬機法」、「医薬品等適正広告基準」等の関連法規や「製薬協コード」、「製薬協通知」等の自主規 範に留意すること。

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